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『LOVE ME DOLL』最終稽古を終えて

最初の顔合わせ&読み合わせの日、私は仕事でほんの少ししか居られなかったのですが、そのほんの30分で「これは大変だ…」と覚悟したのを覚えています。



伝統芸能である『能』や『歌舞伎』ではとてもゆっくりとした口調で言葉が話されています。でも昔の人たちはそれが普通だった。

それから数百年経った今ではその何倍ものスピードで人が会話をするようになりました。

ではこれから100年…1000年経つとどうなる?

きっと物凄いスピードで会話が行われるのではないか?
『というわけで、お芝居はいいから大きな声で出来るだけ早くセリフを読んでみましょう』

先生はこう指示され、私は大きな声でとことん噛み倒しました。笑


スピード感、そして初めての"正面芝居"。
自分の中での課題は沢山ありましたが、みるみるうちにこの『LOVE ME DOLL』の世界観に引き込まれていきました。

家に帰ってもずっと毎日頭の中で劇中の曲が流れていて、お芝居を思い出して涙を流したり、毎日本当に『LOVE ME DOLL』一色でした。

クリスのことも沢山考えました。
舞台が終わったらゆっくり語らせてください。

私はクリスのことが好きではないけど、しっかり理解して受け止めたつもりです。
そんな彼を明日、シアターブラッツに連れていきます。


とてもわくわくしてこんな時間になってしまいました。笑

5公演、全力を出し切ります。


初日は満席ということで、、ありがとうございます。

他の日も満席にしたいです。
ご予約お待ちしております。

では、劇場でお会いしましょう。

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