#新しい働き方LAB 「29歳からでも歌手になれるのか」
※このnoteはランサーズが運営する「新しい働き方LAB 研究員制度」の、実験計画書として書かれたものです。
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「バカなの?そんな夢、叶いっこないよ」
「もういい年なんだし、大人になったら」
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齢29才と4ヶ月、「いまからでも歌手になりたい」。
なんて言ったら間髪いれず「バカだよね〜笑」って自分で自分につっこみを入れてしまうと思う。
そしてそんなこと世間様に言おうがものなら、冒頭のようなセリフが方々から飛んでくる。
なんて、なまじ共感力と想像力だけは高い自分の脳内でイメージ(妄想?)をしていた。
だからそれが怖くてずっと周りには言えなかったし、ひっそりとやろうものにもオーディションの年齢制限(※だいたい25歳前後が多い)を見ては「自分には関係ないな・・・」なんて言って、見ないふりをしていた。
最近は「夢を諦めた方が幸せになれる」なんてタイトルに目を奪われちゃったり、ね。
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でもずっと、気がつくとずっと頭のはじっこに "音楽" が居残っていた。
わかってる、自分の心は「やりたい」って叫んでいることを。
けどずっと、その感情を表に出すのは怖かった。
そんな逡巡たる思いを一人の信頼のおける方に話したとき、その人からこう言われた。
私は大学のときにダンスを仕事にするのは違うと思えたけれど、それがなかったら30過ぎた今でもずっとやっていたんじゃないかな。ただ、ダンスは体力も使うからね。
ハリーはまだ28(※当時)だし、歌だったら(30になっても)なんとかなるんじゃないかな。諦めるのはやってからでもいいと思うよ。
・・・30才を目前にして思うけれど、1つ年を重ねる毎に何かが終わっていくような感覚がある。
その反面で、できるようになったことがあるのも事実ではあるのだけど。
そんな今だからこそ、ー30歳まで残り1年を切ったタイミングでー、自分の中でわだかった気持ちと真っ正面から向き合うことに決めた。
歌手になれるかどうかはわからない。むしろ、アドバンテージが全くといっていいほどない。
それでもやってみることに価値があると、今はただそう思いたい。
まだ公開ボタンを押すことに抵抗があるし、自分の中での気恥ずかしさもあるけれど、せっかくご縁をいただいたこの制度を使って宣言します。
「29歳。でも歌手になりたい」
それがこの実験の目的と背景。
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◆検証したいこと・測定方法
本来10〜20代前半でデビューしていく方が多い中、29歳から歌手活動へチャレンジし、仕事にしていけるのかを検証・実験します。
実験の成功条件としてはシンプルに、
「期間内に歌手としてのお仕事を "指名にて" 獲得できたら」
とします。
◆活動の概要・成果等
1) 音楽に毎日触れること、そしてそのレポート
2) SNS、youtubeなどを使った定期的な成果物のアウトプット(音声コンテンツ、動画コンテンツなど)
1)について補足すると、いま師事している方から、
「1週間で3時間ではなく "15分" を毎日続けなさい。短時間でいいから継続してやることが、一番の近道です」
とのコメントを頂いたためです。
また歌手活動の傍らで、後学のために音に関わる知識(作詞作曲の理論、音響心理学、DTMなど)の習得も行います。
◆スケジュール・進め方
8、9、10、11月
→ ただただ愚直に、毎日音楽をこなしていきます。成果物のアウトプットは8月後半から順次開始予定です(現在準備中)。
11月末の時点で仕事を取れたか否かで、次の行動の判断指標とします。
◆さいごに
この実験はあくまで「自分との戦い」です。
これ(夢)に限らずですが、物事にはかならず二面性があると思っています。
「夢を持った方が幸せになる」
「夢は諦めた方が幸せになる」
のような対立する意見があるのはごく自然なことですし、どちらを取る(良いと思う)かはその人の性格や置かれた状況によって違うよね、と。
なので現状では、この実験を通じて何かを伝えたいとは考えていません。
4か月後の自分に何か気づきがあれば、それは次の実験に残しておきたいなと思います!
それでは皆さん、どうぞよろしくお願いいたします・・・!
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