文化のサンドイッチ

10代のころから海外留学をし、前を見ると西洋人、右を見ると中国人、左を見ると韓国人、後ろを見るとインド人なんていう光景は当たり前の生活をしてきました。言ってみたら、羊の皮をかぶった狼少年ですかね。

日本に帰国して、日経企業に就職をしてはみたものの、日本人の当たり前が良く理解できず?!若かったのもあると思いますが、みんな同じ歩幅で歩まなければ、変な人?と見られる環境に耐えられなかったのかな。日経企業では、不思議なことばかり言うから?不思議ちゃんなんて言うニックネームまでつけられたこともあります。本人は、不思議な発言しているつもりは全くない。それでも、皆さんには、とても親切にいろいろとご指導いただき、お陰様で、ビジネス日本語も学び、少し成長した狼少年でした。今思えば、とても恵まれた環境で仕事をしていたように思います。でも、なんとなく違和感があり、その違和感がぬぐえず、結局、外資系に転職してみました。

え~!?ここでも、やっぱり文化に悩まされている?(笑)というより、考えされられます。 毎日、日本人と、他国との板挟み~。それに、同じ日本人とは思えないほど自己主張の強い日本人がたくさんいて、少し戸惑いました。(笑)一番びっくりしたのが、お客さんにも、結構、上から目線。低調にお断りいたします。なんていう言葉が日本語にはあるように、低調にどころか、お客様にも上から目線。(笑)確かに、英語文化だと、尻込みしたら負け!みたいなところがあるけど、ここは日本でしょ?!と疑いたくなるくらいでした。それがクレームになっても、海外に居るボスは、日本語が分からないから、なぜそうなっているのか理解できないし、通じない。(笑)なので、日本のお客様は、変だよね?!ってことにもなりかねない。私が不思議ちゃんと呼ばれていたころが懐かしく感じるくらい、不思議なことが起きている。(笑)きっと、私のことを不思議ちゃんと読んだ人は、こんな気分だったんだろうな~?!なんて、振り返ってみて、遅ればせながら、理解できた。

この不思議なクレームは、日本人なら?!日経の企業なら、問題にもならないことが、問題視されて、その対処に追われている。

いや~。そのクレームを見ていると、羊の皮を被った狼少年的な私には、どちらも理解できる。きっと、それが理解できるようになったのも、日本の企業で教え込まれた日本のサービス精神であろうと思うと、大変ありがたく、頭が下がるばかりでした。

その経験のお陰で、羊の皮を被った狼少年も、文化のサンドイッチの中でも、うまく生きるすべを学んでいるのかも?!いや、でも、これは、同じ日本人同士の話だから、文化のサンドイッチではないはず?!(笑)おにぎりの中に、鮭と昆布が一緒に入ってしまったってことなのかな (。´・ω・)? なぞだ。確かに、最近、おにぎりの中に、2種類とか3種類の具材がはいったものも販売している。これが、その答え?

そう言われてみれば、食も文化だからね (〃艸〃)ムフッ



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