見出し画像

CRM250ARの電気系統を直す件

信号待ちで安定しない電圧

ある日、信号待ちをしてたらヘッドライトがハイフラみたいに点滅してるのに気づきました。
バッテリーレスなのでよくある事だと思ったのですが、次第にウインカーが点滅しなくなったりフロントブレーキを握っただけでエンジンがストールするようになりました。
ネットで調べても同じような症状の話もなく、ちょっとバラして電気系統の清掃することにしました。

このカプラーは外すのに結構かかりました

焼き付いたカプラー

98年式のバイクで今までそんなに不調もなく走ってたので、電気系統なんて気にした事もなかったしちょっと掃除したら直るもんだと安易に考えてました。
まず、ヘッドライト周りのすべてのカプラーを外して確認するとまあキレイなもので、清掃する意味あるのかなと思い接点復帰剤で清掃すると次にシートの下へ。
CPUも清掃し燃料タンクの下にも配線がまとまってるので、タンクを下ろし見てみたところ外しずらそうなカプラーを発見しました。
頑張って開けてみると…

不調の原因はコレですね。
焼き付きなのか、腐ってるのか…
この配線を追っていくと…

エアクリーナーボックスの間に配線が埋まってます
サスの横にあるのがレギュレーターです

レギュレーターにたどり着きました…
容易に直ると思ってたのがレギュレーター交換になるとは…


部品の発注

生産が終了して10年以上経つ車両の部品は一部を除き生産される事もなく在庫にあるものしか注文できないので、もう直せないかなと思いながらAmazonを眺めてると…ありました!!

純正に比べ料金が安すぎな気がするけれど、適合車種で合ってるからこれを注文。
ついでに、コンデンサも新しいものに交換することにしました。

部品到着

数日後、コンデンサが到着しました。

気持ち社外の方が大きい気がする。
取り付け部は要加工ですね。
コンデンサから遅れること数週間後にジェネレーターが到着しました。

ちょっと作りが雑な気がする。
何はともあれ、部品が揃ったので早速取り付けたいと思います。

取り付け開始

まず、既存のジェネレーターを取り外す前に配線の取り回しを確認します。

上の画像の黒いカプラーと下の画像の半透明のカプラーを外して付け替える作業になります。

純正ジェネレーターを外したところ、社外に比べ配線が短いような気がする…
カプラーを合わせたところ、そのまま付くので気にせず作業を進めました。

シールが気になったんで液ガスで埋めてみました
カプラーの色が違いますね
ジェネレーターはサイズピッタリです
余った配線

付くには付いたけど配線余りまくりですね…
気にする方は大人しく純正品を付けるべきかなと思います。
次はコンデンサです。

古いカプラーを新しいコンデンサに移植します
完成です

これを取り付ければ、作業終了です。

元々付いてたところにタイラップで固定
カプラーの爪が無くなってたのでこっちもタイラップ

始動

最初は、清掃しただけで直るかなと思ってたのに結構大掛かりな作業になってこれでエンジン掛からなかったらどうしようかなと思いながらタンクやシートを取り付けて2〜3回キックしてみると…

エンジンが掛かりました!
しかも、前より調子が良さそうです。
社外パーツに若干の不安はあるけれど、また電気系統で問題が起きてもなんとか直せそうな気がするので今回はこのくらいにしておきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?