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オモコロ杯2022が5月8日まで開催中!

オモコロというサイトの編集長をやっている原宿と申します。何の前触れもなくnoteを始めました。5月8日まで作品の応募を受け付けている「オモコロ杯の告知をnoteというプラットフォームの中でもやっといた方がいいぞ、と思い立ったからです。

この思い立ち、正解なのでしょうか。今、noteの書き方もよく分かっていないので、かなり不安です。あとすぐに正解だのなんだのと、確証や保険を欲しがる考え方も良くない。

間違えたっていいじゃないか!

「駄作はいつかの傑作の一部」という気持ちで、むしろどんどんやろう!

やりまくろう!

そんな心意気で皆さんに作品を送って欲しいイベント、それがオモコロ杯です。

オモコロ杯って?

オモコロが1年に1回ほどのペースで開催している、記事や漫画をインターネット上で広く募集する一般公募企画です。たぶん最初から数えてもう10年ぐらいやっていて、やっている間はあんまり気にしていなかったけど、結果から見ると、いつの間にか結構「すごい人」を輩出していることに自分でも驚く。


例えばnoteをやっている方は、目にしたことがあるかもしれない。「100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。」という与謝野さんの記事(3万スキ!ぐらいついている!?)は、実はオモコロ杯に送る目的で書かれた記事だったりとか……


2018年のオモコロ杯に突如として現れた黒づくめの怪人・雨穴。オモコロ記事をきっかけに誕生した書籍が30万部も売れていると聞いた時は「はい?」と思ったのだけれど、今度、映画化もされるらしい。黒づくめの仮面の男の本がヒット作になるって、荒廃した近未来SFの出来事っぽくて実にカッコいい。さては、今が荒廃した未来そのものだってこと?


そして、あんまり「オモコロ杯から世に!」とか言うと、ご本人のイメージにマイナスに作用するんじゃないかと思って怖くて言えないのだけれど、次から次へと素敵なファンタジー作品を世に送り出しているキューライスさんも、オモコロ杯に参加する前はTwitterのアカウントすら作っていなかった(お酒を飲みながら「作りましょう!」と言った記憶がある)。

この御三方はほんの一例で、本来ならオモコロ杯で取り上げたすべての作品をあれもすごい、これもすごいと取り上げるべきなのだけれど、あんまり言い過ぎると「他人の努力を自分の手柄かのように自慢しているやつ」のように見えそうなので控えめにしておく。 過去の受賞者の名前はオモコロ杯のサイトでチェックできるので是非!

オモコロ杯をなぜやるか

変なものや、初期衝動のままに作られたもの、インターネットの他に出しどころのないような表現物が、少しでも世の中に出るきっかけを作りたいということに尽きると思っている。

あとは「オモコロ」という、多少はインターネットを面白くすることに貢献してきたという自負のあるサイトが、たくさんのライターさんに参加していただくことで、できるだけ長く続いて欲しいという気持ち……いやでもどうなんだろ、終わる時はだらだら延命せずにスッパリ終わった方がいいのかもしれない。って、物悲しいことを言う場じゃないよなぁ~! ここはよ~!

自分自身がテキストを読むことからインターネットに入ったクチで、オモコロに載っているような、あまり頭を良くすることにつながらない「何なの?」という「記事」がもっと読みたいという気持ちでここまで運営してきているのだけれど、それこそすでにスキルのある人は個人的にnoteでマガジンを発行したり、漫画ならジャンプ+に送ったり、YouTuberを目指した方が経済合理性の面で有利だったりして、ますます世の中的にオモコロって何なの?という感じが強まってきている感じはする。こんなことを書いていて、応募者は増えますか?

ハードルは低い方がいい

ただまぁしかし、しかしだ。そうは言っても、人って何かしらの「きっかけ」とか「背中を押すもの」が無いと「書いてみっか」とは中々ならないもので、世の中にある超難関王道ルートの賞レースではない、「オモコロだぁ?」というぐっとハードルの低い賞レースがあった方が、「ここぐらいならワイでもいけそうだぞ」という人が増えて、結局はクリエイティブ全体の裾野が広がってみんなが嬉しいことになる、そんな漠然たるイメージがある。イメージ以外はない。

もちろん、オモコロに補足されることによってもっと大きい世界に見つかる人もいて、そこから一人でも多くの人がヒット作家や職業ライターになったりすれば、自分たちがプラスαで嬉しいのは間違いないのだけれど、そんな「メシ」のことよりはまず、「ここなら何を送ってもいいかもしれない」という場所があって、そこで今まで影も形も無かった「何じゃこりゃ」という作品が芽吹く、それがインターネットのレジリエンスを高めることに繋がる。※すいません、「レジリエンス」という言葉を最近知ったので、少し無理して使ってみました。


そんな賞レースがあっても大丈夫か?


大丈夫だ、問題ない。


1番いいのを頼む。

エルシャダイの話をし始めたら、もう駄目だ。とにかくそんな気持ちでオモコロ杯、やっています! 応募受け付けは5月8日(日)いっぱいまで!



【オモコロ杯2022 応募要項】

■応募条件 
記事を執筆したブログや個人サイトのURLで応募を受けつけます。ジャンルは問いません。テキスト、動画、マンガなんでもあり。投稿された記事は、審査員が厳選な審査を行い、本サイト上で発表いたします。投稿した記事は結果発表まで削除しないようお願いいたします。それまでに削除された記事については審査対象外とさせていただきます。

■ 募集期間
2022年 5月8日(日) 

■結果発表
2022年5月下旬

■賞品
最優秀作品には Amazon ギフト券10万円分を贈呈します。

■ 応募方法
記事は自分のブログ(noteなど)/webサイトにアップして、エントリーフォームよりお送りください。 エントリーは一人一本までとさせていただきます。 複数作品をお送りの場合は、最後に送られた作品のみ審査対象とさせて頂きます。






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