【壊れゆくモノ】そして新たなる創造〜日鉄呉〜
私が住んでいる街の製鉄所が昨年9月末に72年の歴史に幕を閉じた。
小学時代、授業で絵を描くと言えば いつも 日新の煙突だった。
日鉄日新は、我が街の象徴だった。
閉鎖と聞いて、寂しい気持ちになった。
唯一、ホッとしたのは もうばい煙に悩まされなくてすむと言うこと😅
あの ばい煙だけは ベランダなど いつも キラキラ輝かせていた。
もう ベランダも 黒くならなくてすむのが唯一の利点。
しかし、やっぱり 寂しい。
この景色も見れなくなるとは、当時は思ってもみなかった。
そして・・・・・
どんどん、壊されていく工場。
日鉄の跡地を巡っては色々と協議がなされていた。
日鉄が閉鎖されたことによって 我が街の人口もますます減少しつつある。
そんな中での今朝の新聞。
『複合防衛拠点』とはなんぞや?(@_@)
近くに防災拠点があるのは災害があった時には 頼もしい。
しかし、艦隊の配備やら訓練やら、製造基盤やら・・・
なんだか、物ものしい💦
ここは、旧海軍工廠の跡地。軍港の街として栄えてきた街ではある。
色々とあるけれど 街のために少しでもなるように願うばかり。
これから日鉄と防衛省と県知事と市長が 協議に入るらしい。