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ホワイトアクション リビジョニズムとは真反対のベクトル

 森会長の発言めぐって抗議のホワイトアクションが拡がりました。今日、会長辞任の会見が開かれましたが、次の会長をめぐって新たな問題が惹起され、今日の衆議院予算委員会でも議論となりました。



 私たちは、感染が収まるなら東京オリパラが他の要因で断念されることがない事を望んでいます。


他方、海外在住の邦人からも

 「一人辞めても、また似たような思想の「お友だち」がいくらでも次から次へと出て来る。時が数十年ずっと止まったまま…この流れを根本から断ち切らないといっこうに前へ進めません…」

(さかいとしゆきさん)

などと
と海外在住の邦人からも強い危機感が示されています。

………

日本国内にいると意識せずに済むかもしれませんがリビジョニズムという言葉を思い起こしてほしいと私は、考えています。

「日本は特殊だ。日本は恐ろしい。日本は何をするかわからない。」

敗戦国日本は、この冷ややかな視線にさらされてきました。

 死文化したといえ国連憲章には、敵国条項があり、この「敵国」が戦争により確定した事項を無効にしようとするなら、武力による制裁が例外的に認められるとの規定さえ準備されています。
 戦後日本の先達は、これらを跳ね返すべく自由と人権、平和主義の基礎を築き世界における日本の地位を不動のものとしてきました。
 日本は、世界の中で特殊な国などではない。自由と人権を尊ぶ平和国家である事を戦後復興の繁栄と世界への貢献の実践の中で示してきたのでした。
 そこには血の滲むような不断の努力と人類共通の普遍的な価値を追及する真摯な姿勢がありました。
 私たちは一部の人の差別の言動により、これらの歴史的な歩みまで否定されてはならないと考えています。
 オリンピックは、人類の自由と人権、平和への祈りが結晶したかのようなスポーツの祭典です。
 その開催国の責任者に求められるものは、高い倫理性と人権尊重擁護の姿勢です。




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