ステージに立つ/客席から観る
みなさんこんにちは。はろと申します。
こちらは、なぞこさんの「謎解きについて書きたいことを書こう Advent Calendar 2018」のひとつの記事としてアップされています。
普段なかなかまとまった文章を書かない自分にとって、こういった機会を頂けることは本当にありがたいことです。
なぞこさんありがとうございます。
さて、どんなテーマで書くか悩んだのですが…
(書いては下書き保存したテーマが四本くらい…笑)
自分ならではということで、こんなテーマにしてみました。
ならではといっても、既に多くの先人の方がいらっしゃるので、僕が書くのはなんだか恐縮ですが…。
少々お付き合い頂ければ幸いです。
1,ステージに立つということ
私は趣味で"アカペラコーラス"をやっております。
イメージしやすいのは「RAGFAIR」や「The Gospellers」でしょうか。
彼らよりももっとクラシックな"合唱曲"から、"J-pop"などまで、複数の団体で、年間10本前後の舞台で歌っています。
中学時代は吹奏楽部、高校時代は合唱部だった私ですが、今まで本当に数えきれない程の舞台に出演させていただきました。
そんな中で感じているのは「ステージからお客様の顔はよく見える」ということです。
「あ、笑顔で聴いてくれているな」
とか
「ノってくれているな」
とか!
はたまた
「あ、寝てる」
とか
「つまらなそうにしている」
まで!
学生時代に、先生から"内職"などを注意されている現場を、見たことがある方もいらっしゃるかと思います。
実は、意外と教壇(=ステージ)からは一人一人の顔はよく見えるものなんです。
そうなると、私はアマチュアなので、結構お客様の表情に左右されたりします。苦笑。
楽しそうであったり、真剣に聴いてくれていれば、もっとがんばろう!って練習以上のパフォーマンスができたり…
寝ていたり、しかめっ面をして聴いている人がいたら、自分の演奏に何か問題があるのだろうか、と少し弱気になったり。
もちろん、練習もしてきていますので、ある一定の演奏は常時出来るようになってはいるものの、
お客さんの反応が良いと自分自身もとても「ノれる」気がしています!
ちょっと話しはずれますが、先日教会で歌う機会があり、友人もたくさん来てくれました。
そのときもやはり、楽しそうに聴いてくれている表情は力になりましたし、知ってる曲をリップシンク(口パク)してくれていたりする姿には出演者ながら、心を揺さぶられました。
みんなありがとね☆
2,客席側で聴くということ
では、客席に座っている時、どうでしょう。
私自身、もともと音楽が好きですし、アマチュア音楽仲間も多いので、演劇や演奏会にはプロアマ問わずよく訪れています。
そんな中で私は先述1での経験から、
"主体的に"観る、聴く、
ということを心がけています。
何も、手拍子や掛け声をかけることだけが主体性ではありません。
ステージ上へ全アンテナを向けるというか、気を向けるというか…。
自分も作品の一部だと思って、その時間は参加している気分です。
そうすることで、ステージ上にいる人を「ノせる」ことを目指します。
なかなかリピートの出来るものではないので、
「この一回きりの体験を最高のものにしたい」
という思いが強いわけです。
これはプロ相手でも変わりません。
プロがある一定水準のShowを提供し続けているのはもちろん承知の上で…
プロほどよく客席が見えているものですし、なにより、"主体的"に取り組んだ方が、満足度の高い体験が得られると感じているからです。
3,この記事でお伝えしたいこと
さて、こちらは「謎解きについて書きたいことを書こう Advent Calendar 2018」の一環だったわけですが、どこが関係のあるものだったのでしょうか。
皆様お気付きかと思われますが、
これは僕自身が謎解き公演を"実施する"側のときと、"参加する"側のときの姿勢にも通ずるものであるということなんですね。
以前、よく見かけるスタッフの方から
「はろさんはいつも楽しそうに参加してますね!」
といわれたことがあり、それを自分なりに考えてみた結果、上記二つのポイントが大きいんじゃないかなぁと思いました。
そして、せっかくなのでそのことについて、
今回記事にしてみようかなと思った次第です。
謎解き公演ーひいては"主体的に取り組める体験"が好き、という前提がありつつ、
『こんな風に参加していますよ、もし良かったら皆さんもどうでしょうか♪』
というのがこの記事の趣旨でございました。
前説や公演中に話があるときはきちんと聴く、情報は共有する。世界観を楽しむ。
そうすることで、没入感を自分でも作っていけると思うんです。
イメージひとつでそこは雑居ビルから宇宙ステーションにも潜水艦にも古代遺跡にもなるんですね。
それはセットだけじゃない、自分次第な部分も多分にあると思っています。
合う合わないがありますし、
むしろ「もっとこんな風にしたら楽しいよ!」というのがあれば、ぜひ教えていただきたいです!
あて先はこちらまで☆笑
→ @harold_qad
最近ですと、テーマにあわせたちょっとしたファッションや、アイテムをあわせたりすることもありますね。
様々なアプローチで、各人が公演を楽しみ、それが未体験の方にも魅力的にうつって…
謎解き界隈が更に盛り上がっていくといいな…と思っています!
by, はろ(つん)@ザビヌエ
@harold_qad
☆あとがき
こういった経験がないので、11月には記事を完成させ、推敲を繰り返しました。笑。
それでも読みにくい部分や誤字があったらごめんなさい!!
(noteの改行が上手くできてるか心配です…笑。)
今回ボツになった記事は適当なタイミングでノートにでもあげようかな…。
ちなみに「2018年楽しかった公演ランキング」「2018年参加公演集計」「日本にいけるアジトがなくなった!(ので感想まとめます!)」等、どちらかというと公演系の記事でした。
★追記(2021,10,05)
久々に読み返して、
一部誤字や改行、表現の修正を行いました。
自分の記事読むのって恥ずかしいですね…。笑。