GT-Rの盗まれ方
今も昔もGT-Rは盗まれ続けています。
よくもまあ、これだけ盗まれても日本からGT-Rって無くならないモノなんだなと驚きます(笑。 ここまで来ると、盗まれ方にもトレンドや歴史というものが生まれてきます。ここのところ、少し変化があったのでこのノートを書いてみようと思った次第。
最近の盗みの手口が、やや荒っぽい力技になってきているのです。これは初期の手口に回帰した感がありますね。ハンドルロックやホイールロックなどを破壊して、牽引して運ぶ。エンジンは掛けずに牽引ないしローダーで持って行く。この力技の時代の後で、イモビライザーもパスしてエンジンを掛けて自走するハイテク化がなされるのですが、最近ではエンジンを掛けないパターンが増えてる気がします。
ホイールロックは破壊しているものの、解錠もせずにウインチで引っ張って引きずっていき、ローダーに載せている模様。解錠すると最低でもセキュリティが鳴るので、それを避けているのかどうか。セキュリティが付いていれば振動に反応して鳴るでしょうから、そこではないのかな。キーシリンダーを破壊すると純正部品が出ないので、それを嫌っているのかも知れません。
そう考えると、エンジン始動させないというセキュリティに頼るだけではダメですね。ぶっといチェーンで家と結びつけるしかないです(笑 クルマの前にセカンドカーを駐車する、シャッターや金属製のゲートがある…くらいは簡単にクリアされますので、無いのと同じ。
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かつて自分の血を沸騰させたスポーツカーと界隈の人間。その思い出を共有していただきたい、知らない方に伝えたいと、頑張って書いております。ご支援いただければ幸いです。