日本ダービー2020・最終追切評価
皆さんこんばんは!お疲れ様です!
harakichiでっす!
日本ダービーの枠順が出ましたねー!!
※馬三郎より引用
日本ダービーと言えば、圧倒的有利な1枠1番には、サトノインプレッサが入りましたね!
これはコントレイルと共に矢作芳人厩舎にとっては初の日本ダービー同一厩舎ワンツーもあり得るか!?
と、矢作芳人厩舎ファン(?)の方にはたまらない枠順になりましたが、枠順はあくまでファクターの1つ!
馬が本当に力を発揮できなければ、枠順も何もありません!
ですので馬の状態はしっかりと見極めたい所でっす!
先週のオークスでも、A評価のデアリングタクトとウインマリリンが1、2着!
2番人気で大敗したデゼルをC評価として買い目からは切り!
と、最近めちゃくちゃこの追切評価の評判も上がってますので、是非日本ダービーの予想の参考にされてください!
それでは!
日本ダービーの最終追切評価行きましょう!
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【日本ダービー(GI)最終追切評価】
■コントレイル(評価:S)
5/27(水)
栗東坂路・良
助手・52.6-37.9-24.9-12.4(馬なり)
※前走最終追切
栗東坂路・稍重
助手・52.9-38.1-24.8-12.4(馬なり)
≪短評≫
前走皐月賞1着後、5月初旬に帰厩し計6本の時計。
もはや王者の風格すら漂う追切でしたが、軽く流す程度の追切でこの好時計は文句のつけようもありません。
まっすぐに坂路を駆け上がって、最後はきれいに加速ラップを刻んで無敗のダービー戴冠へ向け準備は万端といった所。
動き、馬の気合、共に燃えすぎず冷めすぎずという完ぺきな追切。
文句なしのS評価。
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■サリオス(評価:B)
5/28(木)
南W・良
D.レーン・54.7-40.4-12.9(馬なり)
※前走最終追切
南W・良
石橋脩・68.2-53.9-40.1-12.8(馬なり)
≪短評≫
今週唯一木曜追いを敢行したのが、堀宣行厩舎のサリオス。
一週前の時点で好時計を出し、一杯に追っていますので、ここで無理して時計は出してこないだろうとは踏んではいましたが、さすがにこの時計はヌル過ぎるか・・・
前走の皐月賞も同じような過程で2着にきている分、そこまで心配する必要もないかもしれませんが、前走の疲れが残っているという噂もチラホラあったので、やはり心配にはなる。
正直最終追切だけみれば、評価できるものは少なく、今回はB評価としました。
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■サトノフラッグ(評価:B)
5/27(水)
南W・稍重
助手・66.5-51.5-36.7-11.9(馬なり)
※前走最終追切
南W・良
L.ヒューイットソン・66.0-50.8-37.2-12.2(馬なり)
≪短評≫
前走皐月賞5着後、中間は7本の時計。
その内一本は軽い運動程度で坂路に入れている程度で、残りは南Wでしっかりと負荷をかけての物。
この馬、相当に調教駆けする馬なのですが、今回も中間は好時計を連発。
しかしそのどれもが馬場のかなり内目を通ってのものなので、時計はあまり参考になりません。
しかしそれにもまして際立ったのが動き。四肢を目一杯使って併走馬に負けないという勝負根性が感じられた分、前走のダメージはそこまでないとみていいでしょう。
ただ、気になるのがその走法。
この馬は前肢を掻き込むように叩きつけて走る独特のフォームなんですが、これを見る限りダート馬っぽい気も・・・
重馬場を難なく勝利してきた背景には、やはりこの走法が1つ鍵を握っているのかも。
走り方からして、今の固く速い時計の出る馬場は合わないような気がしますが、調子自体は整っているとみていいでしょう。
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■サトノインプレッサ(評価:B)
5/27(水)
栗東CW・良
坂井瑠星・81.2-66.3-52.4-39.0-12.7(馬なり)
※前走最終追切
栗東坂路・良
川島信二・53.9-39.3-25.6-12.6(一杯)
≪短評≫
前走のNHKマイルC13着以来、在厩で中間は2本の時計。
前走が叩きだったと考えれば、この時計は上積みを感じられるような内容ですが、正直動き、そして時計共にそこまで特筆すべきものはありません。
元々追切で動く馬なので、3F39.0秒というのも納得のいかない時計。
フォーム自体は首をグッと下げて走っており、センスが感じられますが、成長はまだ先という感じは否めず。
金曜日にもしっかり時計を出している点は好感が持てますが、追切の内容としては平凡といった所です。
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■ガロアクリーク(評価:A)
5/27(水)
南W・稍重
野中悠太郎・64.8-50.9-37.8-12.3(仕掛け)
※前走最終追切
南W・良
L.ヒューイットソン・67.9-52.8-39.1-12.2(馬なり)
≪短評≫
皐月賞3着後、5月初旬に帰厩して中間は5本の時計。
最終追切は、馬場の真ん中所を通って寮馬を追いかける形から、それを追い抜くという実戦形式の中身の濃い追切。
