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ばんえい競馬のよもやま話 3

こんばんは。

今回は、愛さればん馬のリッキーのお話。


帯広競馬場のマスコット、着ぐるみでもお馴染みリッキー号。可愛いですよね❤️

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最近では、公式LINEスタンプも発売されてますます人気のリッキーちゃん。

リッキーは実際にばんえい競走馬として出走し、引退後、帯広競馬場のマスコット馬として長年親しまれていました。なぜここまでリッキーはばんえいのキャラとして愛されるようになったのか。というのが今回のお話です。

ではリッキーの現役時代からお話しましょうか。

2000年に2歳でばんえい競馬でデビューしたリッキー。2006年に1勝した限りで連敗続き。

高知競馬で連敗して有名になったハルウララ号から、北のハルウララと呼ばれてしまうほどでした。(´;ω;`)

ちょうどその頃、ばんえい競馬の存続が危ぶまれていた頃で帯広競馬場の広報担当としてリッキーに白羽の矢が立ったのです。

リッキーは優しくて穏やかな性格で訪問先の保育園や幼稚園、帯広市内のイベントなどで子供達に大変喜ばれたそうです。(見たかった)

こうしてリッキーはばんえい競馬の広報をしながら、競馬も出走していましたが、両立が難しくなり、2007年に引退することになりました。現役最後の引退レースにはたくさんのリッキーファンが駆けつけレースを見守りました。結果は最下位でしたが、それもリッキーらしい?のかな笑

現役引退後はリッキーは広報馬として大活躍。どこに行ってもリッキーは大人気。その功績がたたえられ、帯広市の特別住民票が交付されました。イベントがない時は帯広競馬場の横にある動物園で来場者と触れ合えました。

リッキーは現役の時は輝くことはできなかったけれど、引退後はばんえい競馬の広報担当として、愛されて輝くことができたのです。

そしてリッキーは2019年7月に広報馬を引退。引退式には、沢山のファンが集まりニンジンなどの贈りものや、メッセージが送られ温かい雰囲気の引退式だったそうです。

余生は、十勝内の牧場でゆっくり過ごしているそうです。

着ぐるみのリッキーは2010年頃に誕生。馬のリッキーは青毛でしたが、着ぐるみリッキーは鹿毛。マントをつけて可愛いですね(^^)

現在のばんえい競馬の広報は、フクスケ、ハクウンリュー、ミルキーが引き継いでいます。

帯広競馬場へ行かれたら是非会ってあげて下さいねー。

ではまた。

#ばんえい十勝 #ばんえい競馬 #帯広



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