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QuadCortex CorOS1.3 新機能の紹介(公式サイトの和訳

公式サイト→https://neuraldsp.com/news/coros-1-3-0-is-now-availalable

CorOS 1.3.0 UPDATE
CorOS1.3がリリースされました。
ダウンロードには本体から
Settings > Device Options > Device Updates
を選択してください。

更新のために本体をWi-Fiに接続する事が必要です。
またアップデートの前にプリセットのバックアップを行う事を強く推奨します。

CorOS1.3はこれまででもっとも誇るべきアップデートとなっています。
多くの方から熱望されていたルーパー、多くの新しく確信的なヴァーチャルデバイス、LEDコントロール、スクリーン&ボリュームロック、レーンアウトプットミュート/ソロボタンなどの多くのアップデートを含みます。Windowsオーディオドライバーもアップデートされました。

今回基本的なコア機能、特にシーンパラメータチェンジに関しても変更があります。それ故に、特に変更されたセクションについて以下のチェンジログを注意深く読む必要があります。

CorOS1.3をお楽しみください。

追加要素

ルーパー

・4分44秒間の録音時間
・ルーパーブロックはグリッドのどこにでも配置出来ます。Grid-based LooperとI/O Looperを切り替えるにはルーティングモードで設定を変えてください
・ルーパーはPreset/Scene/Stompモードのいずれでも使用可能です
・アクティブなループは、変更された先にもLoopブロックがあればプリセットを変更しても流れ続けます
・フットスイッチでルーパーをコントロールするにはPerformモードで、ルーパーのセッティングを変えるにはParamsモードで行ってください。タッチスクリーンはいつでも有効です。
・フットスイッチで録音する時には、トグルモードとモーメンタリーモードを切り替えられます
・Quad Cortex内部のテンポや外部からのMIDIクロックに従ってクオンタイズを掛ける事が出来ます
・スレッショルド機能を使う事で、録音開始のタイミングを発音のタイミングとする事が出来ます。MIDIクロックをじゅしんしている間はスレッショルド機能を使う事は出来ません。
・CCメッセージによってルーパーの様々な機能をコントロールすることが出来ます

ルーパーのコントロール

・Duplicate(本来録音したモノを任意の回数繰り返す事で、ループの長さを伸ばせます)
・Re-Loop(Duplicateがアクティブな時、ループの長さをトリム出来ます)
・One Shot(ループを1周だけ再生します)
・Half Speed(録音されたループを半分の速さで再生します)
・Punch In(録音されたオーディオに上書き録音します)
・Overdub(録音に重ねて録音します)
・Play/Stop
・Reverse(ループを逆再生します)
・Undo(最後の捜査を取り消します)

フリーズ

フリーズエフェクトがDeviceメニュー内のMorphカテゴリに追加されました

Clipboard

あるブロックのパラメータエディタを開き、Contexualメニューをタップし、CopyDeviceをタップする事でそのブロックがコピーされます。コピーされたブロックはグリッド上をタップし、Clipboardボタンの中のPeste Deviceを選択する事でペーストする事が出来ます。
あるいは、Parameter Editorを開き、Contexualメニューの安価からPasteを選ぶ事も出来ます。
コピー&ペーストはプリセット間で使用可能です。

Amplifiers

以下のアンプモデルが追加されました

  • Brit UBL Lead (Marshall® Silver Jubilee®)

  • Brit UBL Lead Clip (Marshall® Silver Jubilee®)

  • UK C15 Boost (Vox® AC15®)

  • UK C15 Normal (Vox® AC15®)

  • US Prince (Fender® Blackface Princeton Reverb®)

  • US Tweed Basslad Bright (Fender® Bassman® Tweed)

  • US Tweed Basslad Bright Jumped (Fender® Bassman® Tweed)

  • US Tweed Basslad Normal (Fender® Bassman® Tweed)

  • US Tweed Basslad Normal Jumped (Fender® Bassman® Tweed)

Delay

以下のディレイが追加されました

  • Analog Delay

  • Analog Delay (Mono)

  • Slapback Delay

  • Slapback Delay (Mono)


Modulation

以下のモジュレーションが追加されました

  • Chief CE2W Chorus (BOSS® CE-2W®)

  • Chief CE2W (Mono) (BOSS® CE-2W®)

  • Chorus 229T (TC Electronic® TC-2290®)

  • Chorus Engine

  • Dream Chorus (TC Electronic® Dreamscape®)

  • Dream Chorus (Mono) (TC Electronic® Dreamscape®)

  • Flanger Engine

  • MX Flanger (MXR® Flanger M117R®)


Cabs

以下のキャビネットが追加されました

  • 110 US PRN C10R (Fender® Princeton® with Jensen® C10R drivers)

  • 112 UK C15 Blue (Vox® AC15®  with Celestion® Alnico Blue drivers)

  • 410 US Basslad PR10 (Fender® Bassman® Tweed with Jensen® P10R drivers)

New Factory Presets

これらの変更点を踏まえて新しいプリセットが追加されました。
これらのプリセットが追加される事で、既存のプリセットの幾つかは削除されるか、もしくは新しいスロットに移動される事になりました。

  • 6D 4 In 1 has been removed and replaced with the new Captain Morgue.

