世界に一つだけの花
国民的スーパーアイドルのSMAPの歌で、日本人なら誰でも知っているだろうの歌。かくいうわたしも、小学生の頃に学校の頃から歌っている曲である。でも昔はあんまり好きじゃなかったなぁなんて思ってて、今聞いてみたらはぁ!っていう2回の発見があったのでちょっと伝えてみようと思う。ほんとになんてことないふわふわ考えていたら思いついただけのことなんだけど。
発見①
昔あまり好きじゃなかった、というのは日本の学校制度の仕組み、教育の面を考えると頷けると思うけれど、日本は競走社会を教えこんでいる。かけっこ、テスト、成績、何においても1番になることを強要される。1番になること以外意味が無い事のように。わたしも、そんなくだらない人間の1人であったので (子供であったし)
”No1にならなくてもいい、元々特別なonly1"
という歌詞に妙な違和感を感じていたわけである。なんだその逃げ思考は、的なようなかんじで。もうひとつ加えると、その時の担任がそんなようなことを言ったのだ。私はこの曲は嫌いだ、と。小学校の教師という立場で何故このような個人的な意見を言ったのかは知らないが、なんて教師に相応しくないのだろうと今は思う発言である。今ならあーこの人の意見はこうなんだ、と客観的に捉えられるがわたしも、10歳そこそこだったので素直にとらえてしまったのだ。いいことと悪いことを教えるのは小学校教師として当たり前のことだが、自分の意見を自分勝手に伝えるのは考慮がないなあと思う。話がズレたのでもどそう。
学校という小さな世界ではナンバーワンを目指して来たわたしだが、こうやって外に出てみて思うけれどオンリーワンでいることの難しさと価値の大きさ。あなたがあなたでいること、あなたにしかできないことをさがすこと、個性を持つことがどれほど大事かを知る。個性やアイデンティティは二通りあって、元々持っているセンスや感覚のようなもの、または才能もそのひとつ。そしてまた、経験や生い立ち、過ごしてきた環境、出会った人外から入ってきたもの、主にそのふたつがあなたを"特別"で"ユニーク"にするだろう。とまあ、世界に一つだけの花、という歌に偉く感激をうけたというだけのはなし。まぁでもスポーツなどの世界だったらまた話は違うのかな。
発見②
今1つ目の発見でどれだけオンリーワンでいることがダイジか語ったけれど2つ目の発見は、世界に一つだけの花はオンリーワンがいいよ!と歌っているものではない!ということだ。矛盾している?なにいってんだ?でしょ。まあそうなんだよね。簡単にいうと、解釈が違うんじゃね?って思い直したってことだから2つ発見があったの。
世界に一つだけの花の歌は何が言いたいのかっていうと、競争社会に向けての軽い批判なのかなっていう。皆が競走して敵視しあって、比べ合う世界に比べなくてもいいじゃない、争い合うのをやめようよっていうただその想いの歌。onlyONEがいい、じゃなくてそこでまたくらべたり、競走になるでしょう、だからナンバーワンを競い合わないでっていってるの歌。
答え
世界に一つだけの花は素敵な歌ですね。
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