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ハイスクールマンザイ2021

おい何ヶ月ぶりなよ。っていう声はあまり気にせず進めていきます。すみませんでした。今回は僕たちはらだまだが高校生のうちで1番の目標としている、「ハイスクールマンザイ」という大会について書いていこうと思います。ちなみに昔も一回書こうとしてたみたいですね。こんな下書きが残っていました。


具体的には去年の大会についてどうだったか、裏話、など思い出しながらにはなりますがお話できたらと思っています。


まずハイマンってなんやねん

いやこっからかい!って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一応説明しておきます。
ハイスクールマンザイというのは吉本興業が主催している高校生の漫才日本一を決める大会です。参加資格はいわゆる高校と呼ばれるところに所属していれば誰でもOK。優勝した場合、お笑い奨学金として50万円、吉本の養成学校NSCへの入会金+授業料(40万円)全額免除吉本タレントとして活躍する権利などこれでもかというくらいの特典が待っているわけです。去年までは新型コロナウイルスの影響でリモート開催となっていたのですが、本来は準決勝がスポンサーである全国のイオンモールで行われ、決勝はなんと、笑いの殿堂NGKで行われるんです。高校生でこの舞台に立てるって本当にすごいことなんです。他にも詳しいことが知りたい方はハイスクールマンザイで検索してみてください。

ここまで読んでみて、今までハイマンのことを何一つ知らなかった方は「いや高校生ばっかやろ?余裕やん!」と思ったかもしれません。そう簡単ではないんですね。高校生といえど、やはりこれは本場関西に多いのですがめちゃくちゃおもろい高校生というのはざらにいます。一度今年の決勝戦を見てみてください。もしそれをみて「こんなん余裕で作れるやろ」と思ったあなた。はっきり言って天才です。僕と今すぐコンビを組みましょう!というのは冗談で、おそらく大多数の方が無理だと思います。

そんなハイマンの厳しさなども含めて、お話ししていきます。

予選(1回戦)

いちおう実質の1回戦です。でもここを勝ち抜けば準決勝なので1回戦っていうのも違和感ありますね。ここは2分以内の動画を送るだけです。全国で例年500〜600組が応募しているみたいです。昨年は準決勝進出者(厳密には準決勝ではないのですが、気になる方は調べてください)は全国で41組でした。このタイミングでだいぶ厳しいですよね。ちなみに去年は6月からエントリーが開始されて8月までだったはずが、10月までエントリーが延長されたんだったと思います。(毎月応募チャンスがあります)はらだまだはどうだったんでしょうか。振り返ってみます。

1.7月予選

僕たちは7月からの参戦です。6月はエントリー期間が10日くらいしかなかったのでエントリーできませんでした。
序盤はリモート漫才(2020,2021はコロナの影響でリモート)という形式に手間取ったのもあり、なかなか漫才らしい漫才ができなかった記憶があります。
この月は「季節」というネタと「宇宙人」というネタの2本を送りました。それぞれ解説していきます。
まず「季節」。たぶんお客さんどころか共演者の方も見たことないネタだと思います。当たり前です。ここだけでしかかけていないネタです。知るはずがありません。知っていたらむしろ怖いです。確かはまだが存在しない季節について必死にプレゼンするネタだった気がします。しかもこのネタ、zoomやMicrosoft teamsなどを使用するのではなく、僕の相方はまだが1人で間を空けて撮った動画の音声を聴きながら僕がその間にぴったり当てはまるようにツッコミを入れた動画を撮り、その二つを合成する。ややこしいですね。要するにそれぞれが相方のセリフの部分は間を空けて1人で動画を撮り、それを合成したということです。もちろんうまくいくはずもなく、その時の動画はありますが無茶苦茶です。あと、僕たちには珍しく台本を作ったネタなので(僕らのネタ作りについては以前のnote参照)よりおもしろくなくなっています。しかも珍しくしゃべくりです。おそらくライブでやったらスベります。だからしていません。これはおそらく永遠に封印すると思います。どんなネタかはご想像にお任せします。
次に「宇宙人」ですが、こちらもあまり知ってる方はいらっしゃらない気がします。これはまだ全然やっていない、というわけではないのですがおそらく皆さんが見れるようなYouTubeや Twitterなどには上がっていないと思います。記憶が曖昧で申し訳ないのですが、確か「∞お笑いグランプリ」の予選でかけたネタです。間違えてたらごめんなさい。と言っても間違っててもばれへんのか。これはそのままです。宇宙人が来たらどうなるか、それだけです。
長くなりました。要するに7月予選でこの2本を出したのですが、まずリモートという環境に全く対応できていなくて、画質は悪いわ、音は途切れてるわ、謎の間がめちゃくちゃあるわで散々でした。「宇宙人」はteamsを使った気がするのですが、散々でした。この反省を8月に活かせたんでしょうか。

