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「子供にお友達ができない」

弟の息子、つまり甥っ子が今年ピカピカの1年生。

甥っ子はとても元気で人懐こくて強くて、人間関係に悩むタイプではない…ように見えていた。

でも小学校に行き始めて1週間くらいで「学校きらい。さびしい。おともだちがいない。」と、学校を嫌がり始めたらしい。そしてそのことを弟夫婦はとても悩んでいる様子。

思えばうちの息子も幼稚園に行き始めたときは、まったくお友達ができなかった。男の子の集団がやってきたら走って逃げていくという、切ない男の子だったw

でもそんな子はそんな子同士仲良くなる。類は友を呼ぶっていうけど、ほんとにそう。大勢の子と仲良くできなくても、居心地がいいお友達が2人くらいできたらそれでいい。

そんな気弱な息子は心が優しく、争い事を好まない平和主義者なので、いつの間にかお友達も増え、息子の周りは息子のような幼く優しく癒し系の平和な子ばかりだ。

娘もそう。娘は息子以上に人見知りが激しく、「広く浅く」ではないタイプ。

だけど私はそれでいいと思ってる。要領は悪いけど、人に対して積極的じゃないけど、でもいったん仲良くなった子とは深く付き合える。

広く浅く、誰とでも仲良くなれる子もいれば、狭く深く、絆を深めて行ける子もいる。友達を作るスピードが速い子もいれば、徐々に本当に自分に合った子を見つけていける子もいる。


だから、親が必要以上に子供の人間関係を気にする必要はないし、気に病むこともない。子供は自分に合った方法で、自分に合った数だけ友達を作るんだから。

いまできなくても、あとからできる。いま友達がいないのは、そこに仲良くしたい子がいないだけ。いつか仲良くしたいと思える日が来るかもしれないし、別のところで仲良くしたい子ができるかもしれない。

大人は干渉しなくてよし。


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