進撃の就活# DAY3 人を魅了する文の書き方

早安 & おはようございます:)

進撃の就活も今日で中間点の三日目。
今日は実践的、そして就活生だけに限らず多くの人が手に入れたいスキルである
人を魅了する文章の書き方について学びました。

「文は人なり」という言葉の通り、文章にはその人の思想や人柄が現れます。
人は実際に会ってなくてもその人の文だけで相手を想像することが出来るのです。

つまり文章だけで誤解されてしまうことや、自分の伝えたいことを伝えきれないことが起こってしまうことも...

今回はどうやったら「おっ」と興味を持ってもらえるような文を書くのか
3つのポイントから分かりやすく説明し、そのあと実践として
「自己紹介・志望動機・目的・目標・OKR」を書いていこうと思います。

1. シンプルであること(優位性)

これは文を書く上で一番大事となってきます。なぜならこのシンプルさによって
どれだけの人が文章を読んでくれるかが決まるからです。

自分の伝えたいことを全部書きたい!と思ってズラズラと書いてしまっても
その文字数の多さで人は読む気をなくしてしまいます。
また、自分の知っている難しい単語ばかり使っても他の人に意味が伝わりません。小学生からおじいちゃんまで多くの人が理解できるような文にすることで
ターゲット層を広げることが出来るのです。

つまり、文章は文字数分かりやすさが鍵となります。

2.  未知なる真理が含まれていること(権威性)

人は自分が知らないことに対して興味を持ちます。
文章の中で読者にとっての新しい情報を入れることで、読者は「そうなんだ」「もっと知りたい」とのめり込むのです。

つまり、「学び」や「気づき」を与えることで読者の読みたい気持ちを掻き立てる
ことができます。

3. 全ての文章に愛があること(親近感)

文章に愛があること、それは読み手に対する愛です。
どのように書いたら相手に伝わりやすくなるのかを考えて作ることは
相手の立場になって考えることです。
これは文を書くときだけでなく人との関わりの中で全てのことに共通する大事なことだと思います。

4. 実践練習

続いて実践練習のために先ほど学んだ3点を意識して、自分がどのように文を組み立てたかのポイントとともに以下の文章を作ります。

自己紹介・志望動機・目的・目標・OKR

<自己紹介>
初めまして、高井遥と申します。
自身の文化背景や高校でのアメリカ留学を経験したことにより他国の文化、言語に興味を持ち台湾正規留学を決意しました。
大学では人類学を専攻しています。中国語の文献に苦労することも多いですが日々語学力を鍛え上げられ、視野が広がる授業に達成感を感じています。
人と関わることが好きな為、大学では2つの学部とサークルの幹部としてイベント企画活動をしました。
台湾にいる日本人留学生と共に「たい和ん成人式」を開催しSNSマーケティング、企業の方への協賛依頼を担当し、その後イベントプラットフォームとして「たい和ん学生団体」を設立しました。その過程で相手の立場から物事を考えること、他の人の良いところを見つけ吸収すること、全体を見て自分ができる仕事を探しに行き能動的に動く姿勢が身につきました。
趣味は絵を描くこと、ものづくり、バレーボール、ご飯屋さん巡りです。
特に自分の作品などの作ったものが成果として残ることに喜びを感じます。

<ポイント>
・自己紹介の部分ではなるべく簡潔に分かりやすくまとめる。
・伝えたいキーワードを先に決めて、分かりやすい流れになるように組み立てる。
・堅苦しくなりすぎないようラフな言葉を選び、自分の趣味など共感できることも
 書く。

<志望動機>
私が御社を志望する理由は4つあります。

①日本でも御社のようなコミュニティー形成のSNSが広まって欲しいと思っており、その日本進出をしている御社の活動の一員となりたいからです。
私は台湾に来たばかりの時知り合いもいなく、友達とも何を話せばいいのか分かりませんでした。しかし御社のアプリを使うことで台湾の同年代の話題について知ることができコミュニティーに所属している安心感、繋がりを感じることができました。また、自身も団体設立を通して様々な人と出会い、このように人と人が出会えるコミュニティーの大切さを感じました。

②文化に対して興味があり、昔から自分のルーツとなる日本と台湾に関わる仕事がしたいと思っていたからです。
食事、ファッション、娯楽、メイクなど生活に深く結びついた文化を自分の目で見て体験することで自分にとって大切な国である台湾と日本を、より広い視点から見ることができると思いました。

③「大学生」と「SNS」という拡散力のある2つの組み合わせの可能性にワクワクし、形となる成果を作り上げることを楽しみたいと思ったからです。
デザインや文章作成などの自分のスキルを上げると同時に、学んだことで御社に貢献したいと考えています。

④個々の意見が尊重される風通しの良いフラットな社風に惹かれたからです。
イベント開催でそれぞれの意見を認めて組み合わせることでより良いものができることを学び、自分もそのような環境で働き、新しいことを吸収して成長したいと思いました。

<ポイント>
・それぞれの理由を分けて整理することで分かりやすくする。
・先に理由を言い、なぜそのように考えたかを補充することで内容により説得力を
 出す。
・社風と自分の考えがあっているかどうかを確認する。
・自分が何をしたいかを具体的に示す。

<目的>:ゴール

文化について理解を深め、多様性を尊重する活動に携わる。

<ポイント>
・最終的に到達したいものであるため、長期的かつ抽象的なものにする。

<目標>:目的までの指標

多国籍、多様な考え方の企業でマーケティングをして消費者のニーズを知る。
自分で企画を考え実行して、活動の進め方について学ぶ。

<ポイント>
・目的達成への指針のため、短期的且つ具体的にする。

<OKR>:企業の掲げる目標(Objective)に対し、中間にいくつかの成果指標
     (Key Results)を設定し、目標達成までのプロセスを管理していく手法

(O) 多様性を受け入れ、より個性を尊重できるような社会を作るため
(KR)視野を広げるためにより多くの文化に触れ、学んだことを企画などでアウトプ
  ットする。
  SNSなどを通してより多くの消費者に届くようなコンテンツを作成する。

5. DAY 3を終えて

今回の実践的な学びであるDAY3は自分が長い目で見てどんなことをしたいのか、何を目的に企業を選ぶのかについて見つめ直す就活だけでなくこれからの生き方の基礎を考える良い機会だったと思います。

また、一番心に残ったのは
愛=相手の立場になって考えること、という言葉です。

人と関わる上で一番大事なこと。
それを忘れずに、視野を広く生きていきたいと思います。

それではみなさん晚安;)


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