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[魔法同盟] スキルツリーに登場した回数が最も多いのは誰?(前編)

魔法同盟 Advent Calendar 2021に参加しています

この記事は、魔法同盟 Advent Calender 2021の12月25日(土)の記事(の前座のほう)です。
前日・24日(金)はモッカさんによる「ハリー・ポッターと世界のモッカ」です。また25日(土)の真打はstmsyさんです。合わせてご覧ください!

全員集合! なフレーバーテキスト

「ハリー・ポッター:魔法同盟」には、プレイヤーの能力をアップするための訓練(一般的なゲームでいうところのスキルツリー)があります。

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このスキルツリーでは、レッスン習得によって伸びる能力に関連した内容のフレーバーテキストが添えられています。ここには原作の小説・映画でお馴染みの人物から「どこに出ていたの?」と思うような脇役まで、さまざまなキャラクターが登場して、ゲームの世界観を広げてくれています。

原作ファンなのでそれを読むのがとても楽しかったのですが、何人出てくるのか? 誰が一番多く出てくるのか? というのが前から気になっていました。

ちまちまと数えようとしていたこともあったのですが頓挫していたので、今回は別のアプローチで集計を敢行しました。その方法とは……

① Harry Potter Wiki の「SOS Task Force Training」のページからフレーバーテキストをコピーする。WordとExcelを使って、データを機械処理しやすいように整える。
② 頻出単語分析(Frequent Word Analysis)を無料でできるウェブサービスを利用し、分析結果をダウンロードする。
③ 単語リスト(1,000個くらい並んでいる)を目視で確認し、人名を抽出する。そこからフルネームの一覧を作る

という、意外に地道な作業ですが、以前に試みていた方法よりは大幅に簡略化できました。

この記事では、魔法同盟のリリース当初から実装されていた、「闇祓いの基本」「魔法動物学の基礎」「教授職の原則」の3つのスキルツリー、合計161個のフレーバーテキストを対象に、言及されている人名を数えました。

登場回数が最も多いのは誰か、予想できましたか? では、回数が少ない順に見ていきましょう……。

登場回数:1回(27人)

1回だけの登場だったのは27人でした(フローリシュ・アンド・ブロッツはまとめて1組扱い。お店の名前や本の著者名などとして出てきた場合もカウントしています)。

アダルバード・ワフリング、アバーフォース・ダンブルドア、アルバス・ダンブルドア、ヴォルデモート卿、ウォルデン・マクネア、エルドリッチ・ディゴリー、オーガスタス・パイ、オリンペ・マクシーム、カトゥルス・スパングル、ギャリック・オリバンダー、ギルデロイ・ロックハート、キングズリー・シャックルボルト、クエンティン・トリンブル、ジョージ・ウィーズリー、ディーダラス・ディグル、テレサ・スタット、ドリアン・ファングベリー、ビクトール・クラム、ビル・ウィーズリー、フェンリール・グレイバック、フローリシュ・アンド・ブロッツ(書店)、ほとんど首なしニック、マイラ・キュリオ、マルキン(の洋装店)、ミランダ・ゴズホーク、ロランダ・フーチ、ロン・ウィーズリー

意外にも、ロンの登場は1回だけでした。主人公トリオの中では存在感が薄いと言われがちですが、ここでもそんな感じですね。

登場回数:2回(14人)

イグニス・ナギー、イルマ・ピンス、オーロラ・シニストラ、サランナ・ウィルキンソン、ジニー・ウィーズリー、シビル・トレローニー、ナアスツ、ネビル・ロングボトム、ハーマイオニー・グレンジャー、フィレンツェ、ヘスティア・ジョーンズ、ポモーナ・スプラウト、アラスター・ムーディ、ロスメルタ

ここでハーマイオニーが登場。ジニーとネビルも同じく2回となっています。ホグワーツの教職員も何名かいますね。一方で、サランナ・ウィルキンソン(アメリカの闇祓い)やナアスツ(魔法動物学者)といった魔法同盟オリジナルのキャラクターも複数回言及されていることが分かります。

登場回数:3回(7人)

ガウェイン・ロバーズ
カスバート・ビンズ
ケルベロス・ランガーム
チャーリー・ウィーズリー
マンダンガス・フレッチャー
モーデカイ・ベリークロス
ロルフ・スキャマンダー

チャーリーがウィーズリー家では最多となる3回の登場でした。ロルフ・スキャマンダーは名前だけが知られていましたが、ここでようやく活躍の一端を窺うことことができたのはうれしいですね。

登場回数:4回(4人)

ゲッセマネ・プリックル
ハリー・ポッター
マティルダ・グリンブルホーク
ルーナ・ラブグッド

ここでついに、ハリーがランクインです。彼に並んで、ルーナ、そしてファンタビ事件簿から続投する魔法同盟の準レギュラーの2人(ゲッセマネとマティルダ)が4回の登場を果たしました。

登場回数:5回以上(4人)

ミネルバ・マクゴナガル 8回
ポピー・ポンフリー 7回
フィリウス・フリットウィック 5回
ルビウス・ハグリッド 5回

ハリーたちよりも登場回数が多かったのは、4人ともホグワーツの教職員でした。訓練ということで、教えるのはお手の物ですからね。

そして、今回登場した56人の中でトップだったのは、ホグワーツ校長となったミネルバ・マクゴナガルという結果になりました。

おわりに

みなさんの予想は当たっていたでしょうか。かく言う私はデータ処理に没頭していて予想を立てそびれましたが……。

次回は後編として、追加で実装されたスキルツリーである「高度に敵対的な戦闘」訓練と「大災厄必須訓練1・2・3」を対象に解析した結果を紹介したいと思います。こちらは合計約320個のフレーバーテキストがあり、約2倍のボリュームとなっています。お楽しみに。

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