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中々言うとりますけども

さて病的船団、ドタバタしていたら気づけば本番まで約二週間となっていました。

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中々色々重なっていて、中々病的船団のことに費やせる時間が確保できず、中々に歯痒い期間を過ごしておりました。(中々中々言うとりますけども)

しかしやっとこさ、少し落ち着いてきたので、基本的な台詞練習や歌練習やダンス練習から、段取り確認、役のこと、お話全体のこと、なんかを考えたり、周りのキャストさんやダンサーさんコーラスさんを感じる余裕が少しずつ出てきて、相変わらず難しいながらも、楽しみながら稽古に臨むことができ始めました。

今日は、僕が演じる『リゲル』君について、基本ネタバレ無しで語るという難題に挑戦してみようかと思います。

語ってもらうリゲルくん


基本、というのは、どこからがネタバレか曖昧なところがあって、性格を語るのもネタバレっちゃネタバレだし、でもそれすらダメだともはや何も語れないってのもあり、なんで、ちょこっとネタバレはあるかもですが、本番が楽しみになるような話しかしないので、お許しを!

さて、リゲルくん。
まず役柄の前に、出演のお話を頂いた時に最初に僕が抱いた感想は「こんな大事な役をやらせていただけるの?」でした。

一応自分が今、関西演劇界でどれくらいの立ち位置にいるかある程度は理解しているので、その認識からすると、公演規模も鑑みると、あきらかに抜擢していただいた感覚でした。

演出であり、今回のプロデューサーでもある鈴木洋平さんとは、朝ミュージカルでご一緒したのですが、その時はコロナの時期でゲスト出演予定だった公演が中止になったりと、大変ご迷惑をおかけしたんですが、

その時にギリギリの中、どうにか冷静を保ちながら判断し、できる限り真摯に対応していた僕らを洋平さんはツイートで、LINEで、そしてわざわざ電話で、きっと先に続く判断になってますよ、と温かく包んでくれました。
当時、疲弊しきっていた僕は、そんな洋平さんの温かさにとても救われたのを今でも覚えています。

それから約一年が経ち、洋平さんからいただいた『リゲル』という役。
僕には洋平さんからのプレゼントのように感じました。

もちろん、僕のお芝居も観てくれた上での判断だと伺ったので、しっかり作品を考えてのお声がけだとは思いますし、洋平さんは一切、そんなことは口にしてませんので、僕が勝手に思っている事です。

しかし、あの楽しかったけど、信じられないくらい大変だった朝ミュをやらなかったら無かったであろう、このご縁、この未来、この作品の中で生きられるという事実が、僕にそんな苦しかった経験もひっくるめて
「挑戦して良かった」
と思わせたのは事実で、だからこそ、この作品の力に絶対になりたいと、応えたいと、強いモチベーションで臨んでいます。

そしてそんな貰った温かさへの恩返しに、ピッタリな作品でもあります、『病的船団』。



ご報告があります。
リゲルの話になる前に中々の文章量になってしまったので、リゲルの話はしません。
ネタバレ無し語り難題への挑戦さえしませんでした。
これに関しては
「挑戦すれば良かった」
と思っています。
中々申し訳ありません。

ビックリするリゲルくん

ゴメンね!リゲル!またいつか話すね!
では今日も稽古です。
中々にがんばるぞー!

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