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自分へ、 ありがとう

お風呂に浸かりながら、
ふと思い立って、自分の中の小さな自分に、
今、何を感じているの?と聞いてみた。

ずっと、自分の心の声が聞こえてこなくて、困っていたから。

そうしたら、小さな自分がスネているのがわかった。スネて、なにも言ってくれない。そっぽを向いている。


そりゃそうだ。
もうずっと、それはもう、ほとんど生きてきたのと同じ年数だけ、自分の心の声を無視して、周りを気にし続けて生きていたんだから。

自分の声よりも、他人の声を聞いてばかりいた。
自分の声を、信用してこなかった。

無視し続けられたら、スネるのも当たり前だよね。


そんな自分の中のちいさな自分へ、ごめんね、今まで無視しちゃって、と謝った。

そして、自分の身体を自分で抱きしめながら、ありがとう、と伝えた。

ありがとう、と素直に心の中で伝えることができた。

腕に伝わる自分の身体の柔らかさに、愛おしいとさえ、感じた。


今年の2月頭に、感謝のワークとして、お風呂の中で自分を抱きしめて、ありがとう、と伝える、ということを初めてやった。

そのときは、自分の身体に、そして自分自身にありがとう、と伝えることへの違和感がすごくて、そんなことをしている自分を気持ち悪いと感じた。

自分が生まれてきて良かったと思えなかったから、自分へ感謝することに違和感を感じたのだ。


それ以来、自分の身体を抱きしめて、ありがとう、と伝えることはしていなかった。

だけど今日、ふと思い立って、自分を抱きしめてありがとう、と伝えたら、違和感なく、ありがとうを受け取ることができた。


今もまだ、生まれてきて良かったー!
と手放しで言える状態では正直ないのだけど、
自分で自分にありがとう、と伝えても、違和感も気持ち悪さも感じなかった。

むしろ、自分の身体を愛おしいと思えた。


なぜだろう。

理由はわからないけれど、自分の中で、なにかが少しずつ変わってきているのかもしれない。

そうだといいな、と希望と期待をちょっと持ちつつ、あまりそういう期待はしないほうがいいのかもしれない、とも思う。

今だけ、今日だけの、一時的なことかもしれないから。

でも、今日、お風呂の中で、こうして自分へのありがとうの気持ちを素直に受け取ることができた自分がいたのは本当。
私は、それをとても嬉しいと感じる。


ああ、嬉しいなぁ。

ありがとう、私。
ありがとう、私の身体。


今でも周りの目を気にしてしまうし、すぐに思考が外側に向いてしまうけど(こうしたSNSでの発信もそう)、これからは、もっとちゃんと、自分にも目を向けていくね。

そしてもっと、自分の感覚を信じるね。


はる
2024.4.16


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