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グルメリポート~安藤酒店/忘れかけていた日本の風景。なつかしさあふれる古民家カフェ~

2020/11/21(土)晴れ
今日は岡山の紅葉の穴場的スポット「豪渓」に行くついでに、近くにまったり できるおしゃれな古民家カフェがないかな~、とネットで探していたところ、見つけました!

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訪問個所: 「安藤酒店(あんどうさけてん)」
 住所:   岡山県加賀郡吉備中央町湯山888
 TEL:     0866-54-1505
 営業時間: 土日祝のみ 11:00~18:00
 席数:  20席
 駐車場:  あり

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家族三人で紅葉を楽しんだ後、腹ペコ(特にワタシ)ランチで利用しました。
12:30ごろ到着。先客は初老のご夫婦一組と赤ちゃんのいる若いカップル。
お店の名前は「安藤酒店」ですが、れっきとしたカフェです。
地元に昔からあった築150年(!)の造り酒屋をリニューアルしたそうです。 のれんをくぐると、昔ながらの土間があり、最初に料理の注文と清算をしてから 靴を脱いで土間から部屋に上がります。 

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年輪を刻んだ畳や掛け軸、こじんまりとした風情ある庭、少し薄暗い光の加減が ちょうどいい静かなまったりした空間。
急な階段を登った二階には隠れ家的な読書スペースもあります。
吉備中央町の柚子やレモンなどの農産物や柿などの果物、地元の調味料、
卵なども販売していました。 

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お店のふれこみが「吉備中央町のみんなのデパート」というだけあって
季節によって販売する産品が豊富なのでしょうね。 

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水車で引いたお米というのにも驚きましたが、「羽釜(はがま)」とは
また聞きなれない言葉。。。
調べてみると、日本人なら一度は見たことのあるあのお釜でした。
そう、周りにぐるっと羽がついているUFOみたいな形で、上に厚い木の
フタをかぶせるヤツ!「おしん」に出てくるヤツ?!(年齢バレバレ笑)
私は酵素玄米を頼んだのですが、家の炊飯器で炊いたお米と見た目も味も
明らかに違いました。
お米が立っていて、ツヤツヤのモチモチ。
そして釜ならではのパリパリの「おこげ」つき! コレがうまい!
こんなの食べたことない。
あ~、日本人でよかった~~、という至福の時(笑)。 

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おかずの味もそれほど濃くはなく、老若男女どなたでも楽しめそうな
優しい味付けでした。自家製の麹を使っているとのことですが、地元の
滋味豊富な産品を昔ながらの調味料で丁寧に作られていて、お店のご主人が
長年探求されているマクロビオティック(長く健康に生きられる食)を
実践するためのお店なんだな、という印象を受けました。 

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そして、細かいことですが、セルフサービスのお水は大きな甕にある水を
ひしゃくですくって飲みます。水道の蛇口をひねって出てくる水とは
まろやかさが違いますね。
もう夕食はいりません、くらいの大満足!
大変美味しくいただきました。

基本、イスとテーブルなので小さなお子さんでも心配ありませんし、ふすまで 仕切られた個室もありましたので、赤ちゃんのいる若いご夫婦も周りをあまり 気にせず食事を楽しんでおられました。

また、ちょうど私たちがランチをいただいているとき、大学生っぽい可愛らしい カップルが来店してきて、男性の方が「ここ、酒屋ですよね?お酒買いたいん ですけど」とのこと(そりゃ名前がまぎらわしい笑)。
店主が説明したところ、結局お二人で当初の思惑とは違って、ランチを食べられて いかれたのですが、食べ終わって一言。
「めっちゃおいしい!」とのことでした。

まさに隠れ家的な「安藤酒店」。我が家も大満足の古民家カフェでした。

「安藤酒店」Facebookはコチラ↓

https://www.facebook.com/Kibichuo.no.minna.no.depart.Andosaketen/

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