アケコン自作をこれからやってみようって人に向けたもの④
配線のケーブルの話
ケーブル自作する人向け。配線なんて適当に好きな線選んでればいいだろって思いたくなるんだけど、少しだけ。
ビニール線のサイズ
あんまり細いとファストン端子から抜けやすくなる。太くするとQIコネクタなどに入らなくなる。
色
出来るだけカラフルにしておこう。全然分からなくなる。
絶縁テープ
基本的には普通のビニールテープ。黒いやつだったり色は色々。ビニール線つなぐのに使ったりも出来る。
熱収縮チューブ
Brookのケーブルセットはファストン端子にビニールのカバーが付いてるんだけど、110型のファストン端子買ったら付いてこない場合も多い。そういう時に使えるのが熱収縮チューブ。そのまま温めると小さくなってフィットするような感じ。エヴァのプラグスーツみたいな要領だ。ドライヤーとかヒートガンで収縮させる。
配線に必要な工具
これも自分で配線する人向けの話。
ワイヤーストリッパ
ビニール線の被膜を綺麗に剥くためのもの。使用するビニール線に適したものを買おう。電工ペンチにも同じ機能が付いてたりするけど専用のものが使いやすい。
電工ペンチ
ファストン端子をケーブルにつなぐ際に必須工具。圧着工具ですね。通常のペンチでは駄目です。ケーブル抜けます。
ハンダゴテ
ファストン端子の圧着ミスった際の最終手段。ファストン端子とケーブルの線をハンダで止めて固定しちゃう。基板とケーブル、もしくは基板とピンヘッダを付けたりしない限りは無くてもいい。
設計
失敗したくないのであれば必須。
CADソフト
自分はRootProFreeを使っていました。丸を好きな位置に配置して、ボタン位置と箱のサイズ的に問題が無いのかを確かめます。ボタンサイズ自体は24mmだったり30mmだったりするけどボタンが落下しないようにボタンにフチがあるのでその分のサイズを考慮したボタン配置で設計しよう。レバーはサイズ表が転がっているのでそれを見てネジ穴と裏側配線とボタンが干渉しないように注意しよう。ボタンの中心位置を描くのを忘れずに。基板の大まかな位置も決めておこう。Brookのケーブルならケーブルの長さに注意。
プリントアウト
自分は等倍でpdfに変換してセブンイレブンで印刷してケースに貼り付けてからピンバイスでボタンの中心に穴開け。それからホールソーで穴を開けてた。
穴あけ
必要なのはこういう穴という話。必要なサイズのピンバイスとホールソーがあるといいと思います。
上下左右ボタン
レバーレスなら上下左右ボタン。
レバー用の穴
レバー自体を出すための穴と基盤固定用のネジ穴。
攻撃ボタン
24mmか30mm好きなサイズの穴を好きな数。
オプション関連
別にアケコン用のボタンを使う必要はない。110型ファストン端子がささるボタンであればなんでも使える。めったに押さないボタンなどは逆に押しにくい小さいボタンにすればいい場合もあります。安かったりするし。ただし、穴のサイズに24mmじゃないです。念のためデジタルノギスでサイズ計ってから穴を開けましょう。
USBケーブルを出す穴
そのまま出すか、レセプタクルコネクタなどを経由するのか分かりませんが何か穴がないとPCやPS5につなげません。
以上
⑤に続く。⑤で終わり。
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