Undertaleに恋しきれなかったゲーム下手の備忘録

※この記事はUndertale冒頭のネタバレを含みます。これからプレイする予定の方の閲覧は自己責任でお願いします。

※アンテを愛する方にはお気に障る内容かと思います。こんな風に思うタイプもいるのかよまじかよ~~~~みたいな内容です。

先に言っておきたいのはアンダイン戦のBGMを筆頭に音楽が「良~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!」でした。




今更ながら、Undertale(以下アンテ)をプレイしました。

アンテはとても話題になっていたし、私の好きなゲーム実況者がプライベートでプレイしていて、音楽が最高!という話も聞いていたのでいつかは自分でプレイしようと楽しみにしていました。そういえばその人は音楽への称賛と「Gルートが難しい」ということしか語っておらず。おかげで前情報ほぼゼロでアンテを知って触れられたのは感謝。

「好きなゲーム実況者」がいるという辺りでバレるかもしれないけれど、私はゲームがド下手です。「ゲーム実況は自分でゲームしない人の方が見る」とゲーム実況をしている誰かがインタビューで言っていた気がする。まあ以前は「自分がプレイしたことのあるゲームに他の人はどんな感想を抱いたんだろう!」というのが見たくてゲーム単位でプレイ動画を探していたタイプなんだけれど。GB版ドラクエⅢとかIbとかモンストとか。

今挙げたゲームの年代とジャンルの飛びっぷりからも私が普段そこまでゲームをしない人間だと示せたかと。所持している最新ハードは2DSです。

そのような感じで、自分でやってみたいゲームというのがポンッと出てきます。それが今回の私にとってはアンテでした。

「誰も死ななくていいやさしいRPG」

何よりこの有名なキャッチフレーズにたいへん惹かれました。アンテをプレイしようと思った一番の理由がここだと言っても過言ではないです。

「誰も死ななくていいってことは、戦闘がないとか少ないとか、プレイしやすいほのぼのしたゲームなんだろう!兄弟~!一緒にやろうぜ~!」

「やるやる~~~~!!!!!」

Steamの画面共有機能で私が操作し、兄弟と共にアンテの世界を堪能することになりました。


<!>以下、Undertale本編冒頭のネタバレがあります








「かわいいお花によるチュートリアル~!」

「LVとはLOVEのこと…なるほど~!」

「よーしなかよしカプセルを全部受け取るぞ~!」


「…」

「…」


おそらく、ここまでがアンテ初見プレイのテンプレ反応なのだろうけれど。

私達兄弟は一瞬でこのゲームを何ひとつ信じられなくなりました

というか、この時点でこれ以上プレイすることに嫌気が刺してしまい。

だって「誰も死ななくていいやさしいRPG」というキャッチフレーズから想像したものとあまりにもかけ離れている。

いや今死にかけたじゃん。死ねって言われたじゃん。え???????

「公式が打ち出したキャッチコピーに冒頭から裏切られた」

それがかなりショックでした。

私が抱いていたアンテに対する勝手な期待と信頼のようなものは、チュートリアル段階でズタズタにされてしまいました。



クリア後に読んだアンテ紹介記事で「チュートリアルから裏切っていく構成がプレイヤーの心をわしづかみにする」とありました。わしづかまれなかったということは、我々兄弟がアンテをプレイするのに向かない人だったのでしょう。

特に私は娯楽において「予想や想像」はどんどん裏切ってほしいけど、「期待」を裏切られても楽しめないタイプなんですね。ホラーをただただ「怖い」としか感じられないから苦手という程度の感性の持ち主なので仕方ないのかもしれない。一味違った匠な裏切りをエンジョイできない。

「前情報ほぼゼロでアンテを知って触れられたのは感謝」と先述したけれど、むしろ少しくらい知ってた方がダメージは少なかったろうな…と今になって思います。さすがにどうしようもないんですけれど…

改めて、アンテの「騙す仕掛け」を楽しめない時点で、私はアンテ制作側が想定したプレイ層じゃないのだろうと感じました。逆にチュートリアルで楽しかったらもう始終めっちゃくちゃ楽しめるんだろうなぁ。いいなぁ。

ぶっちゃけ悔しい。世間様があんなに楽しそうにプレイしてネタバレを控えてこれからプレイする人も楽しめるようにと配慮して評判だけを伝えてくれているのに、自分がそれを楽しむ感性を持ってないのは悔しいです。

わりとそういうことが多くて悔しいんですよね。だって楽しいことしたいし感じたい。自分に合う好きなものを探せばいいだろ、というのは大前提だし実行してるけど、なんかこう、やっぱ大勢が楽しんでるコンテンツ楽しんでみたい気分のときもあるじゃ~~~~~ん!???????


面倒くさい方向に傲慢。


Undertaleの評価ハードルを勝手にガン上げしてプレイしたら自分と合わないゲームで悲しかったプレイヤーの話でした。ごめんなさい。

チュートリアルの話だけで長くなったので〆ますが、「もう何も信じられないムーブ」かましながら兄弟と一緒に一周目クリアしたこととか、Pルートで申し訳ないがどうしても納得できない要素があったのとか脳内がまとまったら文章に整頓したいような蛇足なような。たぶんこの記事自体もこっそり加筆修正したりします。

現時点でGルートは心がへし折られそうでまだチャレンジしてないのですが、Gルートあってこそのアンテと誰もが語るので…しばらく…悩みます…私はパピルスくんを…○せるのだろうか………………

もし私が勇気を出してGあってこそのルートをプレイして、テノヒラクルー!してたらそれが一番いい展開なんじゃないかな…

今のイメージではGルートは「人がどう思うかを理解しすぎてて人の心がない」系の良心をえぐるかんじなのかなと思っています。怖い。FGOバビロニアアニメのシドゥリさん離脱後特殊EDみたいな。



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