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葉書俳句: テキスト: 図書室は本の涼しさ夏休 ハードエッジ だらだらと続く残暑にだらだらす ハードエッジ 二度寝して昼寝の贅を尽しけり ハードエッジ 堪へ難キヲ堪へ帝國の秋日濃し ハードエッジ 電車には都の生者盂蘭盆会 ハードエッジ 青と赤しほからとんぼあかとんぼ ハードエッジ 炎帝を吹き飛ばしたる野分かな ハードエッジ 全然堂本店の開発素句報 2024-03: 推敲過程や参考句多数 →こちらからどうぞ 全然堂本店の開発素句報 2024: →最新版は
葉書俳句: テキスト: 人と木で「休」といふ字涼しけれ ハードエッジ むくむくと雲の巨体が夏の空 ハードエッジ 片陰は天の賜お陰様 ハードエッジ 涼しくて笑ふが如しアッパッパ ハードエッジ 雷鳴の中の静けさ蓮の花 ハードエッジ さつちやんの遠くへゆきしバナナかな ハードエッジ この傷は海の思ひ出サングラス ハードエッジ 全然堂本店の開発素句報 2024-02: →こちらです 全然堂本店の開発素句報いろいろ: ※最新版はこちらです 以上です
葉書俳句: テキスト: ゴゴゴゴと地軸は廻る去年今年 ハードエッジ ぶらんこのごとくゆやんと去年今年 ハードエッジ 推敲:ぶらんこのゆあんゆよんと去年今年 ハードエッジ 日出づる国は弓なり初茜 ハードエッジ 狛犬の石の肌や初茜 ハードエッジ 初日の出待つこともなく配達へ ハードエッジ 空腹の軽き体や初日の出 ハードエッジ 初日の出走り出したき思ひあり ハードエッジ 新玉のひかり神さま仏さま ハードエッジ 新玉のひかり蓄めおけ古畳 ハードエッジ 初春のわ
葉書俳句: テキスト: 秀句あれ運動会は晴れ渡り ハードエッジ 秋晴のマンション写真撮れさうな ハードエッジ 桜紅葉桜黄葉とうち混じり ハードエッジ 塩水に漬けて錆びざる林檎かな ハードエッジ 流星や大きな本は子の絵本 ハードエッジ 船外に泳ぎ遊ぶや天の川 ハードエッジ 行く秋へ推敲進むチョコレート ハードエッジ 全然堂本店 開発素句報 2023: →こちらです 以上です
葉書俳句: テキスト: 朝顔の花が減り葉に穴があき ハードエッジ 朝夕の六時の暗さ曼珠沙華 ハードエッジ 曇るだけ曇りし秋の空の色 ハードエッジ ああこれが秋の寒さか雨も降り ハードエッジ 柿の実に装填されし種八個 ハードエッジ 路地裏に秋刀魚焼くべく日が暮るる ハードエッジ 五時に暮れ六時真つ暗冬近し ハードエッジ 全然堂本店: 07号はこちら 「開発素句報 2023」全体はこちら 以上です
葉書俳句: テキスト: 張り詰めし朝の空気に菊を切る ハードエッジ 縁に座し菊の手入に余念なし ハードエッジ 荒ぶるや門の仁王と菊の武者 ハードエッジ 桃の実の花柱名残といふあたり ハードエッジ 赤い椿も白い椿も茶色の実 ハードエッジ 穴のあるナットと穴のなき木の実 ハードエッジ 掛布団秋の重さとなりにけり ハードエッジ 全然堂本店: →こちらからどうぞ 開発素句報 2023: 現在までに6本刊行、こんな感じです →こちらからどうぞ 以上です
葉書俳句: テキスト: 紫外線浴びて真赤な鶏頭花 ハードエッジ 鳳仙花弾けるやうに遊びをる ハードエッジ この小さき鶉の卵から雛が ハードエッジ 団栗が旨し縄文土器を焼く ハードエッジ 団栗の打つは地蔵の石頭 ハードエッジ びつしりと前後に遠し星月夜 ハードエッジ 失敗を面白がつて夜の長し ハードエッジ 全然堂本店: →こちらです 以上