  • 4B Dano Sol has moved to 22F, removing Slow Sol. New Bogna Vishu Clean added to 4B.

  • 4D Dual Trverb has moved to 22G, removing California Ch3. New Captain 50 added to 4D.

  • 5A Egyptian Dream has moved to 22A, removing Clean Your Toilet. New Brit UBL Lead added to 5A.

5H Cinematic Shimmer has been updated. Row 2’s Reverb has been changed to Shimmer.

  • 6E Wet Dry Wet has moved to 22B, removing Crunchy Yet Gainy. New Looper X added to 6E.

  • 6F Bright Brit has moved to 22C, removing Shooting Star. New Freeze Me added to 6F.

Screen and Volume Lock

パワーボタンを押す事でタッチスクリーンとマスタボリュームノブをロックするオプションが追加されました。
ロックされている間はスクリーン右上にロックインジケータが表示されます。
ロックを解除するにはパワーボタンを長押ししてください。
ロック中にマスタボリュームノブを回したとしても、ツマミを最初に回してロックした時に設定した値に達するまでは音量は変化しません。

USB Playback Options

Quad Cortexをオーディオインターフェースとして使用している時に、ヘッドフォンでならす音をUSB 1/2かUSB3/4、もしくはその両方を選択する事が出来る様になりました。

Tap Tempo LED Control

Tap Tempoスクリーン上でタップテンポのLEDの点灯/消灯を切り替えられるようになりました

LED Brightness Control

LEDの明るさを変えられる用になりました。
明るさを変えるにはSettings > Device Options > Brightnessで変えてください。

Double-tap to Bypass

グリッド上のブロックをダブルタップする事で簡単にブロックをバイパスする事が出来るようになりました

Mute and Solo

アウトプットレーンにMute and Soloボタンが追加されました。
これらのコントロールはシーン自体、もしくはエクスプレッションペダルにアサインする事が出来ます。
Mute and Soloがオンの場合、カラーストリップがアウトプットブロックに表示されます。

Paired Outputs

I/O Settings内で設定する事でOutput 1&2、もしくはOutput 3&4をステレオペアリングする事が出来るようになりました。
ふたつのフェーダーを長押しする事でペアリング出来ます。
これらの設定は自動的に保存されます。
ミュートスイッチもOut1〜4に追加されました(I/O Setting内で変更可能)

Tuner

チューナーにセント表示を追加しました。
チューナーはアウトプットで音をミュートしなくなりましたが、その代わりにインプット段でミュートする事になりました。
チューナーはInput 1とInput 2の入力を同時にミュートします。
これにより、チューナー利用中もUSB経由の音とルーパーの音が再生出来るようになりました。

Other Features

これらのアップデートは、OSをアップデートしQuad Cortexを再起動した時に有効となります。
Parameterエディタ内の一部のパラメータタイトルの横に情報ボタンが表示され、詳細情報を含むポップアップが表示されます。。
モジュレーションエフェクトにSyncパラメータが追加された事で、Quad Cortex上のテンポ情報にモジュレーションエフェクトを同期させる事が出来る様になりました。
LEDの色がディプレイ上の色とよりマッチングされるように調整されました。
Splitter / Mixerシェイプショートカットの2つが削除されました。シーンモードではその代わりにシーンナビゲーションメニューが表示されます。

変更点

Neural Captureのパフォーマンスが向上しより多くのキャプチャを使えるようになりました。
Windowsドライバがアップデートされ、Output 1/2,Output 3/4をプレイバックに使えるようになりました。また幾つかの問題を解決しました。
シーンパラメータの位置を修正しました。
Gig ModeでアクティなSceneが見えるようになりました。
Sceneにバイパスが設定されている時、Sceneアイコンがパラメータエディタのパワーアイコンに表示されるようになりました。。。
UIクラッシュが起きた時に新たなエラーメッセージが出るようになりました。
タイムアウトエラーが起きた時に新たなエラーメッセージが出るようになりました。
Row 1-2からRow3-4にドラッグした時に複製されなくなりました。この機能はクリップボード機能に変わりました
他にも幾つかの細かい変更があります。

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