数学ができない理系大学院生が1週間で統計検定2級合格した話
はじめに
先日,統計検定2級に合格してきました!今回はタイトルにもある通り,数学が苦手な自分が1週間で統計検定2級に合格するためにどんな教材を使ったのかだったり,何をしていたのかを書いていきます.
自己紹介
理系大学院生(2026年に修士課程卒業)
高校数学が苦手
学部2年生の時に確率統計を履修
卒論ではクラスタリングの基礎研究に取り組み組む
こんな感じで一応統計学を学んだ大学院生です.
受験のきっかけは、ある企業の説明会にて「データサイエンティスト職就きたいなら統計検定2級は持っているといい」と聞いたことです.
統計検定2級ってなんだ?
と,あるように大学基礎レベルの統計学の知識や活用法などが問われる試験になっています.
使う数学のレベルとしては高校の「確率」や「Σの計算」ができれば十分な感じです.
使った教材
改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎
→この教材は真に0から統計学を学ぶなら少し難しいかもしれません。合格には必要以上の数式や知識が記載されているので注意!
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[CBT対応版]
→公式問題集は必須!しかし,CBT対応版である必要はないかなと感じます.他の年度の問題集を安めに購入するのもありなのかなという感じです.
とけたろうブログ
→とけたろう様のブログはめちゃくちゃわかりやすいです!わからないことがあれば随時参照しながら使っていました.
勉強法
前提として,今から紹介する僕の勉強法は1週間で詰め込んだ方法になります.「合格」するための勉強法であって,「理解」するための勉強法ではないことをご留意ください.
知識のインプット
統計学基礎をどんどん読み進めました.研究室までの行き帰りの電車はずっと読んでました笑
ここで重要なのが,わからなくても読み進めることです.私が1番重要だと考えていることはまず勉強したい内容の概要と繋がりを理解することです.「知識は点で理解するのではなく,線になるように覚えると良い」と誰かに聞いた気がします.
問題演習
インプットと同時並行で,公式問題集に記載されている単元別の問題を解いていきました. 30秒考えて進まなければ,答えをみて,わからないことへの理解に努めました.解説を読んでもわからない時にはとけたろうさんのブログを見ながら考えました!
単元別の問題を解き終えるとすぐに模擬テストに取り組み,わからない単元の復習をしました.
結果
CBT方式であるため,すぐに結果が出てきました.結果としては,各セクションの正答率が約75%ほどでした.合格点は60点なので,悪くはないといった感じですかね... (画像は直撮りのため汚くてすみません)
感想
公式問題集がしっかり解けるている状態まで持っていければ合格することが出来るなと感じました.特に推定・仮説検定の分野では全く見たことないような問題が出るわけでもないので対策はしやすいと思います.個人的には高校数学の確率の問題が全くわからなくて,本当に焦りました笑
おわりに
今回は統計検定2級を合格するまでどんなことをしてきたかについて書かせていただきました.この記事が誰かの助けになれば嬉しいなと思います.もし何か気になることなどあれば,ぜひコメントでお聞きください! 最後までお読みいただきありがとうございました!
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