人魚と零れた星の夜(継続こそ力なり)

「此処に住んだら、きっと、もっと幸せに違いないわ。そうだ。ここをわたしの住処にしよう」
思い立った人魚が目を開けると、さっきまで楽しそうに泳いでいた色とりどりの魚たちが、一匹残らずいなくなっていました。かわりに、遠くのほうから、すごい勢いでなにかがやってきます。大きく細長い体、鋭い目つき、ギザギザの歯をしたサメだと分かった時には、もう目の前までやってきて、大きな口を開けて人魚もろとも飲み込もうとしていました。
「きゃー!」
大声をあげた人魚は、すんでのところで逃げ出しました。

(つづく)

こんばんは。晴季です。
全然執筆進まんくて、
なんでこんなに書けないのに、わたしは童話作家になりたいとかほざいてるんだろう。
と病みそうになりましたが、
今は感情に流されずに継続するとき。
ということで、
コツコツ投稿完了。


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