葉書俳句: テキスト: 炎天はガスの炎と同じ色 ハードエッジ 頂上の光るは雪か雲の峰 ハードエッジ 酷暑日は本も机もほつかほか ハードエッジ 祖母に聞く昔話の涼しさよ ハードエッジ 腹を守る腹掛け布団うすつぺら ハードエッジ 町川の夕立濁りの塵芥 ハードエッジ 夏の夜の密かにプシュとサイレンサ ハードエッジ 全然堂本店: →こちらからどうぞ 以上です
葉書俳句: テキスト: 万緑に光合成の今や旬 ハードエッジ 炎天をスポーツカーの真つ赤なり ハードエッジ せめてもの打水を打ち重ねたり ハードエッジ 人生の午後を楽しむ昼寝かな ハードエッジ 浴衣着てエレベーターの硝子張り ハードエッジ 変てこな塔の工作夏休 ハードエッジ 水は清きわが故郷に帰省かな ハードエッジ 全然堂本店: →こちらからどうぞ 参考句や推敲過程なども 以上です
葉書俳句: テキスト: 木に白と書いて柏や柏餅 ハードエッジ 骨あまたぐいと曲げたる梅雨の傘 ハードエッジ 毒だみに万のアンテナ雨に立つ ハードエッジ 金銀は龍宮城の海月なり ハードエッジ ある時は大緑蔭に雨宿り ハードエッジ 寝返りの日本列島梅雨籠 ハードエッジ 掛声はウー、ががんぼマンボ、ウー ハードエッジ 全然堂本店: →こちらです 参考句も収録 以上です
葉書俳句: テキスト: あたたかや歳時記「春」が平積に ハードエッジ 曇天の生みし華やぎ春の雪 ハードエッジ うすら氷が消えて明るい水たまり ハードエッジ 書に余る栞の尻尾春の雷 ハードエッジ 日本を少し広げて潮干狩 ハードエッジ いくたびも作つてくれし草の餅 ハードエッジ 地下鉄の地下に地下鉄地下朧 ハードエッジ 全然堂本店: 以上です
葉書俳句: テキスト: ライバル校へ銀輪つらね日の盛り ハードエッジ 失敗作 ←むちゃくちゃ推敲した果てに 普通、遠征試合なら朝方に出かけるだろう と、今頃気づいた/2022.8.22 蟻の列みる子に日傘さしかけて ハードエッジ 焼入の如きシャワーを全身に ハードエッジ 飛び込めばプールの底の炎ゆるごと ハードエッジ 曝す書の古き埃を払ふなり ハードエッジ お互ひを励ます如く蟬時雨 ハードエッジ 美しきサマードレスの鎖骨かな ハードエッジ 表書き:
葉書俳句: テキスト: 八月に日の満ち欠けの欲しきかな ハードエッジ 吊橋の涼しき揺れと思へども ハードエッジ 滝壺に晒して瀑布純白に ハードエッジ 虫干に正倉院の匂ひかな ハードエッジ 向日葵は種の重さに俯きぬ ハードエッジ 夕立の流れ激しき外野席 ハードエッジ 生ぬるき水道水や原爆忌 ハードエッジ 表書き: 全然堂ハードエッジ/本店 参考句、推敲句なども多数収録 画像をクリックするとジャンプします 以上です
画像: テキスト: 雲ひとつ暑さに変り無けれども ハードエッジ 鉄道の涼しく曲る青嶺かな ハードエッジ 借りて乗るボートの一期一会かな ハードエッジ 炎天や光合成をひたすらに ハードエッジ 一枡を一字で埋める涼しさよ ハードエッジ 板塀も板戸も失せて蝉の殻 ハードエッジ 朝すでに汗の滴り原爆忌 ハードエッジ 表書き: 全然堂ハードエッジ/本店 画像のクリックでジャンプします 以上です