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【備忘録】嬉しかったこと

最近、何か表現できることをしたい欲の波がきているにも関わらず、何をしたらいいのかわからない。いつもリモートワークでPCの動きの監視もされていないことをいいことに、業後少しぼーっとしてから深夜までほぼ仕事をしているので、珍しいことをしてみようと5億年ぶりにnoteを開いた。何も書くネタがないので、一旦最近あった嬉しかったことを書くことにする。初心忘るべからず、とかも言うし数年後見返したときの自分が今の気持ちを思い出せるように。

新卒2年目、東京に来て入社してもうすぐ1年半。今のチームに配属されてOJT期間を含めると1年と1か月たった。ずっと帰りたいとは思っている。笑

初めて、展示する2画面両方とものデザインからその実装までしたものが展示される企画展が、ついこないだ始まった。

デザイン自体は配属までやってきたことも勉強したこともなかったし、完全に我流。それで本当にいいのかわからないが、自分の中でも理由や企画を持ってきた人の想いを汲んだり、作品を見たり、知識をかき集めたり、こだわりを持って作った。最終レビューのときは本気で、もうこれ以上言われたら通話ぶち切るわ、と思うぐらい出し切ったと思えるものを出した。
 その甲斐あって、褒めてもらえてすんなり実装に移れた。実装も案外すんなりできて、意外と楽だったな~とか思っていたのもつかの間、”動くモノ”を見ると気になるところが出てくるものである。メニュー画面をガラッと変えて、今までつけたことのない動きをつけることになった。それも、「趣味程度やし、背景にでもぼかして使お~」で作ったイラストを全面に出してくれと言われてしまったからである。うれしい反面、まじかよ、という気分だった。その辺の実装は複雑になって無理やり収めたからあんまりいい実装ではないけど、見た目がよければいいということで、いいことになった。見た目は自分でも満足のいく出来になっている。

そして迎えたお客さんお披露目デモ当日。
厳しいことばかり言う、と聞いていたお客さんにも「いいじゃん、素晴らしいね」と言ってもらえて、思ってもいなかったほど褒めてもらえた。自信はそれなりにあったけど、それでも不安はあったからとても嬉しかった。

その後、機器の梱包作業や搬入(行ってないけど)を経てプレス発表会を迎え(行きたかった)、発表会後の雑談を通話越しに少し聞いていると、お客さんの代表の方が
「デモを観に行った時に、このデザインに度肝抜かれました」
とおっしゃってくれていた。直接聞けなかったのが悔やまれるが、これ以上ない嬉しい言葉だった。自分の中で何度も繰り返した。

その夜、弊社サイドの代表からチームに向けてお礼のメールが送られてきていた。
その本文中にも、その「度肝抜かれました」という言葉を、その前後に改行を入れて目立つように、伝わってほしいという思いを乗せて伝えてくださっていた。私にはその強調の仕方が、その言葉を反芻するように、私と同じぐらい喜んでくれているんだな、というように見えた。

毎回全力で頑張っているけど、今回は初めてデザインから実装まで担当させてもらって、今の私の力をすべてぶつけた。その結果、私だけじゃなく、先輩上司、代表、お客さんみんなに喜んでもらえるものを作ることができた。もちろん、指導してもらったりサポートしてもらったり、先輩の支えあってこそできたことではあるけど、自分でもデザインの意図やこだわりを伝えながら”つくる”ことができたと感じている。それに対して、「度肝抜かれました」と言ってもらえたことは、少しはチームに貢献できているなと思えた出来事だった。

まだまだ生まれたてのヒヨコ状態の私には早すぎる贅沢すぎる言葉ではあるが、そのいただいた言葉と今の気持ちを忘れずに、これからもっとレベルアップしたデザインや実装ができるようにスキルを磨いていきたい。

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