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全てのGKに必須な能力とは...?

今回、待ちに待ったU−15の試合に帯同させていただきました。

チームに所属するGKは中2が1名、中1が2名の3人が所属しています。

そのGKの3人で共有したテーマは

ゲーム中に「正しいポジションを取り続けること」

その中で、大きくは、

①攻守両局面いずれにおいても味方DFラインに対して良いポジションを取ること。

②味方ビルドアップ時に必ずサポートのポジションを取ること。

この2つを意識してテーマに取り組んでもらいました。

GKにおいて必要な能力として、「ゲームに関わり続けること」がとても重要です。例えば、自陣で味方のパスミスからカウンターを受けた場合、取られた時点から

①適正ポジションをとり、なおかつ

②味方へのコーチングをすこと。

この2つを正確にこなしながら相手からゴールを守ることは困難であるからです。

というかほぼ不可能です。

相手のパスミスやシュートミスがない限り、この場合、ほぼ失点に繋がります。

なので、味方がミスした場合を考え、常に備えて、ゲーム中適正ポジションを取り続けることは必須なのです。

この力は、特に攻撃時に身につけることがとても時間がかかります。

なぜか、

守備の時間帯はいつシュートが打たれるかわからない緊張感の中なので、ポジションを取り続けることは比較的容易なのですが、

攻撃時は味方が自陣へシュートを打ってこない限り(そんなこともちろんありませんが。笑)シュートが飛んでくる心配がないです。

なので、「ボールを失った時のことを考えながらポジションを取ること」は意外と難しいです。

これについては、根気強く言葉かけをして、意識させ、習慣化させる必要があります。

なので、ゲームの始まる前、合間、終了後の声かけが大切なんです。

「今からのゲームで意識することは?」

「ゲームを通してテーマは意識できた?」

など、選手がテーマを習慣化できるまでは2人3脚ですね。それまでは焦らず、根気強く、我慢です。例え他のプレーでのミスがあっても、そこは大いに目をつむってあげましょう。

基本的に選手は新しいことにチャレンジしている場合、新しいことに挑戦する脳になっているいるので、そこへ次から次に別のプレーを要求されても脳の容量オーバー状態になってしまうからです。

正しいポジションが取り続けられるようになれば、

常にゲームに関わることができ、

ゲームに関わることができれば、

「次はこうなりそう。」

「この時間危ないなあ。」

といったプレーの予測や予想ができるようになります。

そうなれば、GKとしての選手の伸びしろがグーーーーンとでます。

いわゆる、

「伸びしろですね〜」状態です。笑

ちなみにうちの選手はもっともっと習慣化していく必要がありました。

逆にいうとまだまだ上手くなれる要素がてんこ盛りです。

3人ともテーマを意識して取り組めていたので、

これからの成長が楽しみです。


ここまで読んでいただきましてありがとうございました。良ければいいねやコメントを頂けましたら、今後の励みになりますので、よろしくお願いいたします。🙇‍♂️


ではまた!

                              ハラトシ







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