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ミサキ語り:ブルーアーカイブ キャラ感想

(ヘッダー画像はブルーアーカイブ公式Twitterより引用)

 前回の感想文でミサキについて書き切れていないことや、感想文を書いた後に新たに思うところがあったので、ここで更に色々と書き連ねていきます。全体的にミサキというキャラについての極めて主観的な解釈や妄想の話がほどんどで、途中から文章の体を成していない箇条書きや多少下世話な話も出てきます。

・ミサキは最後に幸せになれなさそう

 いきなりネガティブな話になりますが、アリウススクワッドの中でミサキだけは最後にはあまり救われないのではないかという気がしています。
 ここでいう最後とは、「アリウスの生徒が他校への編入やアリウス学校・分校の復興等によって他校の生徒同様の教育や庇護を受けられるようになった後」という意味です。エデン条約篇4章(以下「4章」と表記します)終了時点、並びに個別ストーリー時点ではアリウスの生徒たちは世間的にはテロリストもしくは根無し草のままですが、この状況をシャーレが放置するはずがないので、最終的には上述したような学校の復興や他校への編入という形で「普通の生徒」へと戻ることになると思います。
 ではアリウス生が普通に戻るとどうなるかというと、ミサキの依存対象がなくなってしまうのではないかと思っています。先日の感想文でエピローグとその後のミサキの姿について言及しましたが、4章後のミサキはヒヨリとアツコの庇護を全うするという責任感で生きているように取れます。もし彼女たちが普通に戻ることができたならば、今の不安定な状況やそこからくる様々な危険が無くなり庇護の必要性も失われるので、ミサキの責任感の向かう先がなくなります。ミサキは元々サオリにかなり依存して生きており、サオリが離れてからは上述のようにスクワッドの他の二人を守ることを使命として生き始めているあたり、何らかの存在や意味がないと生きていけない性質を持っているように見受けられます。そのため、普通の生活を得てしまった後のミサキは新たな道を見つけないと、鳴りを潜めていた様々な性癖がぶり返してしまうように思えてなりません。
 サオリはエピローグ時点で既に新たな道を探し始めたので、普通に戻ってもきっとそのまま歩き続けられるでしょう。ヒヨリはあんな感じなので何となく誰かに可愛がられて生きていける気がします。アツコもアズサとはベクトルが違うもののアズサ同様に異常な精神強度を持っているように見受けられるので、飄々と過ごしていけるように思います。ミサキだけが唯一不安定さを抱え続けることになってしまいそうに見えるというこの点が、冒頭で記したスクワッド内でミサキだけ救われなさそうというイメージに繋がっています。
 おそらく順当?に行けばミサキの次の依存先は先生ということになるのかなと思います。ただ自分は個人的に先生という存在を好ましく思っていないので、別の何か、それも依存ではなくもっとポジティブな方向に進むような打開があったら嬉しいなと考えています。

・ミサキの舌打ち

 4章エピローグでヒヨリとアツコがサオリの不在に気づいた後のミサキの「……チッ。」
色んな感情が包含された舌打ちでとても良いですね。サオリの行動に対する多少の苛立ち、頼れる主導者が不在になったことへの動揺、見通しのない未来への不安、自分が背負う責任に対しての重圧…こうした感情の漠然とした表現として舌打ち一つを選ぶのはすごいなあと思いました。

・ミサキのピアス

 絶対舌とへそにはある。舌は先には無くてちょっと奥の端。

・ミサキの身長

 あと4cm高かったら嬉しかった。サオリはあと5cm。


 今回はこれで終わりです。次にミサキがストーリー等に登場する機会は当分ないと思いますが、可能な限り沢山出てきてほしいですね。

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