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コアチョコ映画祭2022開催にむけて

―コアチョコ映画祭2022開催決定となりました!
MUNE もともとは1月末くらいに毎年やってたんですけど、コロナがたいへんだっていうことで2度ほど延期をしたんですよ。で、このたび2月19日の土曜日、場所は今回もテアトル新宿ってことで開催を決めました。
―ラインナップがすごいです!
MUNE 「マッドマックス怒りのデス・ロード」、しかもブラック&クロームエディション!
―あえての。
MUNE はい。この映画ってマッドマックスファンにとって100点満点の続編だったじゃないですか。
―ほんとそうだと思いますよ。
MUNE 100点なんていかないんですよ。他の人の手が加わっちゃうとか、監督の作家性が変わったとかで、続編なんてだいだいがっかりするのがオチで。だから「怒りのデス・ロード」を見たときはめちゃめちゃびっくりしましたよ。お前は錆びないのかと。ロメロやアルジェントとか大好きだった巨匠の錆びついた瞬間を何度も見てるんですよ。ロブ・ゾンビだって最初すごいよかったけど、だんだんわけわかんない方に行ってるなっていうのがあって。俺の中で錆びてないっていうのはタランティーノだけだったんですね。
―タランティーノはたしかにそうですね。
MUNE タランティーノって100点を越えてくるんですよ。
―毎回違った切り口でやって来て。
MUNE そうそうそう。で、ジョージ・ミラーはもう高齢だし、やんちゃな頃に作ったマッドマックスの続編なんかうまくいくわけないって思ってたら、もう見事に100点でしたもんね。当時の時代性みたいなのもあったと思うし、今回はもう実現できないだろうなと思ってたら、あんなに完璧な形で。ぐうの音も出なかったですね。ほんとにびっくりしました。

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MUNE あと、映画何回見た自慢とかあるじゃないですか。
―ありますね。
MUNE 俺、ほんとそこに乗りたくないんですよ。映画を何回観たってのは、好きとはイコールではないと思っていて。でも何回見たかが好きの基準になってる人っているじゃないですか。その論争が大嫌いで、それヒマな人が勝つに決まってんじゃんってなるんですよ。本当に好きな人は一回見たらずっと観ないんだと。10年後とかにもう一回観るとか、しかるべきところまで取っとく、それが本当のファンだと。
―発酵させるんじゃないけど。
MUNE だから最初の劇場公開で観に行った当時から、「怒りのデス・ロード」は一回も観てないんですよ。コアチョコ映画祭でもう一回ちゃんと観てみたいなって。
―コアチョコ映画祭が二回目の鑑賞ですね。
MUNE そうですね、二回目です。応援上映もすごいやってるし、テレビでもやってるぐらいだからみんな死ぬほど見てんのかなっていうのもあって、コアチョコ映画祭で観るメリットって何かなって思ったときに、じゃあブラック&クロームエディションだったらちょっと珍しい体験になるんじゃないかなって思って。
―確かにそうですね。
MUNE ジョージ・ミラーがいちばんブラック&クロームエディションがいいって言ってたいう触れ込みなんで、ぜひそれに乗ろうかと。
―監督推薦のバージョンでということで。
MUNE キャラクターとかもこっちの予想をすべて越えてくるんで。おじいちゃんになってもこんなにすごいことができるんだって、ただただびっくりしましたね。
―年齢じゃないんですね。
MUNE そうですね。俺的にはやっぱり、天下のマッドマックスを上映できるっていうのは感慨深いですよ。マッドマックスのイベントってよくやってるじゃないですか。俺はそこの仲間には入ってないですよ、でも俺もマッドマックス好きなんだよっていうのを言っとかないと(笑)。そういう部分で今回はこれで行きましょうってのが通ったんでよかったです。
―ヘッドライナーが固まりましたね。
MUNE もう布陣としては完璧なんで、あとはもう何でもできるなって。じゃあ深い時間は何にしようかって思ったときに、「仁義なき戦い」の代理戦争かなと。「仁義なき戦い」における小林旭の役回りってすごい好きなんですよ。
―武田明ですね。
MUNE そうです。菅原文太と同格なんですよ。天下の日活の大スターが東映に来たわけじゃないですか。それで群像劇に入るっていうことで、同格のポジションを任されてるんですよね。それがむちゃくちゃかっこよくて。昔の新日本プロレス全日本プロレスで言ったら、特別参加枠ですよね。
―そうですね。一週間くらいだけシリーズに参加して。
MUNE 終盤の方にリック・フレアーが特別参加みたいな。その感じがすごいしていて、仁義における小林旭は大好きなんですよ。
―日活作品の時ともなんか雰囲気が違うんですよね。
MUNE そう、違う。他の小林旭の東映作品も大好きなんですけど、「仁義なき戦い」のオールスターの中での小林旭のかっこよさがたまんなくて。それをぜひ観てもらいたい。武田のかっこよさを観てもらいたい。というわけでチョイスしました。

