ポップになりたい

もっとポップな人間になりたいなぁーと日々思う。
最近の私にはポップさが足りていない。
ここでいうポップさとは、明るさに似て、社交的にも若干似て、だけど友達が多いとかそういうことではなくて、なんかもっと根本的に、思いつくこととか口から出る言葉がなんかこう上向きにはじけていること。定義なんてない。ないけど今私がなりたい人間像を表すなら「ポップな人」。
多分私と同じ「ポップになりたい願望」を抱えている人は一定数いると思う。なんとなくそう信じている。同士の方々には「じめっとしてない」という言い方が一番伝わりやすいんじゃなかろうか。
私は自分が湿っているように感じている。

好きあらば「生きる意味とは」「愛とは」などと考えている。自分哲学みたいなものを作り出してしまう。考えるのは止められないしもういいんだけど、限られた脳の容量はそんな哲学的な何かで埋め尽くされていって、どうも脳内の湿度が高い。どこまでも内向きな思考が行き着く先は、湿ったトンネルのようなイメージで、もっとお日様を浴びたいのだ…。

コロナで友達と会っていない弊害が、一人で過ごす時間が急増してから一年経って、出始めているのかな、とも思う。
自分が物心ついた時からこんな感じなのはわかっている。もうそれはいい受け入れた。だけど、友達と話すと、いやそんな小難しいことなんもいらないわ！私って単純で明るくて楽しい人間だったわー！となる。で、一人になったらまた「人間はなぜ…」とかって暗いトンネルに入っていくのだけど、今その期間が長すぎるのかもしれない。

ごちゃごちゃ言ってるけど、友達と話して明るいところに行きたい。人と関わりたいだけかもしれない。
考えるのやめてポップに生きたいなぁー無理なのかなぁ。
友達と喋って食べて、彼氏と喋って食べて、家族と喋って食べて、あとは一人で運動して、会社で仕事して、楽しいことだけ考えていたい。

それってポップじゃなくて怠け者かな。

それともポップな人間なんていないのかな。ポップに振る舞っているかどうかなのかな。

だとしたら私は、自分の湿気を剥き出しにして、ポップで装飾するのをサボっているだけ？

ポップをサボっているのかな

とか考えずに、楽しいことだけ喋っていたいけど、友達と何を話すのかさえわからない。今ここに書いたこと全部話しちゃいそう。私の脳内の話をしても、どこにも行きつかないのにさぁ。

とにかく大好きな友達に会えば解決するからさ、会いたいな。それでもポップになれなくても、もういいやって思えたりするし。

来週は小難しいこと考えずに過ごしてみようかな。目指せポップ。