反応に関しても、仕掛けられると並ぶ間もなく併走馬を置き去りにし、あっという間に0.2秒先着。
追切の内容、そしてタイムと、ほぼ文句のない内容の追切だったといえるでしょう。
唯一気になる点として、速い時計を先週と今週の2本しか出していない事くらい。
この分を割り引いての今回はA評価となってます。
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■ワーケア(評価:B)
5/27(水)
南W・稍重
嶋田純次・66.9-51.8-38.2-12.2(馬なり)
※前走最終追切
南W・良
C.ルメール・65.4-51.0-37.4-12.7(馬なり)
≪短評≫
前走弥生賞2着から、中間は時計を9本出しての臨戦。
今週は気合の3頭併せの真ん中で、馬場の大外を回って好時計をマーク。
この馬も普段から時計をめちゃくちゃ出す馬とはいえ、今回は大外を回しての好時計には好感が持てます。
先週のウインマリリン同様、手塚貴久厩舎は期待の馬は3頭併せの真ん中で走らせることからも、このワーケアでも一発を狙っている感はあります。
途中で集中力を切らす場面もあった分B評価にしましたが、極限までAに近いB評価と言っていいでしょう。
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■ダーリントンホール(評価:A)
5/27(水)
南W・稍重
助手・67.5-52.8-39.1-11.8(直線強め)
※前走最終追切
南W・良
助手・69.0-53.5-39.0-11.9(強め)
≪短評≫
前走皐月賞6着後、6本の時計。
内一本はモヤの為計測できずという内容でしたが、こちらもしっかりと中間も稽古をつけ好感触。
最終追切は距離を持たせる為か、終始手綱を押さえっぱなしで直線を迎え、併走馬の後ろで我慢させる内容の追切。
そして最後は手綱を緩めて促されると、ビュン!と伸びて併走馬を置き去りに。
内容としては非常に好感が持てる内容で、動きも抜群にいい。※時計は馬場の内目を通してのものなので、あまり参考にはしないほうがいいかと!
後はやはりこの馬の課題である距離に関してですが、調教の間もずっと口を割って走っており、やや落ち着きを欠くという点は気になる。
内容的にも動き的にも非常に評価できるのですが、気性の分を差し引いてA評価まで。
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■ヴェルトライゼンデ(評価:A)
5/27(水)
栗東坂路・良
池添謙一・54.3-39.6-24.7-12.2(仕掛け)
※前走最終追切
栗東CW・稍重
池添謙一・84.4-68.0-53.3-39.4-12.0(一杯)
≪短評≫
前走の皐月賞8着後、5月上旬にすぐに乗り出しを開始。
中間は休むことなく実に11本の時計を出していること自体、陣営のここに向けての勝負気配の高さが窺えます。
2週連続で池添謙一騎手騎乗での追切となりましたが、最後の1Fは鞍上のゴーサインにすっと反応して見せ、ラスト1Fを12.2秒の加速ラップで締めたのは非常に内容の濃い追切と言っていいでしょう。
天下の池江泰寿厩舎だけに、ここは抜かりのない仕上げという感じ。
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■ディープボンド(評価:S)
5/27(水)
栗東CW・良
和田竜二・81.1-65.2-50.8-37.3-12.4(強め)
※前走最終追切
栗東CW・良
和田竜二・81.4-65.3-50.2-37.0-11.8(一杯)
≪短評≫
今回S評価となったのが、前走京都新聞杯を制したディープボンド!
前走の京都新聞杯から中3週という事もあり、あまり時計は出してこないかなとも思ったんですが、そんな気遣い無用とばかりにガンガン負荷を掛けられてます。
今回稽古に跨った和田騎手が「前走よりもまた一段と良くなった」とコメントしているように、ここに来て自己ベストに近い時計を叩き出して来たのは非常に好感が持てます。
ゆったりとしたストロークにも関わらず、見た目以上に時計が出ていることからも、少ない力で前に進めている証拠。
長丁場の2400mに適した走法といってよく、ここは文句なしのS評価にしました。
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■ビターエンダー(評価:B)
5/27(水)
南W・稍重
津村明秀・65.8-51.4-37.6-12.6(強め)
※前走最終追切
南W・稍重
津村明秀・65.6-50.7-37.6-12.5(馬なり)
≪短評≫
前走プリンシパルS1着で臨むビターエンダーは、中間は2本の時計。
この馬ももともと調教駆けする馬なんですが、今回もかなりいい時計を出しての臨戦。
しかし、今週の南Wはかなり時計が出やすい馬場で、何より併走した寮馬に思いっきり先着を許しているのがいただけない・・・
正直狙ってた馬の一頭だっただけに、この内容は非常に残念。
ただめちゃくちゃ悪い追切ではないので、これだけで判断する必要はないかと思いますが、やはりローテーション的にも負荷をあまりかけれないのかも。
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■アルジャンナ(評価:B)
5/27(水)
栗東坂路・良
浜中俊・53.2-38.6-24.8-12.4(馬なり)
※前走最終追切
栗東坂路・良