2.8月予選

8月予選です。この時からzoomを使いました。zoomでもう一度きちんと「宇宙人」を撮影しました。あとから気づいたのですが、このネタはそもそも動きが多いネタなのでリモートには向いていなかったんですね。ここでもリモートに対応しきれずでした。
他には「曲名当てクイズ」というネタもかけました。おそらく僕たちが初舞台から延々とお世話になり続けているネタです。ですがこのネタにも問題はありました。著作権です。実際に影響したかは定かではありませんが、少なからず影響はあったのでは?と勝手に思っています。というのもこのネタを著作権に配慮して作り変えたネタで9月に通過するんですね。ただ8月の敗退には他にも原因があることは明白なのですが、それはあとで述べようと思います。
最後によくわからないネタを送りました。リモートを活用したかったんだと思いますが、適当に作ったのもあり無茶苦茶でした。しかも2分という短い時間にもかかわらず20秒以上も余らせるという暴挙。これについてはもう触れません。今後も一生やりません。
そして8月予選は先ほども述べた通り、大きな敗因がひとつあります。7月ははまだの家の一階と二階で撮ったので声をいつも通り張って撮っていたのですが、8月は僕の家のパソコンでzoomを使うということでお互いの家での撮影でした。それゆえにお互い「ネタ合わせ」という雰囲気ではなく、めちゃくちゃだらだらとした、ぼそぼそと喋っている、見苦しい漫才になってしまっていました。今見直したら絶対あかんやろ!と思うような漫才です。ほんとに恥ずかしいです。このあと9月予選ではここまでのだめだったところを全て改善して臨みました。やっと通過です。お付き合いください。

3.9月予選

9月です。学校も始まりました。8月終盤にエントリー期間が10月まで延長されたのですが、9月で通りたかったですね。通れたのでよかったのですが。10月予選は10日間しかないというのも嫌でした。本当に9月で通っておいてよかったです。9月にどうして通過できたのか。本当に理由は単純明快です。説明します。
まず、ネタ合わせの緊張感を保つためにお互い漫才衣装に着替えました。そして僕は声の張れる別室に移動しました。その当時1,2番を争う自信ネタであった「曲名当てクイズ」を著作権に配慮して作り変え、ラグによる間も極力なくしました。この時のネタは今でもそこそこ完璧だったのでは?と思います。今見てもそこまでいうことはありません。あとすみません。今見直したらはまだは部屋着でした。ごめんなさい。まぁ通ったのでいいです。そうです。やっと準決勝進出です。ここから準決勝編になります。まだまだ続きます。

4.決勝進出者発表会

え?準決勝じゃないん?はい。厳密には違います。リモートということもあり、準決勝会場で機材トラブルが起きては大変なので予選通過者は事前に準決勝用のネタを撮影して事務局に送ります。それを事前に審査してイオンモールで全組のネタを流し、事前に審査されていた決勝進出者を発表する、という形のイベントでした。いちおう僕たちの漫才もイオンモール高の原というところで流れました。リモートではありますが銀シャリさんともお話しさせていただきました。ネタは予選通過ネタとほとんど変えていません。変わったのははまだの衣装だけだと思います。たぶん。リモートではあれが1番最良のネタでした。
結果。準決勝敗退です。まぁそりゃそうです。そんなに高校生だけと言っても決勝のレベルは低くありません。妥当な結果だと思ったのでそこまで絶望したりとかはありませんでした。その時に通過したレイジークラフトにシンプルにおめでとうと言いました。一年生というのもあり、また来年!とすぐに思えました。まぁそんな覚悟だったのもだめだったのかなと今となっては思います。ちなみに、イオンまで見に行ってくださった方はわかると思うのですが、はまだがレスリング部に入った理由は決して人をぶち殺したくなったからではありませんのでご安心ください。

5.決勝とのレベルの違い

決勝についても少しだけ書こうと思います。去年の決勝には高校生芸人界でも特に実力者と言われるコンビが集結していてとてもレベルが高かったです。僕なんてもうとても足元にも及びません。技術、ネタ、すべて僕たちを上回っていました。このレベルに今年達することができるかと言われると何とも言えないです。でも頑張ります。


ハイマン2022に向けて

現在ハイマン2022予選が始まっています。僕たちはコロナの影響でネタが撮れなかった影響などもあり、まだ予選突破には至っていません。ですが、準決勝までは必ず、決勝も必ず進出したいと考えています。めっちゃ頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。

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