Kayoメモ(5/5、5/6 Proquest 2回優勝)

はじめに

ProquestでKayoを使用して2度優勝できたので、Kayoを使用する際の思考メモを記念に残しておきます。

使用したリスト

割とオーソドックスな構築かと思います。
サイドボーディングはClashに勝ちやすいかどうか、固い相手かどうかを見極めて、PulpingやSavage BeatdownとClash系を入れ替えます。
サイドボーディングが割とシンプルなので、今回は事前にサイドボーディングを用意していませんでした。
Clash2種は微不利なUzuri/Warrior対面の勝率を底上げしてくれるかつ、山上が分かるのが大きいです。

Kayoを使用した理由

ProquestはNationalsの練習と考えており、色んなヒーローの経験値を積むために、全て別のヒーローを使用予定だったのですが、
Kayoだけ頭1つ抜けて強いと感じたので、後半3つはKayoを続けて使用しました。
ガン不利対面がおらず、不利対面もブレ次第で捲れるので間違いなく環境トップのデッキだと思います。

Kayoメモ

ここではKayoを使用していて、特に自分が意識していることを適当に書いていきます。

・脚装備のサイコロは負ける直前に振らない、負けそうだと察した瞬間に振る。
ライフがギリギリまで迫った終盤に「次のターン、サイコロでAP2獲得しないと勝てないから相手の攻撃を受けて返そう」というシーンをたまに見ます。
この場合はAPが1出たとしたら残した手札が余り、無駄に相手の攻撃を受けたことになり、サイコロ1だけでなく、2と3も全てハズレになります。
脚を負けそうな試合を捲る手段として使う考えは合っているのですが、
自分が脚を使うタイミングとしては、ゲーム中盤でこのまま行くと負けるなと感じたときかつ、AP2つあると強いハンドがたまたま残った場合に使用します。
この場合、サイコロ1がハズレとなり、2~3は特にハズレではありません(もともとサイコロ振る前提のキープをしているわけではないため)
運要素が強いように見えて、以外とロジカルなカードだと感じています。
このままいくと負けそうかどうかを考えるのは非常に難しいので慣れが必要です。負けそうと過剰に感じてしまうと、振らなくて良いサイコロを振ってしまい、それもNGです。

・頭装備はギリギリまで残す。
防御時のintimidate効果を持つ頭装備ですが、対面する相手からすると非常にやりづらく、クリティカルなシーンでは防御値2に加えて4~6点の攻撃を防ぐことに成功します。(例えばUzuriの変身先のAAを弾いたり、WarriorのGo again付与のARを弾いたり)
相手は頭装備を差し出されると打点を大きく損してしまう攻撃は中々できないのですが、頭装備を早々に使用してしまうと、相手のプレイの幅が広がり、最大打点をぶつけられてしまいます。
そのため、この装備は残せば残すほど相手の動きが弱まり、じわじわと表現価値を稼ぐカードになります。実質ダイナモ。
装備の温存を逆手にとって、頭装備出されると困る攻撃をアグレッシブに使用してくる場合もあると思いますが、返しの自分の攻撃が強く、ダメージレースで大きく優位に立てそうな場合は頭装備を早期に出すことももちろんあります。
この辺りは柔軟性が必要です。

・毎ターンKayoのリーダー効果を使う。
Kayoのリーダー効果は極力毎ターン使用したいです。また、1ターンに2ディスカードするのはあまり効果的とは言えません。それだったら2ターンに分けたいところ。
Wild RideやBare Fangを打つターンはインスタントディスカードは極力使わずCnCやSwing Bigなどのディスカードが絡まない攻撃の時にインスタントディスカードを使用するのが綺麗です。
青ピッチで武器⇒インスタントディスカードでgo again付与⇒余った1リソース+Tunic1リソースでCnC/Swing Bigみたいなルートは王道ですね。
インスタントディスカードを使用するターンはWild RideやBare Fangを無理に打たずにアーセナルに置くなどして毎ターンディスカードすることを実現します。
Kayoの効果を使っていないターンは相手を1点回復させていると考えましょう。

・攻めてるときはとにかくAgilityの供給を意識
Kayoはたまに、勝てそうだったのに負けたという試合があります。
それは大体Agilityが欠損して相手が手札を全て防御に差し出した返しにgo againがつかずに手札4枚(+アーセナル)が有効活用できなかった時です。
どうしてもという場合は脚を使用して逃げられる可能性はありますが、勝てそうなときに使用する脚は本当に弱いです。
なので、攻めてる時はとにかくAgilityの継続的な供給を意識します。
Runner Runnerや自ターンのAgile WindupがAgilityを出す主な手段ですが、AgilityがなくともWild RideやESでgo againをつけて連続攻撃することも可能です。
この2枚はアーセナルに置いておくと、連続攻撃の安定感が跳ね上がるため、Agilityを継続的に出すのは勿論、どうしても出せなかった場合はアーセナルのgo again持ちを使用するといった具合がちょうど良いイメージです。

・何を引いて何を捨てられても安定した出力が出るか考える。
Kayoはデッキの性質上、ドロー後のランダムディスカードが多いのですが、何を引いて、手札の何が捨てられても満足に動けるかを常に考えています。
Tunicのカウンターが溜まっていると、何を引いて何を捨てても大丈夫みたいなシーンが多発するので安心です。


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