伝える、ということ。

今日は僕について、発信していこうと思います。

僕は昔から、自分の思いを人に伝えるのが苦手でした。

頭に思い浮かんだことがあっても、上手く言葉に出来ないし、そもそもなかなか人から理解されない。
そんな事が続くうちに、次第に自分の思いを外に出すことを避け、理解されないのなら理解されないまま、一人でいた方が気楽でいいや、なんて事を思ってた時期もあります。

高校生の時。
文化祭の出し物をみんなで考えていた時のこと。
僕は当時流行っていた、
「電流イライラ棒を作りたい!」
と、グループのみんなに伝えました。

ですが、
「いや、なんかめんどくさそう…いいじゃん、ダーツで。そもそも作れないだろ」
みたいな感じで、満場一致で却下。

僕は何としても作りたかったのと、"作れない""無理だから"のワードに火が付き、
「分かった、じゃあ俺1人でやる」
とか言って、勝手に1人でイライラ棒を作り始めました。(完全に痛いやつですね)

流石に見かねて友達が1人、手伝ってくれて、何とかイライラ棒を作りあげることが出来ました。

実際文化祭始まったら、そこそこ楽しんでくれる人はいたし、自己満足に浸ってたわけですが…

時が経ってつい最近、僕は当時の自分の最大の過ちに気づきました。

あれ、文化祭ってそもそも、仲間でみんなで作り上げるから面白いんじゃない??

ってことに。

そう、当時の僕の価値観は、
自分のやりたいこと>>>周りとの調和
だったのです。
そのくせ、
「俺は誰にも理解されないんだ。独りぼっちだ…」
なんて事を考えてた。

でも、自分のやりたいこと、進みたい方向性を曲げるのも、なんか違う気はしていた。

でもようやく、20年越しにその答えが出ました。
僕に足りなかったのは、伝える力、なんとか分かってもらおうとする意思が足りなかったのだと。

ちなみに、つい昨日気付きました。

やりたい事があるのなら。それを曲げたり迎合したりしたくないのなら。

1人にならずに、みんなでイライラ棒を作る事の素晴らしさを伝えたり、作り方のイメージが共有できるように図で説明したりして、
みんながワクワクするようなプレゼンをすれば、もしかしたら進んで協力してくれたかもしれない。
そうやって、自分の内と外を繋げる努力が必要だったんです。

どんな人の、どんな夢にも価値はあります。
ですが、それが独りよがりな自分の意思を押し通すだけのものだったり、
その良さが周りに伝わって無かったり、伝え方をミスってしまったら、"その夢"を求めてくれる人がいなくなる。

そして誰からも求められない夢は、例え叶ったとしても、虚しさだけを残して消えていくんです。

僕は是非、今自分がやりたい事があったり、何か成し遂げたい夢や希望を持っている人に見てもらいたい動画があります。



数が全てとは思いませんし、武井さんがメディアに露出し出した時代よりも、今は夢が叶いやすい土壌は出来てると思います。

ですが、どんなにいいものを作っても、どんなにいい思いを持っていても、
それを求めてくれる人がいなかったら虚しいというのは、多分時代が変われど変わらないもの。

だからこそ、夢を叶えるためには、自分の思いをちゃんと伝えること、人から応援される力を磨く事って、凄く大切だと思うんです。

そして僕はいつか、周りの人から応援されながら夢を叶えて、息子に
「父ちゃんの背中見とけよ。大人になっても夢は絶対叶えられるから。よっしゃ、叶ったぞ!」
って、胸を張って言える大人になっていきたいと思います。

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