シチュエーションボイスNo.22『下っ端船員、邂逅』
※過去に制作したマシュマロに投稿したシチュエーションボイスを一部改稿して、編集して投稿しております
ヨーホー!
やーやーやー
よく来たな、この『〇〇』海賊団に
お前が新人か?
俺がこの海賊団の船長、『人名』だ!よろしく!
いやぁ……のれん分けじゃないが、一念発起して独立したこの海賊団も
遂に志願者が出る程、成長したのか……実にいい事だ
ん?お前の面接?
あっはっは、必要ない、必要ないそんなもの!
来るもの拒まずが、この海賊団のモットーだからな!
それじゃあ、まずは船内の案内でもするか!
中が分からないと何をすればいいか分からんからな
船長であるこの俺が、案内してやろう光栄に思え?
~♬
さぁ、着いたぞ!入った、入った!
ふはは、海賊と言えば!!まずはここだろう!!
うん?どこかって……牢獄だよ、ろ・う・ご・く
やはり、海賊と言えば、裏切り者を閉じ込める場所を最初に教えておかないとな!
ふむ……どうしたんだお前……そんなに青い顔をして?
ん?ああ、あれを見て驚いてるのか……
おい、掃除当番誰だ、サボりやがって!!
しっかり片付けねぇと匂いがついちまうから気を付けろって言っただろうが!!
たく、あいつら全然言う事聞きやがらねぇ……
ああ、この前もな、俺はやるなと言ったんだが、勝手に強奪して、おまけに奪ったものを隠してた馬鹿がいてな……
船長の私に逆らっただけじゃなく、隠し事する奴を……信じられる訳ねぇよなぁ?
で、まあ捕まえて閉じ込めていたんだが……正直、言う事聞かねぇやつはお荷物でしかないからな……
いやぁ……すっげぇ涙浮かべて、謝ってきたけどよ
―――――許すわけねェだろ、裏切りには死を……それしかねぇ
ま、前の船長にはその考えは危険だ!ってよく叱られたもんだが……今も元気かねぇ~船長……あの時以来会ってねぇが、生きてるのかねぇそもそも……
と、悪いお前の事忘れてた
で?今の話聞いて、どう思った?うん?
裏切りはダメだって……お前もそう思うよな?
ほう……いやぁ、よかったよかった!
これは期待できそうな新人だ!!
じゃ、このまま次の部屋を案内してやろう
大丈夫、今は違和感を感じるかもしれねぇが……その内、慣れる
人の死体なんて、どうでもよくなる位にな
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