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【ネタバレあり】ミリアニ第一幕感想

発表されて約3年、いよいよミリオンライブ劇場先行上映が開始されました。いやぁ良かったですよね、正直不安すぎて予防線はって下がりまくったハードルを超えれなかったらという不安もありましたが全くの杞憂でした(笑)、予想を完全に超える内容で見ていない同僚の皆さん、今すぐ観に行けってぐらいオススメできる内容でした👍

とりあえずネタバレしますので観てない方はそっ閉じでお願いします












まず最初ですがBGMや各話のタイトルの演出、良くなかったですか!もうね最初のBGMでミリオンライブの世界でしたよね。そして一話のタイトルの吹き出し?ですけど、メインコミュなんですよね。こういう小ネタでジャブどころか左ストレート喰らいました。あとBGMでいうとてってってーも面白かったんですけど、なんといってもLegend Girls!!ですよ!! このシーン百合子がメインですけど、脇に最上ちゃんと星梨花がいるんですよね。本当にエモくて一回目はレジェガで頭が一杯になって内容が頭に入りませんでした(苦笑)ちなみに2回目はちゃんと内容も楽しめました👍

前置きはこの辺にして ToP!!!!!!!!!!!!!ですよToP!!!!!!!!!!!!! 
本当に凄くなかったですか!アイドル達がぬるぬる動くし音響も映画館315!!ってなりますよね。最初の鑑賞時は歌唱の上にコールが流れてステレオ感半端ねえってなりました!
あとクラップですよクラップ。俺等が出演してるぅってなって頑張って本当に良かった👏

そしてなんといっても春香さんの後ろの席までちゃあんと見えてるからねぇー!ですよ。これが聴けただけで感無量ですよね。

でも一話のクライマックスはToP!!!!!!!!!!!!!じゃなくて、その後の公園のシーン

未来ちゃんが歌ったあとに静香が紡いだ歌は
「好きな夢描いたら」
「本当の自分を探しに行こう」
「終わらない道」
「どんな日も乗り越えて」
「まっすぐ進もう」
「みんな信じて」

アイドルを夢みるも、父親に反対されて夢を手放しかけている静香にとってはその歌は眩しすぎて表情に一瞬陰りが視えるんですよね。

でもそんな静香に未来はお構いなく「アイドルみたい」って本音をぶつけるんですよ。それに対して歌だって、演技だってと一見すると言い訳に聞こえる言葉で返す静香に対して、アイドルへの憧れが本物だと分かった未来は

「静香ちゃん、アイドルになりたいんでしょ」

と声を掛けるんです。言い訳だと非難するでもなく、都合のよい言葉をかけるのでもない。たった数時間前に偶然出逢った彼女のアイドルへの夢が本気だと伝わったから本音を聴き出そうとする。

夢を見つけれなかった未来にとって“一番の夢”がある静香は尊敬できる存在で、夢に対して孤独だった静香にとっては未来は初めての理解者。

2人の出会いがアニメ ミリオンライブのスタートにふさわしい一話でした。

そして超個人的ですが、未来がジャングルジムに駆け上がり静香に手を差し伸ばし「ぱしっ」

ここなんですよ、ここ!!

僕の人生で一番好きなアニメである放課後のプレアデスの中でも一番好きな回、第7話「タカラモノフタツ或いはイチゴノカオリ」の永吉ではないすばるとあおいちゃんを彷彿とさせるシーンなんですよ!!

ぶっちゃけ放課後のプレアデスの名シーンと言われたら「ぱしっ」を出す自分としてはこのシーンだけで感涙ものなんですよ!!

とりあえず気になった方は放課後のプレアデスをみてください。ハマる人は人生おかしくなるレベルのアニメです。dアニメで配信されてます。

そして第2話のオーディション回なんですが一言で言えば「神回」ですよね。

前半の練習シーンで印象的なのは未来の「全然だめだぁ😫」、ここで静香が苦言を言うのかなぁと一瞬思ったけど「凄く楽しそうに踊っていたけどね☺️」

静香さんの未来ちゃんのこと好きすぎだろ、これは親愛度カンストですわ〜(笑)

