2019年にあったこと

2019年12月14日 23:50

ベスト・オブ・２０１９

私が自信を持って今年の総括を語ることが出来る分野は何かと考えたとき、菓子のことくらいしか思いつかなかった。

なので今年買って良かった菓子についてあれこれ考えながら昨日まで下書きをしていた。しかし折角一年を振り返られるこの機会に果たしてそれでいいのかと、風呂に入りながら自問自答した。あっという間の一年であったがそれなりに濃密な日々であったはずだ。

家庭を持ち、特に地方に居を移して感じたのは、季節ごとの行楽であったり行事が定型化されていくことであった。休みの度にどこ行くか何するかを悩むより、これはだいぶ都合が良い。地区の祭りやスポーツ大会であったり、ドライブがてらに菜の花畑を見に行ったり、とうもろこしなど季節の食べ物を食べに行ったり。趣味のランニングや登山でもそうで、去年もやったあれをやったり店のツアーに参加したりする。

そんなスケジュールを消化していればあっという間に一年は経ってしまう。歳を重ねるほど新たな経験をするのも億劫に思い始め、むしろ定型化されたイベントは歓迎するようになっていった。

この年間スケジュールを単調なループと考えると、そんなループから逸脱するようなイベントはいくつかあった訳で。自発的なもの、お誘いいただいたものに一念発起して出向いたもの。（かなり引っ込み思案な性格なため、いつもグズグズして申し訳ないです。）

2019年に熱く、刺激を入れてくれたイベントはこれからの人生においてもブーストをかける存在になることでしょう。そんなことを各部門ごとに思い返していきます。

【食部門】Ｄ・Ｉ・Ｙ飯

食いたくても身近に店が無い。それは自分で作ればいいのだと教わった。トライしたのはチーズハットグ、蒙古タンメン。いずれもうまくいったとは言い難いが、本家もこういうものなのだと思い込むことでこれ以上食いたいと思うことはなくなった。

【家庭部門】妻を旅行に行かせる

妻が遠くの友人に会いに行きたいというので、お母さんっ子の息子(３歳)と初めて二人きりで丸一日過ごしてみた。自分と二人きりだと息子はワガママをあまり言わず、案外聞き分けがいい。特に期待されていないからかもしれない。いつも通りの週末を過ごしただけでも、信頼関係が育まれた気がした。育児が中心の生活から緩やかに解放され始め、夫婦共に余裕が生まれてきた年であった気がする。それを象徴する貴重な一日。

【ランニング部門】オンタケ100マイルに向けて林道に通う

もちろん発起人はnuca.ata氏。動機はトレーニング効率の向上と手っ取り早さを優先してのことだと思う。初夏の頃に氏と二人で近場の林道へ通った。往復で11kmコースを２～３往復したくらい。本当は夜通しやったりもっと長い距離を積む計画であったが、これでも林道-orientedの身体にするには十分なトレーニングであった。おかげ様で私は無事オンタケを完走できた。これは是非来年も取り組みたい。そしてnuca氏と共に無事完走を成し遂げたいところだ。

【レジャー部門】野外イベントに参加する

今年は積極的にＢＢＱなんかに参加した。これも子供がある程度大きくなってきたからできたことだ。ママ友ファミリー、会社の同年代、トレマン家族、焼き芋会presented by PBN。特に信州トレイルマウンテン主催の“トレマン家族”は子供連れの登山ツアーで、家族も喜んで参加してありがたかった。トレマンさんにとって大変な一年になってしまいましたが、来年は今まで通りツアーができることを願います。