方舟

今日は夕木春央の方舟っていう本をよんだ。めちゃめちゃ面白かった
中盤では、方舟の中が浸水していって、中の人たちが溺れていくのに対してのタイトルなのかと考えて、皮肉だなあって思ってた。
だけど、最後の最後で、方舟っていうタイトルのぴったり感に、きもちいいいってなった。

この本はなんか、余計なことがかかれてない。最後のほうに、あそこの描写とか設備はべつにいらないやつかあって思ってたのも、最後の最後に全部の情報が必要だったんだってなった。すごすぎ
「動機にまつわる謎が一番最初に出てきて、探偵役が一旦おいとく判断をしたけど、探偵の推理が終わって最後の最後にその謎の本当の答えによって、オチがつく」って言うのがめちゃめちゃきれい。

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