助手・52.0-38.1-25.1-12.2(一杯)
≪短評≫
前走毎日杯から、5月初旬に帰厩して8本の時計。
中間はずっと坂路での調整ですが、いつも通り可もなく不可もなくという内容。
最終追切では浜中騎手が常に気合を付けながらの緊張感を持たせる追切だったことは好感が持てますが、とはいえ特に特筆する部分もなく、前走からデキをキープという所でしょうか。
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■ウインカーネリアン(評価:A)
5/27(水)
南W・稍重
田辺裕信・68.2-53.7-40.1-12.8(馬なり)
※前走最終追切
南W・良
田辺裕信・69.3-54.5-40.3-12.7(馬なり)
≪短評≫
皐月賞4着後、こちらは6本の時計を出し順調そのもの。
中間も坂路とWを効率よく織り交ぜた調整は非常に好感が持てます。
最終追切は馬場の大外を回って、併走馬を最後まで交わさせない勝負根性を見せ、稽古をつけた田辺裕信騎手も最後まで集中力を切らさせないよう見せムチで闘魂を注入。
馬場の大外を回ってのこの時計は優秀であり、動きから固さも感じられない。
正に万全の態勢でダービーを迎え撃つという体制が整ったのではないでしょうか。
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■ヴァルコス(評価:B)
5/27(水)
栗東坂路・良
助手・54.8-40.0-25.8-12.8(一杯)
※前走最終追切
栗東坂路・良
助手・56.8-41.1-27.0-13.6(馬なり)
≪短評≫
前走後は在厩で仕上げられており、中間は全く緩められることなく9本の時計。
ただCWで追い切ったのが2本だけと、馬に負荷を掛けすぎないように注意を払いながら調整したのではという印象。
あまり坂路で時計を出すタイプではないので、そこまで時計は目立ちませんが、馬場がボコボコの荒れた時間帯に追い切られているのでタイムはこれでもいい方でしょう。
ただ単走で追い切ったせいか集中力を欠く素振りを見せるなど、まだ気性の幼い部分も見受けられたのは気になります。動き自体は悪くない。
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■コルテジア(評価:S) ※上昇度No.1!!
5/27(水)
栗東CW・良
助手・81.8-65.3-50.9-37.6-12.3(馬なり)
※前走最終追切
栗東CW・稍重
助手・86.2-70.3-55.0-40.1-12.2(一杯)
≪短評≫
今回の追切評価No.1に輝いたのが、このコルテジア!
これぞ究極仕上げと言っていいほどの上昇ぶりを見せつけてくれましたね!
前走の皐月賞7着後、時計は6本。
そして一週前には鞍上の松山弘平騎手が騎乗して好時計をマーク。
時計6本のうち、3本の時計は6Fの長めからの追切りと、負荷も十分に掛かっています。
そして圧巻だったのが最終追切。終始馬なりで併走馬に並びかけると、そこからすっと促しただけで寮馬を一気に交わしさる素晴らしい反応。
もはや文句の付け所なしといってもいいくらい。前走から更に上昇が見込める内容は圧巻です。
文句なしのS評価。
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■マイラプソディ(評価:B)
5/26(火)
栗東CW・良
藤岡康太・71.8-54.9-38.6-11.6(G前一杯)
※前走最終追切
栗東坂路・稍重
助手・54.4-39.6-25.6-12.9(一杯)
≪短評≫
前走の皐月賞13着後、中間は7本の時計。
最終追切は、「CWを左回りで走らせたい」と友道調教師の要望もあって異例の火曜日追いを敢行。
その最終追切では、藤岡康太騎手が跨りゴール後も気合を付けられ実際の6Fよりもはるかに長く負荷を掛けられ、まさに馬に「なんとかなってほしい」という陣営の気合が感じられた追切。
チークピーシーズに加え、今回はメンコも着用。
ここまで陣営がこだわるのも、やはりこの馬も「勝てるだけの力を持ってる」からに違いないでしょう。
予想は別にして、個人的にもなんとかなってほしい馬。ただ追切の内容などに関しては前走のダメージもなく、いい追切だったのではないでしょうか。
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≪S評価≫
コントレイル
コルテジア
ディープボンド
≪A評価≫
ガロアクリーク
ダーリントンホール
ヴェルトライゼンデ
ウインカーネリアン
≪B評価≫
サリオス
サトノフラッグ
サトノインプレッサ
ワーケア
ビターエンダー
アルジャンナ
ヴァルコス
マイラプソディ
≪C評価≫
なし
まさかのノースヒルズ、前田オーナー系列の3頭がS評価w
しかし、これはひいき目なしに見てよかったと思う馬。
でもこの中でも特によく見えたのが、やはりコルテジアですかね。
オークスを先週制した松山弘平騎手が乗りますので、ほんと注目してます!
日に日にこの追切評価の精度もましてますので、ぜひ予想の参考にされてください(^^)
そして、まずは日本ダービーを思い切り楽しむという事を忘れずに、今週の馬券勝負も楽しみましょう!
それでは!
※あくまで個人的見解ですので、時計だけ参考にされるのもいいかと思います!
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