タクシーアプリ「GO」の裏方プロダクト、タクシー事業者の運用を手伝う管理画面

はじめに

こんにちは、株式会社Mobility Technologies（MoT）のPdMチームで投稿しているブログリレー。今回はMoTがタクシー事業者に提供させていただいている管理画面について紹介させていただきます。

タクシー事業者の運用を手伝う管理画面とは？

MoTではタクシーアプリ「GO」を利用した配車システムをタクシー事業者に提供しています。そこで、タクシー事業者がアプリで受注した注文を確認したり、各種設定をするためにタクシー事業者向けの管理画面を提供しています。

現在、MoTに存在するタクシー事業者向け管理画面は複数ありますが、今回の記事ではタクシーアプリ「JapanTaxi」時代から利用されている「JapanTaxi業務支援システム（社内の通称：JPP）」について紹介させていただきます。

JPPって何ができるの？

JPPでできることは大きく分けて3つです。
1. アプリで受け付けた注文を確認でき、必要な運行サポートができる
2. アプリ関連で支払いがされる金額を確認でき、必要な決済処理ができる
3. アプリ関連の各種設定が参照・更新できる（マスタ設定や配車受付可否など）

実際の画面を公開しちゃいます。

▼注文を確認する画面

▼決済情報を確認する画面

プロダクトの遷移

JPPは会社の統合などのさまざまな出来事に併せて変化してきました。これまでのプロダクトの遷移とこれからの野望について記載させていただきます。

一番最初（～2017年）
配車システムと同環境に存在したWEBシステムを管理画面として提供
・MoT（旧Japantaxi）の事業者管理画面はここからはじまりました
・この時期はアプリの配車システムと事業者向けの管理画面が同じシステム上で動いていました
・.NETベースで作られていました

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配車システムをRailsベースのシステムにリニューアル。それに伴って各種画面もリニューアルしようと動きだしました。
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暗黒時代（2017年～2019年）
管理画面をそれぞれの利用用途ごとに切り分け、それぞれ別のログイン管理で提供
・4つの別々の機能向けの画面がそれぞれ存在していた時代です
・それぞれの管理画面はすべて別のドメインで管理され、画面毎のアカウントとパスワードで管理されていました
・それゆえ、タクシー事業者の皆さんはアイパス管理地獄に陥ってしまっていました

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複数のアイパスを管理し、複数の画面遷移する運用を改善しよう！という声が当然上がり、動き出しました。ここでJPPの登場です。
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わちゃわちゃ時代（2019年～2020年）
JPPを作りつつ、旧画面から少しずつ移行し始める
・暗黒時代に管理していた画面を一つのポータルページで管理すべくJPPを誕生させました
・開発が遅れたり、利用者への説明がうまく完了できず切り替えがなかなか進捗しないという状態になってしまいました

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せっかくJPP作ったのに旧画面から切り替えられないのがもったいない、頑張って浸透させよう！と移行を急ピッチで進めました。
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今（2020年3月～）
移行が完了し、JPPをタクシー事業者に提供
・暗黒時代の画面を全てクローズし（一部は存在）、JPPのみログインすれば基本業務が完結する状態となっています
・一方、アプリ統合の影響で「MOV」時代に導入しているタクシー事業者が利用している画面も継続して運用しており、同じような機能を提供する２つの管理画面が存在している状態となってしまっています

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２つの管理画面のいいとこどり＋α の画面作ろう！
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新時代（2022年xx月～）
２つの画面を統合した新画面を提供予定
・これまでやりたくてもできなかった機能を搭載し、事業者が「より業務しやすい」＆「管理画面だけで本当に完結する」という視点を大事に新画面を作成中です

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

今回はタクシーアプリ「GO」を支える裏側システムについて紹介させていただきました。

紹介したプロダクト以外にもMoTには移動プラットフォームを支える多くのプロダクトが存在しています。
他のプロダクトについても各プロダクトマネージャーによる紹介を予定していますので、ぜひ一読ください。

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