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ICPC2024国内予選 参加記~Haru視点~

はじめに

こんにちは!ハルです.
先日,ICPC2024国内予選に参加してきました!近畿大学からは3年ぶりの出場ということで記念に残していこうと思います.


ICPCとは?

ICPCとはInternational Collegiate Programming Contest(国際大学対抗プログラミングコンテスト)の略で,簡単にいうと同じ大学から3人1組でプログラミングによって問題を解く大会です.(公式サイトはこちら)

チーム紹介

我らが近畿大学といえばマグロ!ってことで独断でチーム名は「TunaMaguro」にしました。
Atcoderのレートは緑茶灰の3人組で参加しました.3人ともICPCには初出場だったので,勉強方法や,準備など試行錯誤だらけでした.

Haru(筆者)(X:@h_8262512)

学年:M1
Atcoder:緑
役割:C++実装とアルゴリズム担当

Yamamoto(X:@YamamotoD3v)

学年:M1
Atcoder:茶
役割:Python実装とアルゴリズム担当

Hori(X:@hori_eng)

学年:M1
Atcoder:灰
役割:天才的考察担当

当日

当日の11時からリハーサルが始まりました.実際に問題を解きながら,問題の見方や提出までの動作の確認を行いました.
15時からは先生が教室を借りてくれていたため,プリンターの動作の確認や,必要な物の最終確認をして,本番までの時間はみんなで雑談しながらリラックスしてました.

A問題

問題文
A問題はYamamotoくん担当で,すぐに解いてくれました.
AC:6:49

B問題

問題文
YamamotoくんがA問題を解いている間に残り2人で考察.考察がすぐに固まったため,私が実装しました.しかし,最初から並走している場合の実装をうっかり?忘れてしまって1ペナ
実装担当ながらほんとうにやらかした.
AC:30:54

C問題

問題文
自分が実装に苦戦している間に2人が完璧に考察を終わらせていて,Yamamotoくんがすぐに実装,ACまで
AC:44:38

D問題

問題文
スタートおよび,進行方向を変えた後にどこまで進めるかを障害物のx座標をキーとし,y座標を持つmapとy座標をキーとし,x座標を持つmapを持つことで,探索を行なった.
実装面では,lower_boundの仕様を間違えてしまいバグが消えず...
バグを消すことに成功した時けど,ループの処理を実装しきれず時間切れ
解いている途中に,ループにはならずともずっと短い移動を続けると計算量的に解けないのではないか?と問題を自分たちで難しくしてしまったことも反省点です.終了後に考えると,xとyはともに0以上100以下の制約があるため間に合うはずってなりました.

E問題

問題文
僕がD問題の実装に苦戦している間に2人が考察をしていました.
このような規則性を見つける問題が大の苦手な僕にはさっぱりでしたが、2人からは出来たの声が!しかし残り時間も5分程度しかなく実装が間に合わずに終了.
終了後に解説を読んでみると考察は完璧に合ってました.2人とも凄い...

まとめ

結果は3完1ペナで189位でした.DとEはめっちゃ悔しかったです.反省点としては,問題への損切りが上手くできず,D解くのかE解くのかしっかり絞ればどちらかは解けたかなあと言う印象です.
悔しかったけどめちゃくちゃ楽しかったです.僕以外の2人は学会やら就活で忙しい中,参加してもらいましたが,終了後に出て良かったと聞けてとても安心しました.
僕たちは国内予選突破できませんでしたが,後輩がいつか予選突破してくれたら嬉しいなあと思います.
近大で競プロ流行れ!!!!!


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