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動画クリエイターへの道⑨:撮影でつまづいたあれこれ

ゼロからイチへの階段

私が動画を始めて2ヶ月くらい経ちました。
2ヶ月後には初心者を卒業している予定なので、なかなかのハイペースで頑張らねばなりません。
この短期間に私が撮影でつまづいた石ころから巨大岩まで、思い出しつつ書いてみます。

撮影で気をつけることリスト

キレイに撮りたい気持ちが前のめって、やってしまいがちな過ちがあります。
特にスマホユーザーは気をつけましょう。

・調子に乗って、高解像度かつ高フレームレート設定

私が使っている iPhone 11 Pro などは4K・60fps(スローモーションの場合はフルHD・120fps)で撮れてしまいます。
もちろん、そのまま iPhoneで再生する分には全く問題ありません。
が、4K動画を編集するには、いわゆるクリエイター仕様のハイスペックなマシンが要求されます。

再生できたとしても、編集の段階でプレビュー(モニター)がカクカクして作業になりません。
自分の編集環境(マシンスペック)を考えてカメラ設定をしましょう。

・撮れ高が足りない

素人考えで「一通り撮った!」と思っても気を抜いてはいけません。
編集は削る作業
写ってはいけないものが写り込んでいたり、たとえキレイに撮れていたとしても前後のつながりとか整合性の問題だったり、編集の都合上、使えないカットがたくさん出てくるのです。
とにかく撮れるだけ撮っておきましょう。
今回は使えなくても、そのうち素材として使い回せる場面が出てくるかもしれません。

・パンしまくり、チルトしまくり

これは私個人のクセです。
撮っている動画の性質なのか私の嗜好なのか、Aロールでパンやチルトをしまくる傾向にあり、ここに短いBロールを挟むのですが、そのBロールでパンやチルトをしてしまうと恐ろしく落ち着きのない動画になってしまいます。
どうやら私は意識しないと静止できないようです。
Bロール向きの画を撮っているにも関わらず、わずかな間も静止していないために使えない...結果、撮り直し。
逆にインタビュー映像のようにAロールが同じ画で静止している場合は、Bロールには動きがある方がいいのでしょうね。
もう一点、スマホではそうでもなかったのですが、一眼だとカメラを早く振ってしまうようなので気をつけます。

また、もう1つわかった自分のクセがあります。

・素材の配置バランスが悪い

特にBロールの素材で目立つのが、何でも左に寄せて撮るクセです。
A→B→A→B...のようなパターンであれば特に問題にならないのですが、編集の都合で短いBロールを連続させる場合に画のバランスが崩れて困ります。
これも今後は意識して「左寄り」「右寄り」「平均的」な画を探してまんべんなく撮るように心がけることにします。

・シネマティックを狙って全部24fpsで撮った結果、スローにできない

これはもう、シネマティックを捨てて全編を高フレームレートで撮るか、後でスローで使う画をあらかじめフレームレート設定を変更して撮るか、しか方法がありません。
ただ、たとえば60fpsで撮ったら本当にシネマティックにならないのかを検証したこともないですし、動画にスローを差し込むこと自体を考えたこともありませんでした。
これから意識して色々やってみようと思います。

・公開したいけど、見ず知らずの人の顔がバッチリ写ってる

あらかじめ撮影許可を撮ったわけではない場合、どこの誰かわからない人に後から許可をもらうことができません。
うまく撮れたけど限定公開にするしかないかなぁ...ということも。
できれば判別できてしまうような許可の撮れない第三者の顔は写さないのが無難です。
とはいうものの、完璧は無理。
vlogなんかやってる方々は、この辺りをどう線引きしているのでしょうか。

・ガラスやツルツルした壁などに反射して意図しないものが写り込む

あるあるですね。
反射の画は大好きで、よく意識して使うのですが、全く意図しない写り込みは、たいてい残念な感じになってしまいます。

1:27あたりから、白い服を来た人が私の後ろを通ったようです。
撮影中は全く気が付きませんでした。
ちなみに、1:37あたりでは鏡の中に映っている3人を撮りました。

結論としては

あまり考えて撮っていなかった(好きなものに反応して好き勝手に撮っていた)ということが、よーくわかりました。
今後は引き寄りだとか、素材のバランスを意識して撮れるようになるでしょう。

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