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harashimatakuya
2021年3月21日 04:59
不慮の事故で亡くなったともだちと会った思い出せる最後は、ライブの後の焼肉屋。その頃、俺は歌うことを辞めようと思っていた。「もういいかなと思って」と言った気がする。そこをつつかれ、それに答え、一瞬、彼の眼は揺らいで「それなら辞めた方がいいんじゃん？」と言った。接続詞ひとつ換わるだけで変わる優しさがあるように、語尾に人間性が表れる歌のように、その“じゃん？”に含まれる機微に、俺は俺で、俺の眼は揺らぐ。
2021年3月16日 02:33
眠りあぐねて飛び起きた夜の瀬 街は目覚めて踊りだす顕著に 呆気に呑まれ気に取られて投げつけたいびつなドーナツ 秘密は夜にバレて 食べられた夢呼ばれたつけられて 入り乱れる 怒り狂う深夜に手招いてしがみ宇宙船つき束ねて呼ばれて疲れてラッキー取り憑かれた悦に憑かれた染みに流行りに化けてバレて 夢から醒めて破れて 角に先に仕掛けた廻り孤独に 呆気に取られて明暗は別れて 踊りだすキミはマドンナ 出す永遠に
2021年3月12日 00:44
「怒りに転嫁してはいけない」って兄ちゃんが言ってた。サリーって実在しないんだっけ？あいつがあんなに良い曲、歌うから、俺勘違いしちゃって歌い始めたんだよね。ボーカルいるのに、俺ギターなのに。そしたらバンド解散しちゃった。ファッキン転嫁。ちなみに俺に、兄はいない。もう、身に起こったヘイトを歌にしよう、したいなどとは思わなく、思えなくなってしまってから、ふわふわと、心ここに在らず。結果的にそこに着地
