18才

Seventeenという曲を書き進めている。
毎年恒例となってきた年齢ソングだが、今年は1番時間がかかっている。

夢や希望が存分に溢れていたFifteen。

色々な理不尽に押しつぶされそうな行くあてのない怒りを込めて作ったSixteen。

そして、Seventeen。

17。その数字から動けなくなっていた。

自分が17才になれば。
想像で浮かんできたのは充実した毎日だった。

今でもそうだ。
うまくいかない事の中で少しの幸福に生かされている。

運を掴む事も立派な才能であり、運は絶対に順番にまわってくる。ただ、じっと順番待ちをしている人にその順番は簡単に回ってこない。
当たり前のことを当たり前に。そして貪欲に挑んだものこそ、運は順番に回ってくるのだ。

そんな中でも、やっぱり未来に希望を抱いてしまう。

どれだけクソだと思っても、やっぱりまだ期待を捨てたくはない。

つくづく懲りないやつだと思う。

次こそは、次こそは、と思いながら10年も芸能界を続けてきたのだから。

今まで、子役、ミュージカル女優、モデル、アイドル、とやってきたけど、

歌手。ここをゴールにしたいし誇りに思ってる。

それに、もう他のものに手を出す勇気も残っていない。

将来のことを考えることが増えた。
お金が無くても、職がなくても、なんとか生きていけることを知った。

日に日に、まだいける?まだいける。
と自分に問いかけながら進んでいる。

ゴールはないよ。この道には。
自分が、ここがゴールだと言えばそこがゴールになる世界だ。


かなり達観してると自負しているが、まだ18歳か。と思う自分と、もう18なん!?って思う自分がいる。

大切な人も増えた。
大切な人に、「最近結構バカだって知ったよ」と言われて嬉しかった。

大人っぽいと強がりは紙一重であって、人からバカにされないために大人でいようと思っている。

自分の人生にタイトルもコメントもつけられたくない。

18歳になると深夜も活動していいので、こういうのを高まった深夜にベラベラとインスタライブとかで喋ってしまいそうで困るな。その時は止めてください。

音楽ともう1回真剣に向き合った1年だった。

自分で書いた歌詞に、頭を悩ませ続けていた。

だが、音楽は君にとって何かという歌詞は、答えを出すために書いたわけじゃない。

立ち止まった後に、その先を見るために書いたものである。


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