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銀行業務検定3級について

当方は金融機関9年目の渉外主任である。

たまたま大学時代が経営学部で商業科だったので、全経簿記2級、FP2級まで取得して就活に臨んだ。
そして某金融機関に内定し、財務3級と税務3級が入社前の3月にあるので、受験してくださいと人事に言われた。
結果ダブル受験をして、財務3級は合格。税務3級は54点くらいで惜しくも落ちた。

前置きとして長くなりましたが、今回は銀行業務検定、財務、法務、税務3級について少し語りたい。

メガクラスだと、1年目で全部取れとなるのだろうか?一般的な地銀、信金、信組なら、概ね3〜5年目、遅くて7年目の30代入る前には上記は取得して欲しいと考えてるだろう。

これらの資格は早めに取ると、正直なところ暗記一辺倒で受かっても仕事に活かせない。

個人的には、4、5年目くらいで実務経験がある程度固まってきた時に同時に受けた方が学びが多い。
なぜかというと、法務3級は6年目、税務3級は8年目に取得したからである。
これは実務のあれを文章で書いてあるのか!とか思ったものである。そして、法務なら預金や為替の知識が熟成されやすい。融資についてもあるが、正直実務経験と財務分析のウエイトが大きい。
税務だと法人や個人事業主さんと会話するとき役だつことが多かった。
節税絡みの話題性は鉄板であるのだ。

なので、地銀、信金、信組の方は焦る必要はないが、5年目付近はある程度節目であり財務と法務3級の取得は出世に響くので、取るべきである。

ちなみに合格方法は過去問題集を3周して、70〜80点取れれば合格するでしょう。メンタルが安定してれば2〜3週間でいけるでしょう。

若い金融マンのちょっとした情報になれば幸いです。

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