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姉夫婦は共働きである。
仕事で疲れて帰ってきた姉に代わり、甥っ子が晩ご飯を作った時のこと。
晩ご飯のメニューはシチュー。
野菜や鶏肉を切って煮て、市販のルーを入れれば完成する簡単な料理だが、小学生が1人で作るとなると、なかなか大変な作業である。
義理の兄は、メニューが気に入らなかったのか、はたまた腹の虫が悪かったのか、せっかく作ったシチューをひと口も食べずに…捨てた。
疲れた母を気遣い、みんなの為にと一生懸命シチューを作ったのに、一切褒めもしなかった。
愛する我が子が作った料理を捨てる親が何処にいるのだろうか…
そんな事をするのは、世界中探しても、彼しかいない。
彼には愛情というものがないとつくづく感じる。
そんな義理兄は、実は教員免許を持っている。
(教員免許を持っているが、教師にはなっていない。というか、教師にはなれないと、思う。また次のエピソードで…)
尚更びっくりな話である。
ちなみに言うと、義理兄の両親も元教師。
彼らは何を義理兄に教えてきたのか…どんな教育してきたのか…謎である。
教育者であろう者が、そして親である者が、子供が頑張ってしたことに対して、そんな酷いことが出来るのだろうか…
私には全く理解できない。
ねぇ姉よ、なんでこんな人と結婚したのか…
私のひとり言は、まだまだつづく…
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