老子の言葉「為さずして為す」には、為すことが必要。
チャレンジの年にするとか言っていた自分がいる。
チャレンジを挑戦という意味で捉えたなら、戦いに挑むわけで、そんなことしたくないという自分がいる。
一方で、仕掛けるという意味がチャレンジにあるそうで、なるほどこれなら分かる気がした。
戦いに限らず、優劣をつけるには、戦わずして勝つことが理想なのだ。
実力で戦うのは、最後の最後にすることで、でも実際は戦うフリをしてトドメを刺せばいいのだ。
実力行使せずに、勝たなければ、双方に犠牲が出る。人に対して心身の傷をつけたりするのは、下のやり方。ましてやどのような理由があるとしても、叩きのめしてしまうのは下の下だ。
お互いに心身の犠牲をもたらさず、それに勝つには仕掛けが必要で、それは巧妙にすることだ。相手が気分良い状態のままに、勝ったなと思わせながら、実はこちらが勝っていたのが、上の上の戦いかたなのである。
仕掛けをする年にしたいと言い換えておくとする。
#老子 #エッセイ #生き方 #仕事
読んでいただいてありがとうございます。 サポートいただけるとほんとうに嬉しいです。 記事作りの役に立てたいと思います。