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中国 亜青寺

甘孜より公共バスで亜青寺へ向かいます。
一応、東チベットの目標地点です。亜青寺はチベット仏教ニンマ派の僧院で
修行の場です。カリスマにより人々が集まってきます。
やはり宗教そのものも大事ですが、人が大事なのですね。

バスはマイクロバスで、20人乗りくらいです。
バスに乗ると、成都から一緒で、昨日横になっていたお坊さんが
乗ってました。(オレオをあげたのに断ったお坊さん)

子供ちゃんも修行の身か立派な衣装をされてます。
バスの間中ずっとおやつを食べ続けてました。
このバスは8時発車の予定でしたが、1時間ほどお客さんが来るのを
待っていました。

なかなかの悪路を進んで行きます。
途中の山の中で結構な人が下りていきます。

途中で雪が残っているため、チェーンを付けます。
うん。チェーンを付けてもらってありがたいです。

なんか。雪山に車が転がっています。
これは大丈夫でしょうか。不安が募ります。
安全運転でお願いしたい。

集落の売店で積荷を下ろします。
水、食料、ジュースなどなどを20分ほどおろして、再度出発です。
なぜかお坊さん以外はみんなお手伝いしてます。
私は見学してました。

亜青寺へ到着しました。
見える建物はすべて僧房で、1万人以上が修行されているそうです。
山の高原の中に突然、凄まじいものが宗教施設が出現する感じです。
あんまり表現する言葉をもちませんが、「なんじゃこりゃ」って感じです。

高原の中感がわかりやすいかと。

記念撮影をしてみました。
なんか旅行者感がある格好をしてますね。三脚を持っていけばよかったです。

スケール感が難しいですが、相当大きな仏像です。
言えば、大仏ですね。
宗教は古いものを守っていくものかと勘違いしていたのですが、
全然現在進行形で仏像であれ、法具でありどんどん新しいものがあります。

マニ車です。
成都から一緒だったお坊さんはまずはマニ車ではなく、マニ車の建物の周りを
ぐるぐるするところからスタートしてました。

なかには動物がいっぱいです。ヤク、牛など。

読経されています。
右下の方が読まれていて、前3名は広げた紙をいろいろ探していました。
なかなかルールが難しいです。

内部の様子です。

中には食堂、雑貨屋さん、衣料品店、ホテルなど一通りの施設は揃ってます。
写真のお店はちゃんと営業してます。

新しいお堂の内部ですが、鉄骨造です。
鉄骨造でもこのような使い方があるということに初めて気付きました。
仕上げをして形状を隠さないといけないのかと思い込んでましたが
鉄骨自体に直接彩色してしまえば良いというこんな簡単なことに
今まで気づいていなかったとは。
うん。継手位置もちゃんと考慮されています。

来た時に4時って約束したタクシーはどこかに消えてしまって
あらあらどうしようってなってましたが、乗合タクシーが300元って
行ってきたところ180元で行ってもらいました。
帰りは雪が解けていて安心でした。(道は未舗装)

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