オーディションですが、お手伝いには合格者のメンバーが。特に桃子ちゃん先輩の「何でこんなことしやきゃ」この後のフラグになる非常に重要なポイント。

受付が終わり会場に侵入して小さい子このみさんに叱られた2人は早坂さんに写真を撮ってもらうんですが、笑顔の未来に比べて超緊張の静香

そして面接では言いたいことの半分も言えないと落ち込み、三人一組のオーディションで合流した翼の天才っぷりに自分と比較して落ち込む姿など不穏な影が…

ちなみにASメンバーが会場に見学に来るんですが、そこの場面の律っちゃん、超絶美人じゃなかったですか!!早坂さんがいたら「最高の一枚ができましたのでぜひご確認ください」ってなるレベル好き

そしてオーディション本番はミリアニでのミリオンスターズ最初の披露曲 

そうRat A Tat!!! ですよ、Rat A Tat!!! 

上映会ではOPカットなのでRat A Tat!!!はここが初披露なんですよね。いやぁ見るまではこんなに情緒ボロボロになるとは思いませんでした。5回見てるんですが、5回とも泣いてます😭

それでRat A Tat!!!ですが、未来ちゃんの歌い出は明らかに音を外してるんですよね。ぴょんさんが舞台挨拶で明かしてましたが上手くよりも元気に歌ったのが未来ちゃん感があって凄く良かったです👍 そもそもボイトレも受けてない未来ちゃんが上手く歌うってのは違う気がするので、さすぴょんです!!

あとこれは幻覚かもしれませんが、ToP!!!!!!!!!!!!!ではダンスがめっちゃ合ってたんですが、Rat A Tat!!!の序盤はズレてた気がするんですよね。こういう演出すきなんですよね。でも幻覚かもしれないので誰か検証してほしい(笑)

そして翼なんですが、ぴょんさん情報ではクラスで一番歌上手レベルで歌ったとのこと。翼の歌の上手さは天才感があって良かったのですが、これで落としてたのか。さすMachiですわ!!

そして最上ちゃん、早々に失敗して引きずり焦りから本来のパフォーマンスが発揮できないなか

「いっけぇー」

静香を信じる未来は当然として、やるなら楽しくやろうという翼のキャラクター性が凄く出てるんですよね。そして翼は一見協調性が無いと思われるんですけど仲間思いなところも見事に表してるんですよね。ここも後に繋がる重要なポイントですよね。

父親に夢を否定され続けてる静香、現段階では想像ですが恐らくオーディションも一度だけ許されたと思われます。「孤独」と思い込み心が折れそうな静香を救ったのは未来の言葉

「だって私が静香ちゃんのファンなんだもん」

未来と翼に送り出され本来のパフォーマンスを取り戻す静香

世界にひとつだけの音を持つ『希望』

静香が夢のとびらを叩いたこのシーンは何回みても震えるし、涙が止まらなくなります。放送した際にはリアタイで実況して同僚の皆さんと分かち合いたい!

そし未来、静香、翼が織りなすハーモニーに現れるニュータイプ空間   37人ならぬ「39人」の幻影!!

この場面はぶっちゃけ過剰演出やろ(苦笑)と思ったし、舞台挨拶でも温姫さんにもツッコまれてましたw  何より有志が数えたら居ないはずの2人がいるところが実にミリオンライブ(笑)

そして「みえたんだろぅ」からの「合格!」
いや、合格発表この場かよ!
(笑)

そしてラストの記念撮影は

弊事務所にも最高の一枚をくれませんかねぇ


いよいよ劇場メンバーが紹介され出す第3話

ですがその前に翼と源Pの関係性を訝しむ静香ちゃんの表情最高じゃないですか。あと美希先輩が居なくて悲しむ翼の表情とかめっちゃ良いですよね!表情豊かなアイドルが描かれてるの本当に大好き♥

そして劇場メンバーの出会いなんですが、

本編の木馬は現場大臣が押してくれたのだろうか?
劇場で野球はしてはいけません。キャッチボール可
なお、本人はうどんの面倒をみる模様

ネタバレツイートでも挙げられてましたがゲッサンオマージュ盛りだくさん。今確認して気がついたんですがジャングルジムもオマージュだったんですね、覚えてなかった(苦笑

ゲッサンでは先輩な最上ちゃん

ミリオンはゲッサン、BC、BNS、四コマなど色々なコミカライズがされてますが、こういうオマージュはみんなまとめてミリオンライブな感じがして愛を感じます。(百合子なんかはBNS感ありますよね)

