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会然TREK 2K20▲03 初日覚書

※この文章はライブ終了後にTwitterで細々と書いたものを再構成したものです。あくまでも覚書、いいね。

初日 3.13 Zepp Tokyo

01:SPEED TUBE(P)
02:ルクトゥンオアダイ(ソロ)
03:巡航プシクラオン(核P)
04:ヴァーチュアルラビット2(ソロ)
05:Mother(ソロ)
06:パラレルコザック(核P)
07:Switched on Lotus(ソロ)
08:LEAK(P曲だがソロ名義の還弦バージョン)
09:橋大工(ソロ)
10:HUMAN-LE(核P)
11:帆船108(ソロ)
12:上空初期値(ソロ)
13:白く巨大で(核P)
14:LOOPING OPPOSITION(P)
15:おやすみDOG(P)
16:phonon belt(ソロ)

EN
17:遮眼大師(核P)
18:PLANET-HOME(核P)

客の情緒を燃やす気か!!!としか言いようのない初日でしたねぇ。

入場時にサーモグラフィー、手にアルコール消毒、強制ドリンクなし、物販なし、フライヤー配布はテーブルから必要な分だけ、という異例づくしの対応。さすがにドリンクは終演後にビール買いましたよ。

番号がかなり早めだったので段差のバーを確保。段差を確保すればほぼ全体像が見えるのでオススメ。ステージ上、大阪では▼だった壁のオブジェが東京では▲になってた。
LEDディスプレイが大阪では縦にしてたけど東京では横だった。
大阪ではLEDディスプレイの映像は曲に合わせたものしか流れなかったが東京ではリアルタイムの演奏風景も差し込まれていた(会人の手元を映すTAZZカメラ、別のカメラでヒラスァさん)

1曲目からフルスロットルでしたよ、世間の自粛ムードなんか知るか!とばかりのスタート。SPEED TUBEで近くにいた男子4人くらいの集団が「ヤバイヤバイどうしようどうしよう」と狼狽えてたの、気持ちはめちゃくちゃわかるよ。

何の時か忘れたけど、舞台監督の松村さんが平沢さんのところに来て襟元の何かを調整するのにすごい接近具合で会場がどよめきの嵐。前方で見てたフォロワーさん曰く「衣装につけてた自走式カメラの赤外線センサーがドラムのパーテーションに反射して誤作動起こしてたようだったので、それの調整の可能性が」とのこと。それのせいなのか、左の襟元がびろーんと下がってたので首元が露わになってて後々後ろのディスプレイに映し出された時に喉仏が確認できるレベルだった…(拝みだす観客たち)

パラレルコザックのフォーメーション的な振りに多重衝突からの素早いセッティングで用意されたエレガットギターでSwitched on Lotusで盛大に泣き、還弦LEAKで情緒を燃やされる。

橋大工、サビの音程が発表当時(44歳)よりめちゃくちゃ高めの発声に聴こえたんだけど…65歳の声じゃないよね…橋大工からHUMAN-LEへの流れ、一気に20年飛んだ訳だけど歳をとることは決して悪いことじゃない、むしろ前向きに捉えようよと背中を押された気がした。正直なところこの界隈に戻った時にそれはずっと感じてたわけ。歳をとったからこそ語れることはたくさんある。

上空初期値は新しい環境への出立のイメージ。青い空に駆け上がり希望を見つける。そこからの白く巨大で、想像と違う現実をいかにして受け入れるかの葛藤のイメージ。なんで会人の二人は小芝居しながら演奏してるんですかほんとしんどい。

そこからなんで中期曲連発してるんですか!LOOPING OPPOSITION…周りで誰も気が付かなくて私は声にならない嗚咽を吐いたぞ!!!
(現時点では太陽系亜種音しか聴ける手段がないんだけど品切れしてるんだよ!)
しかも歌詞が一部変わってるからこれが前にTwhzで言ってた会人たちのリクエスト曲だったのが判明して、まったくもう…(ずっと好きでいつかやりたいと思ってたんだろうなぁ中の人はいませんけどね!)

おやすみDOG…イヌぅ…(すき)

本編ラストのphonon belt、昨今の情勢からくる荒んだ気持ちにそっと寄り添ってくれるいいラストでした。美しい旋律に隠れた不穏さとのバランスも魅力。

アンコール、2月の大阪はドラマ性を持ったステージだったからまた何らかの形でと言ってたの信じていいんですね!?

あと会人の名前はなんとかちゃんと言えたけどユージさんのミドルネーム言うの忘れたの草ですからね!w

なんかのトラブルだったのか音がすぐ出てこなくてちょっと不安だったけど無事に生ドラムで疾走感たっぷりの遮眼大師。赤いライティングが強烈だったし何よりマントラ専用ライトの存在よ…

ラストはPLANET-HOME。ドラムが入るのを全く想像できなかったけどここまで親和性あるとは思わなかった。これも新たな発見だったよ。

ミドルネームを忘れられたユージさん(ユージ・レルレ・カワグチ)、とにかくこの人がいるだけで曲が血の通った印象にガラッと変わるのが驚異的。彼の功績は想像以上だったよ。かえすがえすも戦法STS見られなかったのが悔しくなるくらいにはね。

確かに後半イヤモニの音が取りにくいのかずっと耳を押さえながら歌ってたから、ちょっとしんどそうだなと思った。

通して聴くと、世の中どうなってやがると思うかもしれないけど自分らしく歳を重ねて今のこの状況をそれぞれのやり方で乗り越えなさいね、と諭してくれてるような気がするのよ。自分だけかもしれないけどね。人それぞれの捉え方があるから。

終演後も挨拶はそこそこにみんな素早く帰っていたのはやはり感染リスクを抑えようとする自主的なサムシングでしたね、よきかな。

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