人事情報を話す人は信用されない(自分の情報も)
働いていて
「誰々はこんな人事評価らしい」
「誰々は給料をいくら貰っているらしい」
などの、いわゆる人事情報は、話すと楽しいものです。
しかし、人事情報は、会社が取り扱う情報のなかで、最もセンシティブなものです。
人事情報は、無駄な組織の混乱を産みます。
自分の人事情報でも、無駄な組織の混乱を生みます。
不確定なことも極めて多い。
ですので、人事情報を話す人は、会社のなかで信用されません。
話すことが許されるのは、下記の2つのパターンだけです
1.本人が自分自身のことについて、上司や管理部門に相談する場合
2.上司が部下について、自分の上司や管理部門に相談する場合
2の場合であっても、部下から1on1で聞いた内容を誰かに伝える場合は、本人の許可が必要です。そうでなければ、部下は上司に怖くて相談できないでしょう。
人事情報は無駄な組織の混乱を生みます。
そんな無駄な組織の混乱を産む情報を気軽に話す人を、私は信用できません。
センシティブな情報は人に話したくなる気持ちも分かりますが、責任ある立場の人間であれば、情報を胸の中にしまっておく強さが必要です。
責任ある立場であればあるほど、センシティブな情報が集まってきます。もし、責任ある立場を目指すのであれば、口のかたさは、絶対に必要な要件なのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?