(満点)雨の中打ちひしがれてる男性が立ち上がる-青の祓魔師の1stOP

こんばんわ。愛原春です。

TVアニメのOPを研究してます。

アニソンが良くても、映像がいいとは、限らない。

そんなバカな現実に打ちのめされる日々から、嫌気を指して、歩き出した。

いい「TVアニメのOP」とは何か。

見つけてやる! 俺ならできる!

そんな熱い想いはありませんでしたが、「嫌という気持ち=拒絶」から、動き続けた。

そうしてきたことで、いい「TVアニメのOP」が、どういうものか、形が見えるようになりました。

そんな俺が研究中に出会った、いい「TVアニメのOP」を紹介します。

「青の祓魔師の1stOP」です。

「TVアニメのOP」評価は、3項目で総合100で評価をしています。

3項目は、感情・アニソン・アニメート(=音なしの映像)です。

点数配分は、感情が50/50で、アニソンが25/25で、アニメート25/25です。

「青の祓魔師の1stOP」は満点評価のOPです。

青の祓魔師の作品は以下の公式サイトや、twitterの公式アカウントで把握できます。

TVアニメ「青の祓魔師」公式サイト

http://www.ao-ex.com/tv/

青の祓魔師

@aoex_anime

https://twitter.com/aoex_anime

「青の祓魔師の1stOP」の魅力6点を、紹介します。

1点目は、UVERworldさんの「CORE PRIDE」が、いいアニソンです。

UVERworldさんの「CORE PRIDE 」

https://itunes.apple.com/jp/album/core-pride-single/id574735289

熱いロックのアニソンで、元気さを感じていいですね。

2点目は、情の発展がちゃんと描かれていることです。

情の発展とは、キャラの感情変化やシーンの演出で、視聴者に気持ちが変化したとわかることです。

情の発展が、ちゃんと描かれていることで、飽きない映像になります。

現実の日常を考えれば、多くの視聴者にとっては、「青の祓魔師の1stOP」みたく状況が、変化しているとは、思ってないはずです。

ですが、映像に関して多くの視聴者は、早い変化を求めてしまいます。

そういうわけで、情の発展がちゃんと描かれていることが、魅力になります。

3点目は、アニソンに同期しているです。

アニソンに同期しているとは、アニソンの高揚感に合う映像になっているということです。

高揚感に合うということは、感情移入できます。

感情移入ができるから、「TVアニメのOP」を全部見ることができる。

「TVアニメのOP」を全部見ることができるから、作品の世界観を多く伝えることができる。

作品の世界観を多く伝えることができると、視聴者の記憶に残しやすくなる。

5個を伝えようとすると、3個を伝えられるかもしれない。

3個を伝えようとすると、2個しか伝わらないかもしれません。

TVアニメのOPで大事なのは、イメージが視聴者に残ることです。

正確に記憶が残ることが重要ではありません。

現実では多く話して伝えると、伝えたい相手の記憶には残りづらいです。

そこがTVアニメのOPと、トークとの違いになります。

話を戻します。

視聴者の記憶に残しやすくなると、作品に興味を持ってもらえる。

作品に興味を持ってもらうには、認識してもらうことが大事です。

認識してもらうことで、興味を持ってもらうことができます。

TVアニメの商売を考えれば、作品に興味を持ってもらうことが、大事です。

興味を持ってもらうことで、グッズやセルやアニソンを購入してもらえるかもしれません。

ですからアニソンに同期していることが、魅力になります。

4点目は、「雨の中打ちひしがれてる男性が立ち上がるシーン」がいいです。

何のことで、この男性が打ちひしがれているかわかりません。

ですが立ち上がって前に進むのが、勇気ある行為に思えるので、心に響きます。

ですから、雨の中打ちひしがれてる男性が立ち上がるシーンが魅力になります。

5点目は、歌詞に合ったシーンの描写があることです。

4点目で紹介した「雨の中打ちひしがれてる男性が立ち上がるシーン」の「CORE PRIDE」の歌詞を紹介します。

「どうしたって かなわない絵空事だろうが 胸を燃やす日は誰にも消せやしない 空から降る黒い雨が この身濡らし降り止まなくても まだ俺は変われる自分で変えてみせる」。

この歌詞が、「雨の中打ちひしがれてる男性が立ち上がるシーン」に合った描写になっています。

歌詞に合ったシーンになっていることで、「青の祓魔師の1stOP」に感情移入できます。

感情移入できると、記憶に残りやすくなるので、TVアニメの商売としてはいい表現になります。

6点目は、「まだまだ消えるな 心の火を」からのアニメート(=音無しの映像)です。

画面近くから急にキャラクターが登場して、カメラがどんどん後ろに後退していくので、キャラクターが遠くなっていきます。

「まだまだ消えるな 心の火を」からのアニメートの作画は、空間を把握できる描写です。

上手いアニメーターが作画をしないと、キャラクターの同一性を感じられなくなります。

縮尺して同一性のあるキャラクターを描くのは大変です。

「青の祓魔師の1stOP」では、「まだまだ消えるな 心の火を」からのアニメートで、同一性が感じるようにキャラクターが描かれています。

その上で奥にキャラクターが離れていくタイミング周りが、心地良いものになっています。

空間を演出できてるので、男性視聴者向けの表現としては、記憶に残りやすくなります。

記憶に残りやすいということは、TVアニメの商売としては、いい表現になります。

ですから「まだまだ消えるな 心の火を」からアニメート(=音無しの映像)が、魅力です。

以上で「青の祓魔師の1stOP」の魅力点の紹介を終えます。

それではこれにて。

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