ASとバックダンサー組の会話でも輝きの向こう側へ!では可奈が春香に対して「春香ちゃん」とファンが抜けきらなかったのが、ミリアニでは「春香さん」と候補生?の立場が抜けきれない所や伊織と志保の関係性など繋がりを感じさせられました。

あとは百合子に対する未来の「百合子....さん」は完全に「律子....さん」でしょうね(笑)

百合子で言えば、ミリシタでは考えられない昴との微妙に距離間(ミリシタでは恋しますよ!状況ですよねw)やレッスン後のぷしゅーのima先生感とか好きです。そして、まつり姫の圧倒的な気遣い力!ラストの「百合子ちゃんは良い先輩ですね」のシーン、それまで無理をしてる百合子を気遣ってたまつり姫が未来たちにステージの風景を伝えた百合子に対して送った言葉ですけど、個人的には先輩であろうとした百合子を肯定してる言葉でもあると解釈してるんですよね。先輩として頑張るもよし、同じ立場で頑張るもよしと最終的な判断は百合子本人に委ねてる気がするんです。

相手を信じて見守ることもできるところがまつり姫の素敵なところだと思いますね。

この場面はBNSのこのシーンを思い出しました

あと3話で思ったのはトレーナーさんの雰囲気がミリラジで語られてるMAKIちゃん先生のイメージぴったりで普段こんな感じでレッスンしてるのかなぁとか思いました。


そして第1幕ラストの第4話、劇場メンバー紹介からの原っぱライブまでの道のり

開幕から茜ちゃんが暴走するんですが、暴走に乗っかるメンバーと不安視するメンバーが居るのが個性的。そしてミリアニならではなのが、ミリシタとのキャラクター性の違いではないでしょうか。それを特に感じるのは瑞希と紗代子なんですよね。

ミリシタでの瑞希はしっかり者のお姉さん属性が強いので一旦整理しましょうってなりそうなんですよね。それが4話では「私はマジックを」と乗っかるんですよ。これはグリマス時代(LTPとかで聴けます)のエキセントリックな真壁瑞希(断言

逆に紗代子はミリシタだと頑張ろうよ!みたいになりそうですけど、今回は不安が先に来てるんです。自分は紗代子Pじゃないので気が付かなかったんですけど、紗代子もグリマスとミリシタではキャラクターが変わっていてグリマス時代はもっと自信がないキャラクターだったいうのを昔見たことがあって、確かにLTPでは終始不安だったしLTDではリーダーに指名された責任感から翼と軋轢を産んでるんですよね。こういうキャラクター性の違いはグリマスからのPには懐かしく、ミリシタからのP(私もです)には新しく、ミリアニからのPは同じスタート地点となり、皆んなが楽しめる設定になったのでは無いでしょうか。

どんどん加速する原っぱライブ、茜ちゃんまでも大事になりすぎて焦りがみえるなか、暗雲の大雨からの桃子ちゃん先輩の反発

ミリアニ第一幕で最大の賛否両論のシーンですが、このシーンをフォローすると2話の時点でアイドルとしての活動ができないことに桃子の不満が描かれてます。その上でメンバーが集まるまで待たされてたのに、やっと現れた新入りが好き勝手なことやり始めるんだから待たされてる身からすると溜まったものではない。そのうえプランも何もなく、ステージ作成や宣伝も自分たちでやる。元子役の桃子からすると演技をするのがプロの仕事であって、未来たちのやってることは「おままごと」に見えてしまうんですよね。

と説明したは良いですけど、これってミリオンライブを知ってるPだから分かるだけで、ミリオンライブを知らない人にはとにかく説明不足(というか圧倒的に尺不足)なんですよ。

BNSでも導入部は似てるんですけど、こちらは桃子が主役の一人なので内心が描かれてます。

BNSでは桃子の不安と
焦りが描かれてます

正直、ワンクールしかないなかで37人のアイドルを登場させる為に精一杯の尺は使ってることは分かるんです。(他の人の感想で普通なら3話と4話は纏めるのではとあり納得しました)

でもそれは非ミリPの人には関係ないし、不満点になるのは当然かと思います。

気持ちがバラバラになり一旦休憩となるメンバー
一人ぽつんと座る桃子に声を掛けようも出ていけない琴葉。そこに現れたのは

 やってみなければわからない、LTDでは…

初見で琴葉が行けない場面で誰が行くのかとなって、ここは「瑞希しか居ない」と思って見ていたんですがその通りの展開でした👍 当方真壁瑞希の担当をさせてもらってますが、瑞希の出番って「私は手品を」と「成功です、ぐっじょぶ」しか無いんですよね、でもこの2つで大満足でした!!