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―小林旭さんご自身にもコアチョコのTシャツをご覧いただいたとか。
MUNE 気に入って頂けたみたいで。あとウチの交渉も。
―それこそ仁義を通すというか。
MUNE 仁義を通すっていうところも評価してもらって。ゲストで呼びたいくらいですよ。
―マイトガイがコアチョコ映画祭に!
MUNE オールナイトで3時くらいからの上映なんで。深夜3時に出てくださいって無理でしょ(笑)。「マッドマックス」があって、「仁義なき戦い」があって、じゃあ間に挟まれるのは何かって言ったら。
―これはなかなか難しい。
MUNE こんなに濃いものに挟まれるのって何がいいだろっていろいろ考えたんですよ。そしたら、「そうだ、ウルトラマン屈指の名作『故郷は地球』を上映しよう」って。完璧ですね、このラインナップ(笑)。ゲストの方も居島一平と三浦マイルド。このふたりは「仁義なき戦い」のファンで、「仁義なき戦い」のマネがめちゃくちゃうまいんですよ。「仁義なき戦い芸人」と言ってもおかしくないです。このふたりを迎えてやりたいなって。

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―最高です!
MUNE あとは、やっぱり夜中の映画の3本立てっていうシチュエーションを味わって欲しいですね。ひとつの入場券で3本見れるっていいじゃないですか。そういうお得感とか、場末の雰囲気みたいなのを味わってほしいなってのもありますね。
―昔はわけわかんない3本立てがありましたね。
MUNE 編成側のブッキングしてんだけど、たまに神みたいな組み合わせみたいなのもあったりとか。新世界の映画館とか「あそこってみんな看板の写真撮るけど、劇場内に入ったことあんのかな」ってツイートしたら、誰もリアクションなくて。
―あそこに入るような人はツイッターやってないんじゃないですかね。
MUNE 面白がるんなら入れよって話じゃないですか。お金を落とせって。お前のいいねに映画館はお金は落ちないんだ、中もレポートしてくれよって。俺はよく浅草とか行きましたよ。いまは映画館でタバコ吸うとかできないじゃないですか。でも実際に劇場でタバコ吸われると、スクリーンがどうなるのかなとか分かるわけですよ。そういうことも経験しないとだめですよね。トイレ行ったらうんこ付いたパンツが落ちてたりとか、そういうの見ないとだめですよ(笑)。
―そういうのいまもあるんですかね(笑)。でも映画館にお金を落として応援してほしいですね。
MUNE 映画好きって名乗ってるなら劇場来て欲しいですね。見たい映画が地方だと上映されないとかいろんな事情もありますよ。けど年に一回とかなら行けるじゃないですか。コアチョコ映画祭のために東京に来ましたっていう地方の人もいるし。
―地方からMUNEさんの部屋に遊びに来たみたいな。
MUNE そうそうそう(笑)。だから俺の中でも過剰なくらいサービスしたいし。ゲスト呼んで、入場者プレゼントやって、もうワイワイしたいんですよ。
―今年はこの3作品でやるぞと。
MUNE やっぱりお客さん来てくんないと来年できないですから、ぜひお願いしたいなと思います。テアトルは見やすくて有名な映画館なので、シネコンとは違う雰囲気がありますよ。しかも映画館の上は「かに道楽」ですからね。最高ですよ(笑)。

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お待たせしました!
コアチョコ映画祭22開催決定!
入場者全員プレゼントは大奮発してコアチョコグラインドハウスTシャツと超豪華!

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コアチョコ映画祭22詳細
<日時>2022年2月19日(土) 23:15開場 23:45開演
<場所>テアトル新宿(https://ttcg.jp/)
<上映作品>
「マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クローム エディション」
「ウルトラマン 故郷は地球」
「仁義なき戦い 代理戦争」
<ゲスト>居島一平(米粒写経) 三浦マイルド
<MC>MUNE

<前売りチケット情報>
ハードコアチョコレート東中野店にて発売中
※ハードコアチョコレート販売分のチケット価格は3200円(税込)です

2022年2月9日(水)19時~劇場オンライン、10日(木)劇場オープン時より窓口販売開始
※テアトル新宿販売分のチケット価格は
前売り/当日券ともに3700円(税込)です

詳しくは[コアチョコ映画祭22 公式HP]をチェック
https://core-choco.com/grindhouse/

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