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エアウィンズ・テクノロジーズは時価総額7,773.00千ドル

と低空飛行を続けています、SF大好きな私としてはぜひ爆上がりして欲しいものです‼
7770万円、空飛ぶバイク「XTURISMO Limited Edition」の記念すべき第1号が納車へ
2021年10月、静岡県の富士スピードウェイでA.L.I. Technologiesが空飛ぶバイク「XTURISMO(エックスツーリスモ)」の実機飛行を公開し、予約販売を開始したことで注目を集めた。それから1年が経過し、ついに第1号となる空飛ぶバイクが納品されることとなり、12月16日に記念すべき納車式が開かれた。
日本で初めて製品化された空飛ぶバイク「XTURISMO」とは?「空のインフラ」の実現を目指すスタートアップ企業のA.L.I. Technologiesは、2016年の創業以降、ドローンやブロックチェーンなどに関連する幅広い事業に加え、エアモビリティの総合企業として事業を展開してきた。また、9月には同社の米国法人であるAERWINS Technologies IncがNASDAQ上場を果たしたことも記憶に新しい。

公式サイト
→ https://aerwins.us/xturismo/
XTURISMOについて

「XTURISMO Limited Edition」は、映画スターウォーズシリーズにインスパイアを受けて開発された、弊社グループのアイコニックブランドです。空間を自由に移動できる楽しさや喜びを提供し、今までにない新しい体験を創出することを目指した夢のエアモビリティです。国内外問わず、災害救助やインフラ点検、エンターテインメントでの活用など幅広い実用の可能性を秘めています。
2022年6月には、モナコで行われた「Top Marques Monaco」にてグローバルローンチを発表。同年9月にアメリカ・デトロイトで行われた「国際デトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー)」でのパフォーマンスと共にグローバル受注を開始し、世界中で大きな反響を呼びました。現在、世界中からオーダーや問い合わせをいただいております。
今後もA.L.I.では、空のインフラ構築・エアモビリティ社会の実現を目指しグローバルな事業展開を進めてまいります。
<株式会社A.L.I. Technologies>
A.L.I. Technologiesは、「空中域(地面と空のあいだ、人の生活範囲の空中)から社会の仕組みを変えていく」をスローガンに、エアモビリティプラットフォームとなる管制アプリケーション「COSMOS*」、実用型ホバーバイク「XTURISMO」を展開しています。A.L.I. Technologiesは、既存の発想に捉われず、エアモビリティ(有人・無人)社会の実現に必要なシステムをグローバルに発信する日本発のスタートアップ企業として、イノベーションを起こし続けてまいります。

XTURISMOの開発はスターウォーズにインスパイアを受けたことから始まり、「空中を駆けるホバーバイク」として東京モーターショー2019で初めて公開された。その後、2021年10月に世界限定200台、7770万円で予約販売を開始し、海外からも注目される次世代のエアモビリティとなった。通称空飛ぶ“バイク”と呼ばれるが、空飛ぶクルマ同様に公道での飛行は法規制によって禁止されている。しかし、社会実装に向けて空飛ぶクルマの官民協議会でロードマップが作成されたり、9月には「次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト(ReAMoプロジェクト)」が開始されるなど、公道使用に向けた法整備が進められている状況だ。ただし、現状では私有地での運用に限られてしまうという。そのため、操縦免許制度も設けられていない。

今回、成約したXTURISMO Limited Editionは、バッテリーとガソリンエンジンを搭載したハイブリッド機で重量は約300kg。水上オートバイの下部に大型のプロペラを設けたような形状で、1人乗りとなる。前後方に1個ずつ備えられた大型のプロペラで浮上を行い、その大型プロペラの左右に位置する中型のプロペラで姿勢制御を行っているという。また、2021年10月に実機飛行を行った時点では、騒音が大きいという課題を抱えていたが、XTURISMO Limited Editionでは騒音低減の改良が施されている。

ハンドルは固定されており、周辺に備えられたスイッチ類でドローンと同じように操縦する仕組みで、バイクのように多少の体重移動をしながら横移動などを行う要素もあり、乗り物を操る楽しさも期待できそうだ。販売価格の7770万円には、操縦講習料と保険料が含まれる。1回の飛行は約40分だ。

中東で売買契約へ…
ここにきて事業面では明るい兆しも見え始めた。伊東氏によると、近くアラブ首長国連邦(UAE)でホバーバイク(空中移動バイク)約20台の売買契約を締結する。これを足掛かりに今後2年間に中東地域で1000台規模の販売を目指すという。

アブダビで商談する伊東CEO
Source: A.L.I. Technologies
  同製品の価格は1台7770万円で、これまでの販売実績は数台にとどまっていた。今回の契約は「はじめの一歩にすぎない」とし、今後サウジアラビア、バーレーン、クウェートなどに広げたい考えだ。
  同氏によると、「UAEは規制を緩め、世界一エアモビリティーを発展させたいといのが国家政策としてあり、砂漠という地形を考えてもとても合っている」という。今回の契約の他にも国境警備や人命救助での使用を視野にドバイ警察と協議を継続している。
資金調達にめど
赤字経営の同社にとって、資金調達が喫緊の課題だ。伊東CEOは年内に1-3億ドルの調達を資本市場で複数回に分けて実施する計画を明らかにした。また、投資家の「めどはついている」と話す。収益を伸ばしながら、コスト削減にも取り組む考えだ。部品の発注で外部委託を増やすなど、現在年間30億円規模の費用を今後3-4カ月以内に半減する考えで、2025年には黒字化が可能だという。同社はエアモビリティー社会の実現を目指し2016年に設立、ホバーバイクの製造・販売、人工知能(AI)を搭載したドローンの研究開発などに取り組んできた。昨年3月にはプロ野球の北海道日本ハムファイターズの本拠地開幕戦セレモニーで、新庄剛志監督が特別仕様モデルに乗って登場するなど話題を集めた。スタートアップだった同社はこれまで多くの出資者に支えられてきた。株主にはセガサミーホールディングス名古屋鉄道中日本航空京セラ三菱電機などの大企業が名を連ねる。伊東氏はエアウィンズの社外取締役らによって3月、最高経営責任者(CEO)に起用された。それまでクレディ・スイスやドイツ銀行で債券資本市場に従事していた。創業者でメリルリンチ出身の小松周平氏は経営から完全に退いた。

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