ちょい前のミリラジで確かぴょんさんがミリラジでミリアニは未来ちゃんが中心の話だけど、それぞれの担当Pは安心して良いみたいな話を過去にされてた記憶があったんですけど真壁瑞希さんの担当として本当に実感して制作陣の皆さんに感謝しかないです👏👏👏👏👏

この時の瑞希なんですけど、別に桃子のフォローにはなってないんじゃない?って意見もあると思うんですけど桃子を一人にしないことが重要だと個人的には思ってます。 

※ちなみにこのシーン、琴葉が「瑞希ちゃん、私にもマジック教えてくれない」って言いそうとか思っちゃいましたw

一方で未来は源Pに早く活動したい、待ちきれない気持ち、そして自分だけじゃなくて皆も同じ気持ちと伝わったから原っぱライブをやりたかったと本音を打ち明けるんですが、何故かマイクがONになっていて全員に想いが伝わるシーン。

桃子からしたら好き勝手にしてたと思っていた未来や他のアイドルも自分と同じ気持ちだったことがわかるんですよね。とは言え少し素直じゃない桃子、源Pに「失敗したらお兄ちゃんのせいなんだからね!」っと照れ隠し?的に言うところが桃子の魅力の一つではないでしょうか。

そしてこのシーン、奈緒が言い合ってた桃子に対して肩を組んで「それはそうやな」と同調してわだかまりを無くそうとするところもとても良く、(恐らく)特殊EDのセブンカウントで締める雨降って地固まる第一幕の終幕相応しい終わり方でした😭

なお、舞台挨拶では温姫さんが「マイクそんなに集音する?」と情緒をぶった斬る妖刀を抜いたのは秘密ですw

4話のBパート、やはり注目は翼のさりげなくマイクをONにして青葉さんの「はいってますよぉ〜」から、わざとらしくごまかすツバッティーはまさに可愛さの権化でしたよね(断言)!! 

あと亜利沙が原っぱライブの集客に対して、「新人アイドルちゃんはSNSとかで告知をしなければ身内しか集まらないんですよね」とアドバイスをするシーンはデレアニの某シーンの対象的だなあと思いました。これはデレアニの展開批判ではなくて、尺的にミリアニでやったら展開が進まなくなるので亜利沙の属性を上手く利用して進めたと思いました。

…ここまでは言い話として、個人的に気になったのは紗代子と可憐なんですよ。桃子は上に書いたように和解の理由は一応説明はされてるんです。

でも紗代子と可憐は「それなら私もできるかも」みたいな発言なんですよね。そもそもこの2人って劇場デビューに向けてレッスンしたいって言ってるんですよね。

未来の待ちきれないから何かしたいという真意を聴いたあと「それなら私もできるかも」って噛み合ってないんですよ。個人的に第一幕の不満点はここだったんですが、週替りボイスシアターで紗代子が何をすれば良いのか分からない、皆は何をするのか教えてほしいとメンバーに聞くなど一応フォローはされてました。でもおまけの週替りボイスシアターでフォローするのは違うねとはなります。

そしてEDと言うなのOP

いやあOP映像たまらなくないですか!!
扉の先にASがいて未来ちゃんの背中に羽が現れるところめちゃくちゃ好きだし、100万の🦋が飛び交う様が美しくてテンション爆上がりでした!!

2番になると最上ちゃんのオーディションのシーンを思い出して涙腺にくるし、全員のRat A Tat!!! 叩こうのところはコールしてえ!ってなりました。3回応援上映みてるけど、3回とも誰一人発生しない実質通常上映だったので一人声出しの勇気がでなくて実行できてないですが…

とりあえずact-3で全力出します!って宣言したところで筆を置きます!

全体の感想は?そんなの6700文字を超える全文読んだ人はわかりますよね

それでは第二幕も楽しみましょう!!
















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