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グルメリポート~港の中のキッサテン/”日本のエーゲ海”のヨットハーバー内にある絶景カフェ~

2020/11/23(月)晴れ
今日は岡山が誇る”日本のエーゲ海(!)”「牛窓」にあるおしゃれなカフェに行ってきました! 

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訪問個所: 「港の中のキッサテン
 住所:   岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓5414-7
 TEL:     不明
 営業時間: 11:00~16:00(ラストオーダー15:30)
 定休日:  毎週(火)
 席数:  約30席くらい
 駐車場:  あり

牛窓という地域は県南東部の海沿いにあり、昔からオリーブの栽培や風光明媚な海沿いに建つたくさんのペンションや別荘で有名なところです。

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岡山県人ですらあまり頻繁に訪れることはありませんが、もともとエーゲ海にたとえられるほどの多島美あふれる瀬戸内のおだやかな海と、美しい山に
囲まれた自然がいっぱいの場所であり、さらに近年は地の利を活かした
おしゃれなカフェがぞくぞくとできています。近くには園内を無料で散策できて展望広場からの瀬戸内海の眺めが最高な「牛窓オリーブ園」、昔懐かしい駄菓子を大人買いできて、子供も大人も楽しめる「日本一のだがし売り場」、ロードバイク乗り専用のお守りなども買える由緒ある「牛窓神社」、干潮時に三つの島を結ぶ「海の道ヴィーナスロード」が出現する「黒島」など、多くの観光スポットがあり、のんびりまったりと一日中楽しめます。

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透き通るような紺碧の海と山の緑の風光明媚なコントラストは、映画のロケ地としても注目されており、多くのロケも行われています。近年では坂口健太郎さんとmiwaさん主演の「君と100回目の恋」などが有名ですかね。 

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さて、牛窓押しはこの辺で本題へ。

カフェには少し早めに11:30ごろ到着。船を模した二階建ての建物にはカフェと牛窓ヨットハーバーの事務所が入っていて、待合にはソファやヨットの写真、ハーバー一帯を見下ろして写真を撮ることもできるテラスもあり、席待ちの際にも退屈することはありませんでした。

というのも、ランチには少し早めに着いたにもかかわらず、到着時なんと席は満席!天気の良い三連休最終日ということもありましたが、皆さんおそらく我が家と同じく、ここのランチを狙ってきているな(笑)と思いました。

わずか5分ほど待つと、ウェイトレスのお姉さんは四人組の私たちに気を遣ってくれて、真正面に海とハーバーが見える席に案内してくれました。
お店の方の対応は丁寧でとても好印象でした。
店内はガラス張りなので、見える角度は違いますが、基本どの席からもきれいな海を見ながら食事をすることができます。 

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ランチのみの食事メニューはシンプルに二種類。近くの石原果樹園栽培の地元米備前乙女米をふっくらと炊き上げ、季節のお魚の出汁を使った、少しスパイシーでコクのあるカレーにお魚のフライを乗せた「牛窓カレー」(サラダ&ピクルス付1,200円+税。ごはん大盛りはプラス100円) 

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そして、もうひとつのメニューは、「お魚のフライ定食」(サラダ付1,600円
+税)。お魚の種類は新鮮さにこだわり、当日の旬のものをフライにして出されているようです。いずれも食後の飲み物と小さなお菓子をセットにしたらプラス500円+税となります。

今回は早めに到着したにも関わらず「お魚のフライ定食」は売り切れ。
(この人気おそるべし!)そこで、もうひとつメニューである「牛窓カレー」をいただきました。

いつも腹ペコでカフェに向かう私は、もちろんごはんは大盛りです。
この日のカレーの出汁は牛窓の海で取れたばかりの鯛。カレーにトッピング
されるフライはちょうど初物が出始めたという牛窓の名物「牡蠣」でした。

まずはカレーだけを一口。確かにカレーなのですが、まるでお味噌汁でも
飲んでいるような感覚の新鮮な磯の味、鯛出汁のコクがおいしい!
味のベースはこの鯛が非常に効いているため、あえて不要な具は入れていないのでしょうね。鯛だけでなく、数種類のスパイスや野菜などがブレンドされて煮込まれているらしく、味の単調なシーフードカレーではなく、本当に深い味とコクが出ていました。地元産のお米との相性も抜群です。 

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サラダも、小ぶりなお皿ながら牛窓の自然の大地で育った滋味あふれる野菜が提供され、ドレッシングなしで野菜本来のおいしさが味わえました。

食事の量は、普通盛りも大盛りもそれほど大差なく、いずれも女性向けの量
かなと思いました。

このお店の母体は同市内にある「キノシタショウテン」というカフェで、
岡山県下や京都にも姉妹店を手広く展開しているそうです。
本店内には珈琲豆の焙煎所を備えており、わざわざ珈琲豆だけを買いに来る
お客さんもいるそうです。飲み物メニューは直焙煎のコーヒー以外に、
季節のジュース(600円)もあり、この日は梨のジュースとホットレモン
ジンジャーがありました。焙煎されたオリジナルコーヒーはカフェ内で
購入することもでき、そのほかにもおいしそうなカヌレなどのお菓子や
かわいいスプーンなどの小物も販売していました。

食事が終わると、目の前のヨットハーバーにいって青緑色の海と真っ青な
空の美しさをバックに記念撮影。

おなかもココロも非常に癒されたおかやまの隠れ家スポット、牛窓のシーサイドカフェでした。

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